元日に発生した地震にて被害を被った方にお見舞い申し上げます。
donguriは、東北新幹線で大宮に向かっている途中でしたが、八ヶ岳の家に1時間遅れて到着という最小限の影響しか受けませんでした。その夜は飛行場での大事故ですか。なんという年明けでしょう!
さて幸運にもおだやかな新年が迎えられたdonguri部屋の音響、吸音主体から拡散主体に随時変更中ですが、最近、理論が明解で効果予想周波数も計算ででるQRD diffusorが良いのではと、いくらか情報収集してみました。
YouTubeのAcousitcFields.comの解説はQRD理論のみならず、部屋の音響を考える基本について勉強になりました。しぶいおじいさんが黒板つかって解説というのが好きです。またQRDパネルの設計ソフト「QRduce」もただで使えることが分かりました。この手のソフトとしては、分かりやすい方じゃないでしょうか。このソフトを使うと市販のQRD diffusorがどんな性能が期待できるかも推定できますし、思った特性のパネルの自作(2Dタイプも含め)も可能かと思われました。でも、木屑の発生するDIY、特に丸のこは原則外でやるというdonguri邸の掟があり、寒い冬場は活動できません。今回は春までまてず、年末にオークションにでていた中古のQRD diffusor(高さ120cm 幅60cm奥行き10cmのもの)を2枚仕入れてしまいました。年明け、正面の壁側に設置、これまで左右のスピーカーの後ろに配置していた自作のなんちゃって拡散板はセンタースピーカーの真後ろの部分に並べてました。
これで正面壁側の吸音は左・右・天井のコーナーのバストラップだけとなり、たんすのゲンの吸音スポンジを撤去、1次反射が問題となる部分は拡散系パネルのみとなりました。左右の縦長窓はパネルで完全に覆いたくなかったので、若干もとの壁の平面が残る状態で妥協しました。
QRD diffusorの効果としては、予想どおり奥行き感が増し、高域がより滑らかに聴こえるようになり、投資が報われて良かったとほっとしております。中央のなんちゃって拡散パネルもQRDに置換したいですね。
天井側の吸音パネルも拡散系に変えたいと思っているのですが、QRDスカイラインはどうしても形がすきになれないし、なるべく軽いものでということで、この冬はとりあえずKRYNA拡散材Aztecaを1列目のみに貼り付けてみました。
こちらの効果はよくわかりませんでしたね。これはピラミッドのオブジェが並び、donguri的には見た目が面白いので良い拡散素材が思いつくまでそのままとします。
今後天井の拡散系の配置が課題として残っていますが、どんどん部屋がにぎやかになっていくので、スピーカーの1次反射が問題になるポイント以外はパイン材の平面そのままでもいいかな。
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