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りゅう邸①(ちょっとだけモモンガ邸) – オーディオ西方見聞録2024 最終日

日記・雑記
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さぬきの硬派宅への再訪を実施し、その変化をたっぷりと味合わった後はぐっすりと寝ることが出来ました。ホテルで実施したMt.T2との反省会でも、叱られることもなかったので一安心です。「一言多い」と言われるのはいつものことですが、久しぶりの対面でしたので、「また余計なことを言ってしまわないように」と気にはしていました。きっとKin-yaさんも、「お代官発言しないようにと」気遣いされていたんだろうなと思います。

翌朝はさわやかな目覚めでした。最終日の前半は、初対面、初訪問のりゅう邸です。しかも、初対面のfukuさんも参加されるオフ会ですので緊張しますね。早めに支度をして、ホテルのロビーでMt.T2と待ち合わせ、朝食のために迎えに来てくれるモモンガさんを待ちました。ほどなく3人は合流して、モモンガさん推薦のうどん屋さんに向かいます。このお店では、自分で湯がいてうどんを器に入れて、つゆも自分ですくって入れる方式でした。そして、好きな具を選んで上から載せます。こんなお店もあるんだと、初体験を楽しみました。気のせいか、自分で作るから美味しさが増すようにも思え、旅の思い出としてGoodです。完全セルフサービスですから時間もかかりません。fukuさんの到着を待ち、りゅう邸に向うまでに時間の余裕が出来ましたので、モモンガさんのお宅で待つことにしました。

 

ヒジ:「昨日はホストのソフトを聴く一方でしたので、今日は持ち込み音源もたっぷりと聴かせてもらいますね」

モモンガ:「どうぞどうぞ、私はまったく気にしませんので」

ヒジ:「四国では、持ち込み音源を聴き合う習慣はないのですか?」

モモンガ:「ないですね。大抵ホストのソフトを聴かせてもらうのが習慣になっています」「私は何を言われても大丈夫なので、好きにやってください」「オーディオを弄ってもらっても大丈夫です」

ヒジ:「本当ですか、フラストレーションが溜まっていますので・・・」

そんな会話をしつつ、モモンガ邸に到着しました。

以前にお伺いした部屋ですが、リフォームをされていますので全く雰囲気が違います。窓は廃止し、内装材を見直し、床も強化されたそうです。

さっそく試し聴きをさせてもらいました。以前とは音が大きく変わっています。ですが、気になる点もありましたので・・・

ヒジ:「左右のスピーカーのピントが合っていませんので、合わせてもいいですか?」

モモンガ:(一瞬ためらった様子で、)「どうぞどうぞ、好きにやってください」

最初は一人で合わせようとしたのですが、御影石が敷かれたスピーカーを動かすことが出来ませんでしたのでMt.T2と二人がかりです。概ねいいかな、と思える位置が出たタイミングでfukuさんが徳島から到着されました。

 

朝9時からの訪問の予定でしたので、初対面の挨拶もそこそこにりゅう邸に向かいました。りゅうさんのお宅は、お母さんがお琴の師匠さんで、自宅で教室もやられているとのことで威厳のある様相です。中からにこやかに、りゅうさんが出て来ました。ここで初対面のりゅうさん、fukuさんと挨拶を交わた後にリスニングルームに向かいました。玄関横には、琴が何台も置かれていましたので、普段はお琴の教室に占領されているようです。

写真で拝見していたりゅう邸のリスニングルームに案内されました。14畳のスペースとのことですが、広く感じますね。オーディオと椅子とテーブルが置かれているだけだからでしょうか。システム構成は以下でした。

スピーカー:B&W800シグネチャー

アンプ:プリ&パワー共にNIRO製

送り出し:CDT エソテリック P01  DAC エソテリック D01

スピーカーと送り出しは有名な製品ですが、NIRO製のアンプは初めて見ました。モモンガさんも以前は使われていたとのことです。岡山のショップが勧めていると聞きました。さて、試聴のスタートです。映画館の椅子が試聴ポイントに置かれていて、他の人は部屋の後ろ壁の部分に控えとして並べられた椅子に座るようにセットされていました。ゲストが4名でしたので、最初に誰が試聴ポイントに座るか、一瞬戸惑ったのですが、徳島から来られたfukuさんに座ってもらうことになりました。

最初に鳴らされたのは、アバド&ベルリンフィルのベートーヴェンです。

初訪問のお宅で、最初に聴かせてもらった後はコメントに苦慮しますよね。皆の視線が一斉にfukuさんに集まりました・・・

(次回につづく)

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. 私としてはこの日の朝の ちょこっとオフ会が最高に面白かったです。
    お陰様でいい音(自分好みの)になりました。感謝です。
    うどん屋さん(松下)も気に入っていただいてよかったです。
    このお店はSNSで人気のお店で県外からも大勢の方が来られます。
    今現在クロックを修理しようか悩んでいます。
    修理代が高いので高齢の私としては?

    • モモンガさん、おはようございます。

      この日の朝は、ホテルまでお出迎えいただきありがとうございました。このうどん屋さんは、自分で作るお店で思い出に残る体験だったです。

      その後の車の中での思い出話は楽しかったですね。関東に来られた時に、ヒジがアテンドしたお宅が不調で、何かコメントしなくてはならない場面が来たときに、「ヒジが下を向いてしまった」ところ、「モモンガさんが上手いことコメントしてくれて救われた」ことは、今でもありありと覚えています。

      クロックの件は最終話で出て来ますが、私は今のまま「ルビジュームクロックは同期しないが、クウォーツクロックが同期する」状態でよいのではないかと思います。自分がこれまで感じてきたことですが、「ルビジュームクロックのピントの合い方は、スピーカー位置の0.数mm分かな」と感じています。またこの話はモモンガ邸訪問記の時にですね。

  2. ヒジヤンさん、先日は遠路はるばるお越し頂きありがとうございました。

    僅か3時間少々の時間でしたが、内容は充実していて私個人としては非常に楽しめました。ですが、当日は私を含めると5人という人数で一人あたりの試聴時間を多く取れず、更にこちらの用意したディスクばかりを再生することとなってしまい、ヒジヤンさんやMt.T2さんにとっては折角お越し頂いたのに消化不良にはなっていませんでしたか?

    もし、こちら方面に来られる事があり、ウチの音をもう少し聴きたいと言うことであれば、予定さえ空いていればいつでも歓迎致しますので遠慮無く仰ってください。

    そうそう、ウチのプレーヤーですが、P-0ではなくP-01(だからSACDも再生可能)で、DACはD-01を使用しています。DACは多くの方から「そんなことに意味あるの」と言われてしまう左右独立したモノラルD/Aコンバーターで、2台のDACをL/Rペアで使用しております。

    多分ですが、この構成のセットを使用している方は少ないのではないでしょうか?
    ウチの機器構成は「マイルーム一覧」にアップしておりますのでご参考にされてください。

    • りゅうさん、お世話になりました。

      プレーヤーとDACの件を間違えてしまい申し訳ありません。修正しておきますね。

      りゅう邸オフ会は同じクラシック聴きで、楽しかったですし、勉強になりました。すでに日記にしましたが、「オフセンター聴き」を試そうと思ったのはりゅう邸での体験からでした。この話は次話になりますね。

      さぬきは、きっとまた行く機会があると思いますので、その折にはよろしくお願いいたします。

  3. ヒジヤンさん、こんにちは。
    どこから入ろうか、迷っておりましたが、ここからということで(汗)

    オフ会の進行は様々ですね。
    私の少ない経験でも、ひたすらおススメを聴かせていただいたり、とにかく持ち込み音源をかけさせていただいたり、その割合も順番も違ったりしました。
    ストレートに聴くだけ、ひねりを加えた趣向付き、クイズもあったりとか、本当に色々ですね。

    個人的には、お招きいただいた際は、その方が日夜取り組まれている状態を聴かせていただきたいと思いますので、普段聴かれている音源が嬉しいですね。
    それなりに音源の数は持っているほうだと思うのですが、普段聴かないジャンルの音源だと新しい出会いも多くて楽しいです。
    ある程度把握してから、このシステムなら、拙宅で聴いているこの音源はどう鳴るのか? という興味が出てきます。

    何回か相互訪問させていただいた方だと、音源紹介的になったりもしたりとかもありますけれども(笑)

    この後の展開がどうなるのか、楽しみですねぇ(笑)

    • fukuさん、最終日にご一緒出来て楽しかったですね。

      本当にオフ会のスタイルは様々ですね。モモンガさん曰く、「さぬきオデオ倶楽部では、ホスト選曲で終わるのが普段のスタイル」とのことでした。地域性というよりは、普段の仲間内のスタイルでしょうか。

      自分はホストが作りこんで来た音を聴かせてもらうと、様々な仮説が浮かびます。それを検証するために自分が持ち込んだ音源を聴かせてもらうスタイルが好きですね。

      日記の中では、現在はfukuさんにスポットライトが当たっています。この先はどうなるでしょうか?渦中にいたfukuさんですが、それが客観的な目にどのように映っていたのかは未知の世界ですよね。楽しみにしていて下さい。

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