第5回では、裁判の直前に原告石黒の資料が提示されて、反論を考える間もなく期日を迎え、裁判所の判断を誘導されてしまったように思いました。事前の準備が大事なんですね。
原告の主張:被告土方は原告らについて数々の主張をしているが、抗弁の対象は「lmst氏に対していやがらせ行為があったか否かであり」、その他は仮にそれが事実であったとしても本件記事1による不法行為の成否に影響しない事実である。
裁判所の判断:次回は、現時点での第1の争点である「lmst氏に対して原告石黒からいやがらせ行為があったか否か」について、双方の立証/反証を提示して審議する。
しかしながら、土方は「◆アコリバの意図的な操作」が重要なポイントであると考えているため、今後の裁判のために主張の確からしさを検証しておきたいと考えました。この「故意か?事故か?」については技術論での検証が可能なため、(疑似的なシミュレーションとして)反論コメントをいただけるとありがたいです。
<アコリバの音量アップ>
仮説:アコリバ製品を使うと音がよくなることの宣伝を、2008年のサウンドカタログ以降、現時点に至るまで数多くの音量アップの「意図的な操作」が行われている。
事例(証拠資料として裁判所に提出した内容)
①AudioAccessory128号に付録されたCD「ACOUSTIC REVIVEサウンドカタログ」の音声
②レコードプレーヤー ターンテーブルシート RTS-30の自社ホームページに掲載されているグラフ
③オタイオーディオの宣伝用YouTubeの音声
④コンセントスタビライザー CS-3KのFacebookでの討議用反証グラフ
<仮説検証の考え方>
基本的考え方
・自然界では「エネルギー保存の法則」が存在しているが、この法則に反する事象は外界からの意図的な操作があったと判定する
上記の4項目の具体的な内容と、「意図的な操作」と判定した根拠を示したいと思います。
裁判上では、「ACOUSTIC REVIVEサウンドカタログ」のデータが自社製品仕様時のみ音量アップしていたことが、「アコリバの意図的な操作」であることを立証すればよいのだが、この「意図的な操作」の立証も、「lmstへのいやがらせ」と同様に、これまでの原告石黒が行ってきた行為からの類推で導き出すためです。
次回の裁判関連の日記では、①AudioAccessory128号に付録されたCD「ACOUSTIC REVIVEサウンドカタログ」について「意図的な操作」の検証内容を示したいと思います。今後の裁判のために矛盾点などの指摘などをいただければと思います。
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