続きです。
OSがリカバリー出来ない場合は新アップデーター対応のドライバーを待ちますが、新しいドライバーをそのままインストールしてもバッティングする場合も結構あるので、以下の手順を踏んでおきます。
まず、旧ドライバーをデバイスマネージャーからアンインストールしますが、USBはホットプラグ対応機器なので、ドライバーをアンインストールしただけでは接続痕跡を消すことが出来ません。
時々、この接続痕跡が残っている影響で動作しない、不安定になるなどが起こる事があります(映像、画像、音関連の入出力イメージデバイスで起こる事がある。※例、スキャン or キャプチャ系、入出力ボード、USB-DACなど)。
さらにUSB機器は、ドライバーインストールがハード・プラグ&プレイよりも先に行わないと不具合になるケースがあります。
しかも、USBコネクタを固定せず複数個所接続した場合は、個々のコントローラーに接続痕跡が残ります。
接続痕跡を消す方法は二通り。
一つ目は、デバイスマネージャーの「表示」タブ内の「非表示デバイスの表示」にチェックを入れると、現在接続していないデバイスが表示(機器アイコンの色が薄いヤツ)されるので、それを片っ端から削除します
よくありがちな、USBメモリがドライブレター相違で認識しないのはコレで解決する事が多いです。
これをすると大抵の機材は認識するようになりますが、時々、コレでも解決しない場合があるので、その場合はレジストリから消去します。
レジストリは、タスクバー内の検索タブに「regedit」と打ち込むと出てきます(※レジストリを弄る時はデータ書き出しが基本ですが、USB関連は全消去しても何ら問題ないので今回はオミット)。
まずは、「編集」タブ内の「検索」を選び、
消去したい機器名を打ち込みます。
F3キーで次へ送っていくと機器にもよりますが、おそらく10~20項目ぐらい出てきます。
数多くある中の、以下のアドレスに注目します。
HKEY_LOCAL_MACHINE_SYSTEM_CurrentControlSet_Enum_USB
HKEY_LOCAL_MACHINE_SYSTEM_ControlSet001_Enum_USB
ここはUSBドライバーと個々のシステムIDの項目です。
この項目をツリー階層一つ上から消去します。
ここまでやって不具合がある場合は、ケーブル断線か、コネクタ損壊か、USB機器故障かPC本体の不具合ですね。
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