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CENYA川越ベースの解体、そしてCENYA先生

日記・雑記
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CENYAさんが春から転勤で引っ越しするとお聞きし、急遽川越ベースの最終形のサウンドを聴きに伺ってきました。

訪問回数を数えてみると、越谷ベースに9回、川越ベースに今回の訪問で9回と偶然にも同じ(笑)

翌日にはオーディオを解体されるとのことでしたので、本当にラストの川越サウンドとなり何か感慨深いものがありました。

思い返せば、その前に川越ベースに訪問させていただいたのが去年の年末。その時の音は「あれっ? CENYAさんどうしちゃった?」的なサウンドで、その場でCENYAさんに「なんか昔のCENYAサウンドに戻っちゃった感じで前回のサウンドの方が断然好み」みたいな失礼なことを申し上げた記憶があるのですが、後日CENYAさんから片側のSPの配線ミスが判明したと伺って大爆笑。

DIYCENYAさん)あるあるなのでgenmiはもうまったく驚きませんよー

今回のサウンドはと言うと、めちゃくちゃ素晴らしかったです!!

SPの背後に見通し良くきれいに広がる音場は以前からでしたが、今回はSPの背後は変わらずに20cm程度音が手前に来た感じで、帯域的な音のバランスも整っていて、CENYAさんが目指している『見える低音』の意味もハッキリ判りました。

上から下まで正確無比で自然な音といった印象で、この『川越ベースの集大成』を解体するのは本当にもったいないと思ってしまいました。

手を付けたら無限のファクターがあるDIYオーディオの世界でよくここまでの音を独自の感性と技量で作り上げたものだと感心と尊敬を通り越して崇拝に値します!

あと、プリアンプの音も途中で少し聴かせていただきました。

情報量が足りてないような感じで空気感が少し失われたように聞こえ、あれだけ広がっていた音場が左右SP間にすっぽり収まってしまった印象を受けました。

センターのボーカルは奥に引っ込みつつも左右の音はSP周りに纏わりつく感じがして、genmiが普段ルムアコやSPセッティングで汗水流していることが単にプリアンプの物理的な導入でいとも簡単に崩れ去ってしまうのかと少し恐怖すら感じてしまったほどです。

それでも、床からも伝わる低域の力感や音色の感じはプリアンプがあった方が間違いなく良く聞こえたので、CENYAさんが仰っていた通り可能性は大いに秘めていると感じました。新境地でのCENYAさんのDIYから今後も目が離せません(笑)

実はその日は午前中にgenmi宅オフ会も行われました。

CENYAさんとtaketoさんから刺激を受けて年始にSP位置を大胆に前に動かしてからCENYAさんにまだ聴いていただいてなかったので確認していただきました。genmi的にはノーベル賞に匹敵するほどの大発見で大成功だったので気付きを与えてくれたお二人には感謝です。

今回もCENYA先生から新たな気付きを与えていただきました!

「環境が変わったんだから吸音材を減らしてみたら?」

確かに、、

  • 今はSPを手前に出した分リスニングポイントと接近して直接音が増えている。
  • そしてSPは以前にも増して内振りにしている。

瞬間的に『間違いない!!』と思いました(笑)

あと気になったのは「中森明菜の声で不自然な部分がある」というご指摘。

その時は不自然な部分すら理解できなかったのですが、後日、もしかしたら?と思い当たるところが。

それは、リスニングポイントとSPのちょうど中間の左右の壁にある(なんちゃって)石井式の吸音溝を塞ぐために設置したASCのサウンドパネルです。吸音溝を塞ぐためのそのパネルでSPからの一次反射音を吸音し過ぎちゃっているのではと。

以前の日記でも書いたように、SP側の壁にある吸音溝は『丸棒』で埋めて音を拡散するようにしています。

その丸棒拡散方式とサウンドパネルをトレードしたらどうかと思い付いたのです。

やってみたら大正解!!

フラッターエコーが発生しないギリギリのレベルまで吸音拡散材を撤去(主にリスニング側)して再配置したことと、一次反射部分がほぼ完全に拡散になったことで、音が生き生きと歌いだしました。

以前よりも音場は広がって音が前に飛んでくるようになった印象です。

恩恵はこれだけではなく、ルムアコ再配置の試行錯誤の中で低域に厚みが出て気持ちよく鳴る吸音?拡散?ポイントを発見しちゃいました!

これも間違いなくノーベル賞ものです(笑)

更には、吸音材を撤去したスペースにビリーのリトグラフを飾れました。

このリトグラフは20年以上前に個人輸入したものの、ずっと物置に眠っていて日の目を浴びなかったものです (^^;)

CENYAさん、ありがとう!ってビリーも言っています!

そんなこんなで今回もCENYA先生のおかげで(気のせいかもしれませんが)genmiサウンドがワンランクアップしました(笑)

OCTAVE V70SEの出力管を数年ぶりにKT90EHからEL34Winged-C)に戻したことも相まってか、音量を上げなくても艶やかで厚い低域のサウンドになって前以上にお酒が進む進む (^^;)

CENYAさんの新天地は大宮だそうで、『大宮ベース』にも最低9回は訪問させていただこうと考えています!

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. genmiさん

    年末に聴いていただいた「やらかした音」がgenmiさんの中で川越ベースの最終系で終わってしまってはイカン!との思いが通じたのか、奇跡的に本当の最終日にラストオフ会が出来ました。

    川越ベースは部屋の大きさ形状、最上階角部屋の立地など、オーディオ的にはとても恵まれた環境でした。
    私の理想としている再生音に肉薄出来ていて、後もう1年あればゴール出来ていたんじゃないかと思います。
    なのですが、
    オーディオの神様は簡単にゴールさせてくださらない、違う環境でもう一度やり直せと言うことのようです。。。

    次の大宮ベースは床はしっかりしているけれど、部屋が狭いとか電源が100Vしか使えないなどの制限があるので、その中でどれだけやれるのか、という勝負になります。
    環境に合わせた調整のスキルは確実に蓄積していくことでしょう。
    引き続き切磋琢磨していきましょうね!

    genmiさん邸の音もほぼ同じ回数、じゃなくて2倍の18回くらいこれまで聴き続けていると思います。
    (大体は相互オフ会なので)
    2WAYとは信じられないようなスケール感と音場を達成出来ているのはリムアコの執念です。
    前後方向の音の分離の良さがかなり向上していたのは驚きました。

    これからも楽しいオーディオ交流ライフを送りましょうね!
    よろしくお願いします。

    • CENYAさん、こんばんは!
      レスありがとうございます。

      次の大宮ベースのオーディオ環境が今よりも劣る部分があってもCENYAさんならアイデアで必ず克服するでしょうね!

      それにしても、コツコツと築き上げてきた川越ベースを2年で解体しないといけないなんて、なんて残酷な試練なんだと思ってしまいますが(genmiなら発狂)、そこを前向きに捉えて淡々と解体作業を進めているCENYAさんは凄いなって思いました。

      同じシステムが違うオーディオ環境に移設された時にサウンドがどのように変わるのか? genmiも非常に興味津々なので楽しみにしています。

      CENYAさんにお越しいただいた回数を数えてみたら20回でした(笑)

      お互いのサウンドを頻繁に聴き合ってアドバイスを言い合えるって素敵ですね!

      これからもどうぞよろしくお願いします (^^)

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