Auro3D邸訪問記 – 大空間を満たすおおらかな響き

日記・雑記
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10月24日、Auro3Dさんのお宅を訪問しました。
Tomyさんもオンラインで参加するという私にとっては初めてのハイブリッド・オフ会。

この日は朝から天気は上々。
クルマでAuro3Dさんの伊豆の別荘に向かったのですが、小田原からは左手に海を見ながらの快適なドライブ。
海を見るのは久しぶり。まさに絶景。ところどころの海岸ではサーファーの姿もちらほら。
熱海では寛一お宮の銅像の脇を抜け、伊東では大室山の特徴的な山容を愛でながら向かったのですが、土曜日でこの陽気、しかも給料日直後ということも重なってか小田原を抜けてからはかなりの渋滞で大幅に遅刻してしまいました。
(^^;)

Auro3D邸でのオフ会は初めてですし、何よりAuro3Dさんがお使いのSonettoⅧをバイアンプ駆動化してその前に私の提案したフィルターを付けるという位相整合対策の効果を確かめるという目的があるので私にとってはかなり緊張感のある訪問となりました。
このフィルターや接続方法については私のこの日記をご参照ください。

このフィルター回路の部品代は私としては効果を確かめた後でいただこうと思っていたのですが、Auro3Dさんからの申し出によりこの時点ですでに振り込んでいただいています。したがってもしこの回路がうまく機能しなかったら、「振り込め詐欺」(笑)になっちゃうわけで机上ではOKだと思われるもののドキドキです。

Auro3Dさん宅の周辺はさすがに別荘地ということもあって緑の多い自然に恵まれた場所。お昼はウッドデッキでその自然の中でご馳走になってしまいました。

[:image1:]

ウッドデッキにはシンボル・ツリーのケヤキがあるのですが、Auro3Dさんのblogのタイトル「欅の大木の下で」はここからきているのでしょうか?

リスニングルームは吹き抜けの巨大空間。天井は屋根の傾斜に沿って斜めになっているし、壁も並行面の少ない構造。

[:image2:]

[:image3:]

特に音響パネルなどは使ってらっしゃらないようです。
残響時間はかなり長いと感じます。
私が今まで訪れた中では一番長いかも。
でもその響きはすごく気持ちの良いもので床の厚い桜の無垢材が効いているのかもしれません。
この残響が自然に感じられるのは、特定の周波数を吸音するようなパネルを使っていないことからきているのかもしれません。

最初にZoom上でTomyさんにご挨拶。
そしてまずは現状でSonettoⅧをステレオで試聴。
試聴ソフトは3大テノールのトゥーランドット。
Auro3Dさんは大音量派で私の再生レベルよりもかなり大きい。
大空間におおらかに響きます。

この後いよいよバイアンプ接続に繋ぎ変え、フィルターを装着します。現状はバランス接続だったのですが、今回のフィルター回路はシングルのRCAケーブル接続のため、ケーブルを変更。パワーアンプもデジタルアンプからヤマハのAVアンプMX-A5200に変更。
いよいよ試聴。
この結果はAuro3Dさんのこの日記をご参照ください。

このフィルターはプリアンプのマランツAV8805にとってはかなり重い負荷になるのでちょっと心配しましたが、ちゃんと機能してホッとしました。
Audysseyでの位相チェックも当然ながら問題ないし、周波数チェックは部屋の音響特性があるのでちょっと差がわかりにくいのですが問題なさそう。

この後はマルチchソフトを使っての試聴。
ステレオで好結果が得られたので、低音の位相がそろったマルチchでは以前に比べて明らかによくなるはず…
今回はこの時点ではAudysseyでのマルチch調整は時間の関係でできなかったのですが、違和感なく聴くことができました。

Auro3Dの音源はLUXというアルバムを聴かせていただきました。
大空間が音で満たされる、包み込まれる感覚。あまりの気持ちよさにここで睡魔が…

私の持ち込んだマルチch音源もAuro3Dのエミュレーションで聴かせていただきましたが、この包まれ感は半端ではないです。

リスニングポイントの後方はこんな感じ。

[:image4:]

AmatorⅢはマルチchの時はサラウンドSPとして左chは下の写真のように左壁を背にして設置されていますが、

[:image5:]

ステレオのボーカルを聴くときには上の後方写真のソファーの前に移動します。
この変化はAuro3Dさんのマイルームで紹介されています。

AmatorⅢで聴くボーカルは暖かみがあってお酒を飲みながら聴くにはぴったりのようです。ステレオではラックスマンのCDプレーヤーとプリメインアンプを使われています。
ちょっと無理をお願いしてOPPOでの再生をリクエストしたのですが、全く音が違います。OPPOでは温度感が下がりさっぱりとした感じになります。
Auro3Dさんはラックスマンの温度感がお好みのようです。

最後に私が持ち込んだUHDで映画「ALITA」を見せていただきました。
これはDolby Atmos。
音量はウチよりもかなり大きく戦闘シーンでは恐怖感さえ覚えました。
ウチではここまでの迫力は無理です。
Auro3Dさん曰くこれはスピーカーの数のなせるわざとのこと。
すごいものを体験させていただきました。

Auro3Dさん、ありがとうございました。
今度センタースピーカーとしてSonettoⅧ、リヤスピーカーとしてSonettoⅠを導入するときにぜひまたおよびください。新しいSonettoⅧ用のK&Kフィルターを持ってうかがいたいと思っています。

Tomyさん、ありがとうございました。
オンラインでお会いできてよかったです。

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