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ケチケチな天国と地獄のウィーン7(プラスチラバ)

日記・雑記
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ホクホクなアパートに移った翌朝はスロバキアのプラスチラバに向かいました。オーストリアのウィーンから他国に出たのはこれが初めてです。他国と言っても、ウィーンからプラスチラバまでは電車で1時間ほどで行けますし、プラスチラバチケットなるものを買うと往復の電車と現地での乗り放題チケットがセットで16ユーロです。ケチケチな旅にはもってこいの観光が出来ました。しかも天候に恵まれる中で、ウィーンとは異なる文化に触れることが出来て満足度はMAXです。<ホクホク8>

 

ウィーンからプラスチラバへは、OBBと呼ばれるオーストリアの国鉄で向かいました。室内は日本の特急電車並みのしつらえで、平日でしたが満席となっていました。

プラスチラバ駅に到着してから観光地への向かうためにはドナウ河を超える必要があるのですが、80番のバスに乗れば1本で向かえます。このバス停を見つけるのが最初の試練です。

駅前をウロウロしてしまい一本乗り遅れましたが、満員のバスでも座ることも出来て、無事に観光地である旧市街に到着することが出来ました。ドナウ川を横断する時には、疾走する高速道路を通貨しながらワクワク感は高まり、到着すると同じ石造りでも、ウィーンとはまた違った、中世の歴史を感じさせる風景や建物に感動します。スロバキアはこれまでノーマークでしたが、「来てよかった!」と実感しました。

 

路地のような場所を抜け進んで行きます。このあたりの風情は中世を感じさせてびりびりきます。

旧市街の中に入っていくと、多くの観光客とみやげ物屋でにぎわっているミハエル門前に出ます。ここでブランチをしながら休憩しました。

この周辺は、修学旅行の京都・奈良のように、旗を持ったツアーガイドに引き連れられて動く団体が大勢いました。プラスチラバは、まだまだヨーロッパ内の観光地の中でも一般化されていないのでは?と感じました。

 

観光に回る途中で、プラシチラバ名物の三日月パンを食べてみます。美味い名物というものでもありませんでしたが、これも体験ですね。

小さなお店の入り口にあった椅子に座って食べました。

 

プラスチラバの旧市街地には、この周辺だけでも見て回る場所が沢山あります。ミハエル門→プリマティア宮殿→聖マルティン大聖堂→ブラチスラバ城と巡りました。

プリマティア宮殿

 

聖マルティン大聖堂

 

ブラチスラバ城

このブラチスラバ城に行くのが試練です。

長い登坂を延々と歩いていきます。

でも、高台に登ったあとの展望はドナウ川が一望できて素敵でした。疲れも癒されます。

 

プラスチラバは、中世のなごりが残る名所で、いつまでもこの世界観に浸っていたかったのですが、今夜はウィーンフィルのコンサートが控えています。観光に疲れて寝てしまっては後悔が先に立ちませんので、絶好な天気の中でしたが後ろ髪を引かれながらウィーンに戻りました。単なる旅行記のようになってしまいましたが、それほどプラスチラバが気に入ったと感じていただけましたらうれしいです。

 

 

ここまで ホクホク:8 ガックリ:6

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