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ケチケチな天国と地獄のウィーン6(ホクホクアパート)

日記・雑記
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日記タイトルの「ケチケチな天国と地獄」ですが、この表現はわかり難いですね。ソナスファベールさんからコメントをいただき、自分でも同様に感じましたので、ケチケチの定義について記載しておくことにしました。

 

ケチケチと「ホクホク」「ガックリ」の定義

ケチケチとの言い方をしている理由ですが、当初はウィーン8泊で考えていたところを、12泊としたため予算オーバーとなりました。そこで、延泊分を何とか節約で吸収できないかと考えました。例えば、これまでオペラなどは「わざわざウィーンまで行くのだから、チケット代など考えずに一番いいと思う席を取っていました。なのに、観光疲れで10分で寝た」などの経験です。そこで、「これなら安かろう悪かろうとならないだろう」との見込みをつけて節約を図りました。

こんな経過から、節約事項の「安かろう悪かろうにならない見込み」に対して、当たりなら「ホクホク」、ハズレなら「カックリ」として日記に書いています。

 

さて、話はウィーンでの4日目の朝からです。その3で書きました「ガックリ ホテル」はチェックアウトし、その後に6泊するアパートメントのチェックインに向かいしました。このアパートメントは思いもよらずによかったです。

どのようによかったかのかですが、第1はサービス面です。昨年に泊まったアパートメントは部屋に入ろうとしたらキーボックスが開けられずに困ってしまい、ホストに連絡しても「ドイツ語で話せ」などと言われて、途方に暮れてしまいました。この経験がありましたので、今回はホストの対応がいいことを第1に置いていました。この面は、予約前に事前に連絡を取って確認していましたが、想像以上に対応がよかったです。チェックインとチェックアウトは、簡便にセルフチェックインが可能なように丁寧な画像付きの案内が来ましたし、わからないことがあった時は、日本語でメールしても10分程度で返信をくれました。苦言めいたことを連絡しても、出来ないことは出来ないと即座に連絡が来ます。見知らぬ土地でのアパート生活において、この対応は本当に安心できました。

 

部屋は大きめ(20数畳の広さ)のワンルーム+キッチン+ランドリールームが使いやすく、清潔でした。防音性も二重の窓を閉めれば外の音はまったく聞こえなくて静かなので、この部屋でオーディオを鳴らしたくなります。

思わぬ拾い物は交通の便です。アパートの目の前にトラムの駅があること、中心部に向かう地下鉄やトラム乗り場も、少し歩けばたどり着けます。遠出をする場合もオーストリアの国鉄駅に歩いていけます。ウィーンを起点として各地を巡ろうとしていた自分にとって、この機動力はありがたかったです。食事面でも、近くにスーパーやレストランがありますし、同じ建物に自動販売機の部屋が合って軽食や飲み物の調達が1分で出来ました。

 

サービスを期待したが何もないホテルで不満を持つのと、最初からサービスは期待していないのに思わぬ対応の良さに満足するのとでは、どちらの満足度が高いかは明らかですね。チェックアウト後の口コミには、「ホストが親切でロケーションが抜群な、安心安全なアパートメント」としました。 <ホクホク7>

 

ガックリホテルのチェックアウトからホクホクアパートのチェックインまでの時間は、ムジークフェラインのコンサートに行きました。この日は朝食もホテルではしませんでした。近くのカフェのモーニングセットで済ませます。ウィーンのモーニングセットは安くはないのですが、味はよかったです。

 

ブランチの後にスーツケースを引きながらムジークフェラインに向かい、荷物はホールのクロークに預けての音楽鑑賞です。メーデーなのでウィーンのリンク内は公共交通もお休みでした。

メーデーは何もイベントがないので何をして過ごそうかと迷っていたのですが、大ホールでワルツとポルカのコンサートが開催されることを知り、出遅れてチケットを確保しました。そのため、確保できた席は希望する場所とは異なります。1階席バルコニーはお気に入りなのですが、ホールの一番後方でしたので、どんな聴こえ方になるのか気にしながらの鑑賞タイムでした。

 

5月1日ムジークフェライン大ホール ウィーン・ヨハンシュトラウス・オーケストラ公演

<演奏曲>

ウィンナー ワルツ&ポルカ集

・ワルツ&ポルカ集とは言え、ニューイヤーコンサートとは異なり、知らない曲ばかりのオンパレードです。それでも最後は、「ラデツキー行進曲」が演奏されました。

 

さすがにメーデーなので、編成は、ヴァイオリン類 7、チェロ 4、コントラバス 3と小さかったです。そんな規模のオーケストラですが、音量はまずまずで、明瞭でキレよい音で聴けました。さすがムジークフェラインです。音のキレがよかったのは、ヨハンシュトラウス・オーケストラの演奏が揃っているためでもありますね。このコンサートは、メーデーに行われるウィーンの庶民的なお祭りのひとつなのでしょう。演奏がお休みのオケ団員からの大きな掛け声もあって、お客さんも大変盛り上がっていました。

地元の方々の楽しみに混じりながら共に楽しめる、よい体験が出来ました。

 

コンサートの後はスーツケースを受取り、次の滞在先であるアパートに向かいます。セルフチェックインを済ませてから、庭先の木にかけてあるキーボックスから鍵を取り出して、すんなりと部屋に入ることが出来ました。前回は大汗をかいて苦労しながらの入室でしたので、ホッと一安心の瞬間です。この先一週間の滞在支度を整えた後は、「安くて美味しい」と評判のイタリア料理屋さんに向かいました。

このウィーン郊外にあるイタリアンレストランが思わぬヒットです。ウィーンでイタリアン?との思いもわきますが、この先3回も通うことになるとは思ってもいませんでした。

 

 

ここまで ホクホク:7 ガックリ:6

 

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