とりあえず、頼んだカーボン待ちまでは一時的に鳴らす事にしました↓
上のアンプはメーカーロゴが点灯していないですが、なんと今回の電源投入直後で閃光を放ち、電球がお亡くなりになりました。
今回、メーカーロゴだけLED化しなかったのは、まだ電球が切れていなかったのと、メーカーロゴ基板を取り出すにはフロントパネルを全解体しないといけない理由があったからです(メーター照明は裏から簡単に外れる)。
天板を付けていないのは、10W程度の駆動3時間後にTrのアイドル電流の調整をするので邪魔なだけです。
ステレオアンプの場合は、オシロならプローブを2セットで2チャンネル調整。
一応、テスターでも出来なくもないですが、同じテスターを2台使いで同時調整した方が正確になりますね。
LED化したにもかかわらずメーター照明が暗いですが、どうも古いモデルはプリズムの構造が良くないようです(電球だともっと暗い)。
そのせいか、明かりが後ろにダダ洩れしますね↓
最近のモデルはこんな事はありません。
明るさを揃えるには高輝度LEDを入れるか、5玉、6玉にするかですが(白色系で24VでCRD制御では6玉が限界)。
このグレードの安全回路はヒューズなので、サーキットブレーカー化します↓
金色の丸い端子はヒューズホルダーに挿入する端子ですが、高伝導率の銅合金(←今回は真鍮ではない)を銀メッキ下地の金メッキで作りました。試作一点モノなので結構値段がします。
ヒューズ周辺はインラッシュ対策回路のパーツが密集しているため、ブレーカーに向かうケーブルがあまり太くなると納められない可能性があるので、PC-TrippleCの1.25sqで配線しています。本当は銀線でやってみたいw
以下、昔から現在までのアキュフェーズ機材の総じて不満点ですが、電源スイッチがフロントパネルの真後ろにあり↓
実際に切り替えれば良い回路は下画像の赤丸の間です↓
この双方の赤丸の間は直線距離にして、たった5cmしかないにもかかわらず・・・・・
実際はフロントパネルまで40cmくらい延長してるので、物凄い無駄をやってますね↓
これ、バブル期のパイオニアやソニーの798クラスですら、延長シャフトでスイッチ回路を背面パネル付近の電源入力部まで渡していたのですがね。
とりあえず、電圧切り替え端子台のネジ部にスペーサーを入れ、そこにユニバーサル基板でスイッチ回路を移設、カーボンパイプでフロントボタンから延長する予定です(何とか出来そう)。
純正の2極単投オルタネートスイッチはALPS製ですが、残念ながらこのスイッチはメーカーにしか卸していないので、他のモノで代用する事にします(撚線のハンダを取るのは面倒なので使い回ししません)。
他の不満点は、スピーカー出力基板に電源トランスが隣接してる事です。
最近のアキュでは、この問題を解決するべく、ブロックコンデンサーとトランスの配置が逆になっていて、この影響を最小限にしているのだそう↓
これも、トランスと基板の間にカーボンを入れる予定です。
赤丸の上側が左チャンネルパワーブロックからの信号。下側が右チャンネルのパワーブロックからの信号です↓
一応、各ハーネスをクワッド撚りをして影響を抑えているようですが、カーボンを入れるまではパワーブロックからのハーネスにカーボンチューブでも掛けておこうかと。
配線も、もうちょっとキレイにしたい↓
長くなったので、マルチアンプ化の音質の感想は次回で。
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