パワーアンプのオーバーホールが失敗っぽいです。
ニチコンHEとKAを入れて電源を入れてみましたが、出力のDC漏れが3ケタくらい大きい事が判明。
アキュフェーズのDC漏れは驚異的で、一部を除き、グレード問わずDC0.02V程度を指す傾向にあります。
・・・が、しかし、今回は3ケタ多い30mVくらい出ているので、これはアウト。
まあ、某有名メーカーだと正常でも30mVくらい出る事もありますが。
ちなみに、コンデンサー交換前直近の測定は、やはり0.02mV付近を指していました。
一応ですが、耐電圧が低いとか、逆接続、ハンダ漏れ、短絡等は全くありません(コンデンサーは1個1個充電挙動、短絡チェック済み)。
ハンダ付けも悪くはないと思います↓
実は、こんな事もあろうかとニチコンVRの新品を持っているので載せ替えてみます。でも、同じアンプがもう一台あるし、純正に戻すのは気分が乗らないからしばらく放置かもw。
アキュフェーズの場合は設計に冗長性が無く、非低ESR搭載基板の場合は低過ぎるとダメとか???
よく、超低ESRの固体電解を電源部に入れるとICが発振する不具合が出たりしますが、アナログ回路で不具合が出るのは発経験です。初段にIC(JRC4580DD)は入ってますが。
まあ、後学になったと良い方向に捉えます。
道理で巷のアキュフェーズのオーバーホールをする人は、純正部品の特性に近い部品を使う人がほとんどなのは、これが原因?
バブル期のアンプとかを低ESRコンデンサーで交換して遊んでいましたが、こんな経験は初めてです。
ちなみに、パイオニアのN-70AのDAC基板を低ESRコンデンサーで交換した時は何の不具合もありませんでした↓
アキュフェーズって怖いわ・・・・・




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