懲りもせず、オーバーホールを検討しています。
おそらく10年ぐらい倉庫で放っておいたので、オーバーホールはしておいた方が良いと思われます。
前回の教訓から、オーバーホールに使用するコンデンサーはデーターシートと睨めっこし、同じメーカーで特性が全く同じコンデンサーを見つけました(VR以外はディスコンのため)。
耐温度だけ85℃から105℃になっています(アキュフェーズのハイエンドは105℃の低ESR仕様)。
リードピッチ、コンデンサーケースサイズも全く同じのうえ、スリーブ色まで同じなので、型番を見ないと変えた事すら分からないと思います。
パワーブロックのアルミ電解コンデンサーを全交換しますが、全部で46本なので、焦らずゆっくりやっていきます。
なお、非A級アンプでは、フィルムコンは寿命という概念が無いので交換はしません。
フィルムコンでも温度が高いと寿命が短くなりますが、AB級の発熱ではそこまで到達する事はまずないので。
オーバーホール中はおそらく1か月くらいは解体したままなので、その間も聞けるようにパワーアンプ1台でバイワイヤリングに戻しています(グレード下の改造パワーアンプはさすがに邪魔で倉庫に片付けたので、また出すのが億劫)。
アンプがバイアンプでなくシングルになるので、音質低下を考慮し、パワーアンプ用の電源ボックスのプラグ部分に余っているカーボンを挟んで加圧しておきました(画像は諸事情でお見せ出来ません)。
ところが、シングルアンプで電源プラグにカーボンを挟んだ方がバイアンプ駆動よりも音質は良かったです(好みだったといった方が?)。
パワーアンプの電源プラグにカーボンを挟むと、さらに広がり感が増大。空間再現性がさらに広がったと言えます。
低域はシングルになる事で大人しくなるかと思いきや、ほとんど分かりません。
これ、バイアンプに戻したらどうなるのか?ちょっと気になりますね。
しかし、パワーアンプ用の電源ボックスの横にカーボンを貼り付けたら音質に満足しなくて↓
プラグ後端に挟んだら良かったという事実。
電源プラグ自身が振動するから、それに対策したから良かったのか?
本当にオーディオは何が良くなるか、私には想像も出来ません。




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