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サブシステムのDACを更新 その2

日記・雑記
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サブシステム用のDAC製作の続きです。

到着した部品より加工します。

“大手NET通販A”より購入したケースの後面です。

元々パワーアンプ用なのかRCA端子とSP端子の穴が有ったのでパテで埋めました。

後面はDAC基板の入出力端子に合わせて開け直しました。

防振対策に底板に2mmの銅板を張り合わせています。

前面パネルに表示器用の穴を開けました。

厚さが7mmもあるので紡錘形にして視野角を広げる事も考えましたが、表示はおまけなので四角く切り取りました。

用意したカードです。

赤い基板がES9038Q2M DAC基板です。

プロトタイプなのかテスト用のジャンパーが多数有ります。

上中がHDMI⇒I2S変換基板・その隣がOLED表示器です。

右下のユニバサーサル基板は、電源ON/OFF時の出力保護基板です。

完成したDACです。

ICやOPアンプに対してトランスが異常に大きく見えます。・・・オーバースペックかも?

OPアンプのOPA16XX系は癖が強くて嫌なので、手持ちに有った TL071BCP×2ヶをIVに,LME49990を差動合成に交換しました。

TL071は一般的なOpAmpと比べてオープンループゲインが小さくて分解能的に有利そうなので採用しました。

前面です

PC ⇒ DDC GUSTARD U12のHDMI I2S接続で384KHzまで再生出来ています。

U12はジッターが少ないのか、DPLL帯域はナロー(最小値)で問題なく動作しています。

後面です

S/PDIFはES9038Q2Mの受信機能を使っていますが、再生出来たり/出来なかったりと確実性が有りません。

最初はDENON DP-S1,GUSTARD U12共に同軸はダメでした。

入力抵抗(75Ω)を110Ωに変更【理論的には×】するとDP-S1は再生出来るようになりましが、U12はダメでした。

光はDP-S1は再生出来ましたが、U12はダメでした。

ES9038Q2MのS/PDIF入力は「出来るかも」程度のおまけなのかな?

サブ機の音源はI2Sだけなので問題ないですが・・・そもそも主音源の384KHzはS/PDIFでは送れない!

測定器まで離れているのでDPーS1と光ケーブル(10m)で繋いで測定しました。

「DENON TEST DISC」に記録されている1KHz/0dBの正弦波です。

綺麗な正弦波でクリップも無いのでOKとします。

周波数特性を測定しました。

0.3dBほど変化していますが良好です。

TDA1541S1では全く観測出来なかったモノトニシティです。

先の1KHz/0dBは6Vp-p(≒2Vrms)だったのでCDの1bitは0.1mV ≒ 6V÷(2^16)です。

オシロを最高感度(2mV/DIV)にしてどうにか1Bitまで見えています。

Hantekのオシロを最高感度にするとプローブ短絡でも0.数mVのノイズが載ります。

プローブを短絡した時の波形です。

オシロ内部のノイズで、これ以上の測定は無理です。

組み上げただけでここまでの性能がでるとは、ES9038Q2Mはとっても優秀ですね。

ただし内蔵のS/PDIFを使用する時は注意が必要です。

通常のDACはDAIとDACチップは別に取り付けています。

別付けだとS/PDIF信号が入ると同時にDAIが動き出し盛大なノイズを発生します。

このノイズ対策が大変だったのが、DACチップ内蔵だと影響を最少に出来るみたいです。

使えるかは運しだいですが、使えればノイズ面からは有効だと思います。

サブシステムに設置しました。

DAC製作中に部屋の畳にシロアリが発生したのでシロアリ除去と床を板張りにしました。

シロアリ除去業者によると発見が早かったので「木材までは入っていない」との事です。・・・暑さの影響?

DAC製作で日頃見ない部分まで見たのが良かったのかな~

なのでシステムの調整を最初からやり直しです。

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. helicatsさん こんにちは!

    遅いレスで済みません

    SPDIF光は自分もPCから8mの長さでDACに接続しています
    アキュフェーズのCDP(DP-560)は接続できませんが他の中国製DACは全て接続可能でした(Denafrips pontus、Musician taurus)
    Schiit Yggdrasilも平気でした

    長さの問題でしょうね多分
    1~2mくらいだったらきっと大丈夫だと思っています

    • プリマさん レスありがとうございます。

      このあと受信用の光デジタル通信コネクターを交換したらGUSTARD U12で96KHzまでOKになりました。
      他の専用のDAIを載せたDACでは192KHzまで行けるので、まだ問題が有るのだと思います。

      同軸はU12は相変わらずダメですが、JAVS X-DDCなら192KHzまでOKでした。
      こちらも他のDACだとU12でも192KHzまで行けるので、なんらかの問題が有るのかな?

      いずれにしてもサブシステムにはI2Sのソースしかないので設置後はそのままです。

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