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大和ハウス工業の奏でる家

日記・雑記
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ファイルウェブニュースで取り上げられていた大和ハウス工業の奏でる家。

気になっていろいろ調べてみました。建ててしまった身としては後の祭りなので詳しくなってもしょうがないのですが。

・防音室の取り扱いがあるハウスメーカー
大和ハウスと積水ハウス。他は下請けに出すか、YAMAHAなどの後付けタイプの防音室をセット販売するような感じ。

・大和ハウスの防音室の特徴 その1
オーディオチューンあるいはコーナーチューンという響きをコントロールする構造を採用している。人(演奏家?)によっては好き嫌いがあるらしく、そういう人は開口部にフタ。特許あり。

・大和ハウスの防音室の特徴 その2
部屋の特徴ではないかもしれないが、リチウムイオン蓄電池システムの採用が可能。家庭用とオーディオ用の分離どころか、システム丸ごと商用電源から切り離すことが可能になる。こちらも特許あり。
提供元のエリーパワーは慶応義塾大学発のプロジェクト発。大和ハウスや国際石油開発帝石、東レ、SBIなどが出資。Philewebの記事で紹介されたSさん宅で使われていた6.2kwhのPOWER iE6の他、2018年新たに導入された5.4kWh/10.8kWhのPOWER iE5もある。

・大和ハウスの防音室の特徴 その3
どうやら「奏でる家」に限らず、Xevoなど他のシリーズにも防音室は採用できるようだ。防音室の追加費用はそれほど高額ではなさそうだが家そのものが高い。ある人によると、防音性能は大和ハウスとヤマハがどっこいくらいで積水ハウスはそれに比べて落ちるらしい。Philewebの記事によると’家の新築と不可分’とのことだが、玄晴夫氏のコラムによるとコーナーチューン付きのドラム用防音室のリフォーム事例も紹介されている。

・大和ハウスの防音室の特徴 その4
サウンド・シャット・スクリーンという名前の防音性能を高めたガラス扉(窓?)を扱っている。木製サッシメーカーのタミヤのヘーベシーベという商品のページで言及されている。もしかしたらそこのOEMかもしれない。サッシは大手ハウスメーカーといえど一般的には内製はしない。

・大和ハウスの防音室の特徴 その5
2015年の経営情報誌の記事によると、大和ハウスの防音室「奏でる家」は8年間で1000室を超える販売実績。生活デザイン研究グループには5名の研究員が在籍していて音担当は玄晴夫氏のみ。玄晴夫氏の顧客宅への訪問事例はネット上に複数あり。

幸いなことに全国展開している。これからオーディオルーム付きの家を検討している人は見積もりを取ってみては。良縁がありますように。

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