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Prince(ロック)のAuro3Dビデオとリージョンフリー問題

日記・雑記
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相変わらず、Auro3Dにこだわったネタですが(笑)、今回は、2Lレーベルなどのマイナーなソースではなく、80年代、世界のポピュラー音楽シーンにて一世を風靡した、Princeに関する話題です。

私は今でこそ、Classicが一番好きですが、血潮たぎる(笑)若い頃はロックも聴いておりました。その中で現在もたまには聴く「お気に入り」はあるのですが、今回ご紹介するPrinceは、大学時代に”When Doves Cry”という曲を聴いて以来、「これはタダモノではない」と注目してきたアーティストの一人でした。早世されて残念です。

その彼のMusic Videoの中で、恐らく唯一Auro3D録音をしてあるのが、この“SIGN ‘O’ THE TIMES”のブルーレイ版です。

[:image3:]

この情報は、ずいぶん前からAuro3Dの公式サイトで知っていたのですが、日本未発売だったために、購入を見送っておりました。しかし、いつまで経っても日本では正規に発売されないので、先日、ついにAmazon U.K.から取り寄せてしまいました。

拡大すると、はっきりと「Auro3D 11.1」と書いてあります。この文字を見つけると、とてもウレシイ私(笑)。

[:image4:]

で、早速Play!

と、映像が出ない。よく見ると、Region Codeが異なる、などと表示されている。いままで何枚も海外版のブルーレイは取り寄せているのだが、このような表示は一度も出たことがない。不思議に思って調べてみると、なんと、ブルーレイにもDVDのようなRegion Codeがあるらしい(知らなかったのは私だけ?=笑。ちなみに、UHDではRegion Codeは廃止されているそうです)。DVDの時はこれはかなり有名で、仕事柄外国のメディアを見なければいけないことのある私は内外で購入するときには注意を払っていたのだが、ブルーレイになってこのような不自由をすることはなかったのは、どうやら、ブルーレイのRegionは世界をたった3つに分けていて、しかも日本はメディア大国のアメリカと同じRegionだからのようだ。つまりこれまでAmazonで海外版を取り寄せたもののすべてが米国版だったか、Region Free版だったからこの問題に気が付かなかったようだ。

せっかくはるばるイギリスから取り寄せたのに、「ただのコースター」にするのもイヤだったので(笑)、Region Free化された、再生機を探すことにしたのだが、ここでちょっと立ち止まったのは、「これって、非合法じゃないよね?」という点。仕事柄、この分野では不法行為はできない(他なら、多少は?=笑)。

で、ちょっと調べてみると、そもそも、まず日本版のAmazonで「堂々と」売っている。はっきりと「リージョンフリー」と表記して。さすがに、「違法商品」を天下のAmazonが売らないだろうと思いつつ、もう少し調べてみると、日米両方で資格を持つ弁護士さんのサイトで、「違法ではない」と明記してあったため、大丈夫だろうと最終判断。Amazonでポチりました。

届いたのはこれ。ちゃんとソニーのブランド品。

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ただ、箱には、明らかにメーカーが貼ったものではない、シールが。

[:image1:]

購入先も、普通の電気屋さんではなさそうで、どうやらSonyの製品を「改造」して売っているような感じで、Sonyの保証も受けられないと知り、ちょっと心配になるが(汗)…

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どうやら杞憂に終わったようで、無事Auro3D 11.1を選ぶことができ、映像・音ともちゃんと再生されました。

ただ、普段使っているOppo 205に比してずいぶん安くて軽いPlayerなので、画質・音質についてはどうなんでしょうかね?私のような技術に暗い人間から見ると、同じHDMI出力でデジタルOutputをAVプリの方でD/A変換するのだから、画質・音質は変わらないのでは、と思わなくもないのですが(アナログ出力ならDACの性能が出るのでともかく)。

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