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プロジェクター購入 JMGO N1S Ultra 4K

日記・雑記
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あまり一般受けしないサンプリング定理の話は終わりにして、このサイトらしい話題にします。

表題の通り購入しました。キレイに映ります。以上….では記事にならないので、昔話から始めます。

昔話

私の購入したプロジェクターは今回で5機種目です。

初代
1991年
SONY VPH-100QJ 80万円 650ルーメン(ホワイトピーク) 160ルーメン(全白) 解像度650本 NTSC コンポジット S映像
消費電力195W 38kg

2代目
2002年
NEC LT150J 798000円 実売二十数万円? DLP 1024×768 S端子 アナログRGB 800ルーメン 1.5kg 180W

3代目
2006年
Panasonic TH-AE900  二十数万円? 液晶 1280×720 HDMI コンポジット 1100ルーメン 3.6kg 180W

4代目
2012年
EPSON EH-TW8000 二十数万円? 液晶 1920x1080 2400ルーメン 8.3kg 364W

今回
2024年11月
JMGO N1S Ultra 33万円 DLP(0.47インチDMD) 3色レーザー 4.5kg 180W以下 光源寿命30000時間予定

簡単に振り返ってみます。

初代 SONY VPH-100J
初めて買ったプロジェクターです。
そして私の購入したプロジェクターとしては最高価格・最高重量です。
床置きでキクチの壁掛けビーズスクリーン100インチ4:3を使いました。プロジェクタの明るさに限界があるのでスクリーンで明るさを稼いだのです。
テレビといえばブラウン管の時代でした。
このときにはすでに液晶プロジェクターも存在しましたが、かなり暗く画質も満足行くものではありませんでした。
どうしても大画面がほしかったので3管式プロジェクターとしてはローエンドのこの機種を購入しました。
機種選定の基準は「このプロジェクターで楽しめるか?」です。これは現在に至るまで変わっていません。

このプロジェクターには楽しませてもらいました。同時にかなり苦労しました。

苦労したところ
3管式プロジェクターは調整が面倒です。当然サービスマンに依頼する予算は無く自分で調整です。
時間が立つとズレてくるし、キリがありません。
3管式としては軽量といっても38kgあるので移動は大変です。
当時はアパート住まいで、このプロジェクターとスクリーンを持ってなんと7回も引っ越しました。
馬鹿ですねー。

楽しんだところ
当時の映像ソースはレンタルビデオ、後半ではレーザーディスクでした。いろいろ楽しみました。
3管式はブラウン管なので遅延がありません。当然ゲームには最適です。
最初の頃はスーファミ、その後セガサターン、プレイステーション、さらにはドリームキャストとこのプロジェクターで遊びました。
とくにセガサターンの「バーチャコップ」、バーチャガンを使って撃ちまくりましたね。
バーチャガンはプラウン管の走査線を利用して照準を判断しているので3管式=ブラウン管では使えますが液晶テレビや液晶プロジェクターでは使えませんでした。

2代目 NEC LT150J

3管式の大きさ重さを負担に感じてきて、一気に小型軽量機種に変更しました。

良かったところ
とにかく小型軽量。1.5kgなので使わないときには退けておけます。解像感もたかく、明るさも800ルーメンと当時としてはまあまあ。コントラストはそこそこですが映画を楽しく見れました。当時はまだまだ4:3の映像が主流でしたので1024×768の解像度にも不満はありませんでした。
このころの液晶プロジェクタは開口率が低く、暗い中にドットが並ぶ感じでした。DLPは四角い画素は見えますが、画素間が狭く気になりませんでした。

イマイチなところ
ファンの音が気になる。
高圧水銀ランプのせいか、色調にクセがある。
DLPの宿命のカラーブレーキング(レインボーノイズ、色割れ)が見える。
暗部の階調がザワザワした感じになる。

3代目 Panasonic TH-AE900

LT150Jもまだ使えたのですが、ついに引っ越し生活に終止符を打ち、プロジェクターも天吊り、スクリーンも電動(イーストンの電動110インチ16:9)としました。

良かったところ
いままでは固定焦点でレンズシフトも無かったのですが、こんどはズーム、レンズシフトがあるので設置の自由度が上がりました。
以前の液晶プロジェクターは暗い中に明るいドットが並ぶ感じだったのが解消されました。
明るさもアップして1100ルーメンとなりました。
当たり前ですが、カラーブレーキングが無いのもメリットです。

イマイチなところ
解像度が1280×720。この当時はDVDがメイン(Blurayはまだ高価)だったのであまり不満は無かったですが。

4代目 EPSON EH-TW8000

TH-AE900の故障で急遽購入。あまり考えていない。明るさと、同じ位置に設置できること(光学ズーム、レンズシフト)から選択。

良かったところ
2400ルーメンと明るい。昼間でもカーテンを閉めればなんとか見れる。
フルHD
このころはメインソースがBlurayになります。

イマイチなところ
ちょっと大きくて重い。
フルHD。4kではありません。
明るいんだけどランプ出力を高にするとファンが高速で回って煩い、消費電力が大きいので排熱もそれなりにある。

そして2024年11月

JMGO N1S Ultra
EPSON EH-TW8000 が故障したため、数日でネットで情報収集してヨドバシカメラで視聴して購入。現在ではメーカーも機種も多様で全部を考慮して最善の機種を選ぶなんてできません。
最善の機種を選ぶのではなく、「故障するまでのできれば10年の間、楽しめるか?」を考えての購入です。

良かったところ
とにかく明るくて色鮮やか。
夜なら明るさを一番下げても十分です。3000ルーメンのultraでなくて2500ルーメンのproでも十分だったかも。
まあ5年後には昼間から映画を見れるのでその先行投資と見ればOKか?
台形補正が超優秀
明るさと解像感が優秀なので少々無理な設置でもなんとかなります。
低消費電力
カタログ上は180W以下ですが、実測で明るさ最高で144Wくらい、明るさ最低で68Wくらい。それに伴って発熱も少なめです。
まあまあ小型軽量

イマイチなところ
やはり単板DLPのカラーブレイキングは見えます。
単焦点・レンズシフト無し。
有り余る明るさとデジタルズーム・台形補正でカバーできてるのでほぼ問題にはなりません。しかし画素と明るさを無駄にしない設置はピンポイントになります。
色調にクセがある。
赤の色が鮮やかすぎる。これは画質をユーザー設定で赤の彩度を落とせば改善できます。
オートフォーカスをたまに外す。
この場合にはオートフォーカスを設定し直す必要があります。
リモコンの反応が最悪。
プロジェクターだけでもyoutubeやAmazon Prime Video に対応していますが、FireStick4Kを使ったほうが100倍良いです。

まあこんな感じですがJMGO N1S Ultra 4K を3ヶ月ほど使ったうえでのプロジェクター全般の感想を少し。
N1S Ultra に限りませんがDLPの弱点のカラーブレイキングは受け付けない人もいます。
店頭視聴だけではなく、自宅視聴で暗い画面の多い字幕付きの映画を数本みて問題ないか確かめるのが良いと思います。
JMGOは「お試しプラン」があるので自宅で視聴してみることを勧めます。
一人暮らしでなければ同居人の感想も重要です。自分は気にならなくても同居人が気になるようならDLPはやめて液晶にしたほうが良いです。

あと天吊りにする場合には光学ズーム・レンズシフトのある機種に比べると設置の自由度が下がります。
その辺がクリアできればとても良いプロジェクターだと思います。

まあ、欠点の無いプロジェクターなんてありません。
良いところが欠点を上回り、大画面を楽しむことができれば良いのです。
N1S Ultra を買ってから本当に楽しいです。

いままで使った4機種のプロジェクターは決して当時の最高機種ではありませんし、コスパ最高の機種でも無かったと思います。
けれどもどのプロジェクターも大画面のある生活を楽しませてくれました。
買い換えるたびに解像度も明るさもアップして更に楽しくなっていきます。

可能なら10年ほどN1Sが故障しないと良いですね。
そして次の買い替えでは更に楽しくなると信じています。

5いいね!です

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. assiさん、こんにちは。

    私の最近のプロジェクター履歴と近いですね。

    初代
    2005年 Panasonic TH-AE700

    2代目
    2013年 EPSON EH-TW8100

    3代目
    2023年6月 LG HU710PW

    幸いカラーブレーキングは全く見えません。同居人が居ますがリビングのTVしか見ないので見えるかどうかは不明です。

    • ありゃりゃ。ミネルヴァさんへの返信にするつもりが自分への返信になってしまったみたいです。

  2. ミネルヴァさん、こんにちは。
    たしかに似たような機種を使ってきてますね!

    プロジェクターは買い換えるたびに、あたりまえですが「目に見えて」性能が向上するので楽しいです。予算の関係で壊れるまで買い替えできませんけど。

    ウチはオーディオもビジュアルもリビングでやっていて、テレビは置いてません。
    したがって同居人も強制的に「映像を見るときにはプロジェクタ+5.1ch」、音楽を聞くときには「マルチアンプ+自作3wayスピーカー」を使ってます。

    同居人はカラーブレーキングが見えるのですが「気にならない」と言ってくれてN1S Ultraの画像を楽しんでくれてます。

  3. assiさま、おはようございます。

     サンプリング定理のお話は当方の中途半端な知識だと墓穴を掘るのでスルーしましたがプロジェクターのように身近な機材だとコメントしやすいです。(笑)

     1988年に「長岡鉄男のスーパーAV:ホームシアターをつくる」と言う書籍を購入した頃からプロジェクター鑑賞が目標でした。

     初号機は、その20年後の2008年にJVCのDLA-HD750を導入し、2022年まで光源ランプを交換しながら使い込みました。(この機種は1万前後でランプが買えました。)

     2022年以降は疑似4K、そしてピュア4KのDLA-V7(ランプ寿命が倍になり値段は5倍!)になりましたが、画質的にHD750からの伸び代は少なく、鑑賞中の騒音も大きくなって初号機の出来が良過ぎました。(フルHD初号機で4K番組を映した際は映像の見通しの良さに感動したんですけどね。)

     定年後は8K番組を120インチスクリーンと22.2ch音響(またはDolbyAtmos)で愉しむのが目標で、昨年の今頃は8K対応プロジェクターの導入も真剣に検討しましたが、そもそもPC以外で8K出力可能な映像機器が皆無。そして肝心の8K放送も再放送のオンパレードで消化試合的な編成・・いずれは放送停波かいな??

     NHKはハイビジョン試験放送を2007年に停波した「前科」もあり、機材を揃えて放送局に見限られるより、こちら側で8K放送を見限るしかないと思っています・・

     ただし、映像は上流側の画質が良ければ良い(=高精細信号の変調度が高い)ほど解像度が低いフォーマットでも映像の見通しが格段に良くなるので8K制作番組も積極的に4Kで流してくれると有難いのですが、未だに勿体ぶって「2001年宇宙の旅」など大作を4Kで流してくれないので、本来なら8K放送に割く放送局のリソースを受信機器が増えている4K放送に配分すべきと思いますけどね。(汗)

    (駄文でコメント欄を汚してスミマセン)

    • たかけんさん、こんにちは。
      ビクターのD-ILAプロジェクタ、良いですね。
      機種名は覚えてませんが、2005年頃に地元ショップで視聴してその高画質にびっくりしました。
      予算と大きさ・重さ(大きさ・重さは自分を納得させる言い訳で実質予算のみ)で諦めて、Panasonicのプロジェクタにしました。
      普及価格帯で買い替えていると、素直に買い替えの度に技術の進歩を感じられます(負け惜しみ)。

      映像もオーディオもソースが重要ですが、最近はディスクを買わずにすっかりサブスク主体になってしまいました。アマプラ・Youtubeなどでも4K動画がそれなりにあるみたいですが、あまり真面目に見ていません。逆に昔のTVドラマ・アニメ(4:3)なんかを見たりして、プロジェクタの解像度を活かしてなかったりします。

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