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極性チェック、聴感、Audyssey測定結果

日記・雑記
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Philewebコミュニティの皆様:

前回の日記に対しては、多くのコメントをいただき、ありがとうございました。大いに困惑しているのは、私のみならず、ノアの社長さんも(笑)だと思います(さらには、恐らく、これまでソナスファーベルのSonettoシリーズをマルチチャンネル用にシリーズで売りさばいてきた日本中のオーディオショップの方も?Sonettoシリーズのみに留まらない可能性もアリ)。

本日、伊豆の現地にて、実機を使って様々な実験をしてみたので、結果をご報告したいと思います。

まず最初に、「あまりやらない方がいい」といわれた、「乾電池による極性チェック」をやってみました(まあ、自分のですから自己責任ということで)。

結果は、VIIIとAmatorIII のウーファー(以下W)は、やはり「正極性」(これまで位相という言葉を使ってきましたが、スピーカー間の議論では相対的に使われることもあるようなので、ここでは、乾電池のプラスをスピーカーのプラス端子につないだ時に、前に動くのをこう呼びたいと思います)で、VIIIのスコーカー(以下S)は「逆極性」でした(両者のツィーターは動きが判別できず、この方法では不明)。つまり、ダイナさんのところのVIIIと同じです。

そこで、Sの極性を変えるとどのような変化があるのかを調べるために、手持ちのLuxmanのプリメインアンプを使用し、バイワイヤ接続にて定位感(主にボーカルを使用)と音質(特に低音)のチェックを行いました(ちなみに、予断を持って臨まないように、Audysseyによるf特測定前に実施)。

<定位感>
W,Sともに「正極性」接続したVIIIのLRと、Sのみ「逆極性」接続したVIIIのLRの組み合わせの比較では、ボーカルの定位に関しては優劣はなかった。

<音質>
W,Sともに「正極性」接続に比して、Sのみ「逆極性」接続したものの方が、1.ジャズやロックの、指で弾いて演奏するコントラバスやエレクトリックベースの低音は、ボリューム的には減少するものの、ソースによっては、締まった感じを得られる2.クラシックの交響曲では、数台のコントラバスの弓による通奏低音部で圧倒的に量的な不足感がでる。ティンパニーやグランカッサなども同様。ただし、オルガンの超低音部は、あまり差がなかった3.ピアノの音はやせた感じとなり、女性ボーカルは潤い・艶が無くなる。

ちなみに、上記の傾向は、Audysseyによる補正をかけ、少なくとも測定上のf特はかなり似た状態にして聞き比べてみても、なぜか同様の傾向で、Sのみ「逆極性」接続したものの方が低音が弱く、かつ「音楽」として楽しめない音色であった。

最後に、マルチチャンネルでの利用を想定して、AmatorIII とVIIIをLRに配して、同様の実験を行った。

AmatorIIIはS, Wとも「正極性」接続で固定。これに対し、VIIIのSを「逆極性」接続したものと、S,Wとも「逆極性」接続したものを比較したところ、前者の方が、定位感には優れるものの低音のボリュームは少なくなり、後者の方が定位感がやや悪化するものの、低音のボリュームは十分である、という結果となった。

<結論>
VIIIの内部?で逆極性接続となっているスコーカー(+ツィーターの可能性は否定できない)部分のプラス端子とマイナス端子を逆に接続すれば、「マルチチャンネルで他のSonettoシリーズ(特に2Way)と組み合わせてもそこそこ聴けるのではないか?」との淡い期待を持って臨んだ実験であったが、LRステレオでも、W,Sとも正極性のAmatorIIIとの組み合わせでも、低音のボリューム、定位感、音質のいずれかの問題があることがわかった。しかも、少なくともAudysseyによる補正ではこれらの問題を解決できないことも分かったため、8805を中心としたシステムでは(少なくとも私の保有する)VIIIとAmatorIII (Sonetto I, Center I, Wallも恐らく同様)のマルチチャンネルシステム内での共存は「不適切」であるとの結論に達した。

<参考:Audyssey測定結果>
VIIIのW,Sとも「正極性」接続をした場合
[:image3:][:image4:]
VIIIのSのみ、「逆極性」接続をした場合
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