HiVi4月号に「逆相再生のリスク」記事が!

日記・雑記
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これ、ライバル出版社(?)の話題なので、管理者に削除されるかもしれませんが(汗)、やや批判的に書きますので「管理者」の方、どうかお目こぼしを(笑)。

「またか」と思われるかもしれませんが(笑)、私も昨夏にこのコミュニティに入れてもらうまで、全く知らなかったことなので、一人でも私のような「さまよい人」を出さないためにも、売り手・買い手双方のためになればと思い、しつこく筆を執ります!

さて、最新号のHiViです。[:image1:]このコミュニティの方は読んでおられる方も少なくないと思います。そこに、私の知る限り(残念ながら、オーディオ雑誌を読むようになったのは30年のブランクを置いて、ここ1,2年です)、初めて見ました。サラウンドシステム構築に際する、極性・位相問題を取り上げた記事「マルチウェイスピーカーの接続極性を揃える」(4月号53ページ。著作権を尊重し、記事そのものの全文引用は控えます。読みたい方は、購入下さい=笑)。

「フロントとサラウンドスピーカーで接続極性が揃っていないと、仮にスピーカー接続が正しくてもある帯域ではフロントとサラウンドあるいはサラウンドとオーバーヘッドスピーカーで逆相となる部分が発生し、至る所で揃っていないということが起きてくる」

これ、すでに私もこれまで「日記」で書き尽くしましたが、この記事を読んで、「何が問題か?」を理解できる人は、「すでに知っている人」だけで、一年前の私なら完全に読み飛ばすか、記憶に残らなかったと思います。つまり、書き方の問題。

「逆相となる部分が発生し、揃っていない」とどうなるのか?何が問題なのか?-という情報が全くない。

さらに、この「問題」を避ける方法として提案されていることとして、「専門家やインストーラーに相談し、スピーカーの極性情報を得ながら構築」と書いてある。しかし、自分の経験から(笑)、何百とあるスピーカーシステムの各ユニットの極性を把握している「専門家」なんていないと思うけど。しかも、すべてのメーカーが積極的にユニット別の位相情報を提供しているわけではない(音作りの企業秘密という側面があるそうです)。

で、提案。HiViが、いやここの音元出版でも、「サラウンドシステム構築のための専門誌」を名乗るのなら、各スピーカーメーカーのユニット別の極性情報を調べて、一覧表にして公開してくれないと。こんな記事を書いて読者を不安にさせるだけではなく、正しい解決法を提示するのが専門誌というものでは。それができれば、この分野におけるものすごい「公共財」(ちょっと大げさ?)になるのではないでしょうか。

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