Twister Auro-3DとAtmosの両方で視聴してみた

日記・雑記
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 Aruo3DさんがAruo-3Dフォーマットの映画のキラーコンテンツとして紹介なさっていた、Twisterのディスクを入手、先週末AtmosとAuro-3Dを比較してみた。
 時間が無かったので、主に竜巻と絡む場面をピックアップして比較した、ファーストインプレッションです。
ディスクはドイツ語版(音声はドイツ語と英語)をデンマークのアマゾンに注文してゲット、写真のようにAuro-3DとAtmosのディスク2枚が入っているパッケージです。Auro-3Dは家庭用ではマックスの13.1チャンネル!


ツイスター(原題Twister)という映画ですが、1996年公開の映画で、すでに28年前という懐かしの映画の部類ですね。スピルバーグ製作総指揮、M・クライトン脚本に加え、「スピード」で有名になった監督J・デ・ボンの作。当時のCGの最先端技術という事で、DVDもサラウンドも無かったので、その作者が意図した音響・映像は映画館でのみ味わえるものだったという事になります。それが自宅でも楽しめるようになった。いい時代になったな!
 この作品への個人的な体験があるので大部分の方には余計なことですが思い出を語らせてください。当時、donguriはアメリカのインディアナポリス近郊に住んでいました。アメリカにわたって2年目だったのですが、日本では身近でないがその辺ではしょっちゅう竜巻警報がなったり、ニュースで時々被害がでたと聞き、アメリカみたないな平坦な地形がずーと続くと竜巻は有るんだなー、だからみんな地下室付きの家に住んでるんだなーと思っていたところに、この映画が公開されて、さっそく近所の映画館に行って見たのでした。
 何が印象に残ったかと言うと、とにかく竜巻の恐ろしさを感じさせてくれる迫力の画面と音、そして竜巻を研究するクレイジーな研究者の面々、最後に竜巻に舞い上がるセンサーをぶち込むのに成功し世界で初めて竜巻の動きのリアルタイムデータをとれたというカタリシス。
今、ネット上の評判をみると分かりますが、映画としての深みうんぬんでなく竜巻の表現力は素晴らしくそれを2時間ほど楽しむためのものであるわけです。
 さて、本題、Auro-3DとAtmosで竜巻の場面の音の迫力はどっちが勝ちか?
という事ですが、
ファーストインプレでは、引き分けです。
最初、Auro-3Dで視聴した時は、背筋がゾーっとしました。特に自分をまきこむ音で恐怖感をいただかせるほどの迫力には参りました。
で、Atmosによる音はというと、ほとんど差はないと感じましたね。
Atmosの方がなぜか後ろの方や細かい音がクリアに聞こえた感じがする一方で、Auro-3Dは前上方向の奥行き感が上のような気がしますが、なんせ怖くて冷静に判断ができませんよ。
 となると映画ではAuro-3Dを選ぶ理由があえて無いじゃないという事になってしまいますが、、、
 週末にはベルリオーズのレクイエムの2012年のコリン・デービス、ロンドン響で、教会でのSACDマルチ音源についてAuro-maticを試してみましたが、効果はやはり絶大で、教会の高い天井から降り注ぐ音、空間の拡張感には感動できました。やはりAuro-3Dのご利益はこの手の音楽ソフトかなーという印象が残りました。

以上、非常に限られた視聴でのdonguriの個人的印象という事で、ご了承下さいませ。

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