皆さま明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
3ヶ月前から予定していた年末年始の3宅相互オフ会がとうとう最終日を迎えました。
大トリの大将はバズケロさんです。genmiは5年半振り2回目の訪問となります。
JBL部屋は昨年の早い段階で音をまとめ上げられたそうで、癒しのハーベス部屋にメスを入れ、HiFi化してフルオケを聴かせるといった事前情報がありました。
genmiの前回の印象として、バーベス部屋は柔らかい陽射しが差し込む居心地の良い癒しの空間に、優しいけど浸透力のある音が充満し、逆にJBL部屋では、JBLホーンビーム内におけるダイナミックな異次元空間が印象深く脳裏に焼きついています。
バズケロさんの最寄り駅で3人が落ち合い、つい3日前に会ったばかりですので(笑)挨拶も早々にランチを駅のコンビニで各自購入しバズケロ邸へと向かいました。
今回もまずはハーベス部屋からスタートです。
前回のハーベス部屋は少しだけ前座の意味合いもあったように思うのですが、今回はマジ聴きレベルまでハーベス嬢を昇格させたようですので聴く方のこちらもマジになります(笑)
一曲目の選曲は意外にも幸田浩子のオペラがかかりました。それに音量も大きめです。
この時点でバズケロさんの本気度が窺えました。
5年半前から若干装置は変わっているようですが、SWやハーベス嬢はもちろん変わっていません。
ですが、前回の「バーベス部屋はどの場所から聴いてもいいように音作りされています」とはちょっと違い、HiFi化されただけあって以前より音に対峙する聴き方になっていることは一聴してすぐに理解できました。
それでも吟味された天然素材がふんだんに使われたお部屋には変わりませんので「そうそう、これがハーベス部屋の音だよな」と正面のピクチャーウインドウから見える遠くの山々を眺めながらハーベス嬢が奏でる音楽の世界にドップリ浸っていました。
すると、天然木のダイニングテーブルにgenmiと向き合って座っているヒジヤンさんの眉間に段々とシワが寄ってきているのが見えました。
さらに聴き進めたところで、今度はリスニングチェアに座って聴いていたヒジヤンさんが早々に立ち上がりgenmiに席を譲ってくださいました。その時点でヒジヤンさんが出音に不満だったことを察しましたが、座って聴いているgenmiに対しても背後からヒジヤンさんが「無理しなくていいよ!」と。
え~~~genmiどうすればいいの~~~~
確かにHiFi化されているとは言ってもヒジヤンサウンドに慣れたgenmi耳からするとそれ程でもないし、もう以前の純・癒し系サウンドでもないしと、どっちつかずのサウンドであることは確かです。ちょっと乱暴で生意気な言い方をさせてもらうと「中途半端」。
ヒジヤンさんは思ったことをオブラートには包まずにストレート(それも大谷翔平並みの剛速球)に言ってくれる方なのですが(これは誉め言葉です!)、それにしてもバズケロさんに対して辛口コメントや口調がどんどんエスカレート。
『思う事があれば遠慮なく言ってください』と寛大なバズケロさんでしたが、さすがにこれ以上はバズケロさんの堪忍袋の緒が切れてオヤジ職人同士の取っ組み合いのケンカになったらどうしようかとヒヤヒヤものでした(スミマセン、ちょっと誇張していますm(__)m)。
ヒジヤンさんの不満点としては、ざっくり言うと、さっき上で述べた「中途半端などっちつかずの音」ということと、低域が腰高で質もよくないということだったのではないかと思います。genmiもこの時点では、以前の癒しに特化し、リビング空間とのハーモニーを追求したハーベスサウンドの方がよかったかなというのが正直な感想でした。
で、仕舞いにはヒジヤンさんがパイプオルガンの音がパイプオルガンに聴こえないと言い出す始末。
ここで、ちょっと興味本位でSWを切った音を聴かせて欲しいとお願いしました。
以前SWを導入した経験のあるgenmiとしてはSWの取り扱いの難しさや設置場所のシビアさはよく理解しています。
さて、、
出音に一同、ん????????
『こっちの方が全然いいじゃん!!!!』
パイプオルガンの音に聴こえないと言っていたヒジヤンさんも「パイプオルガンの音です!」と満面の笑みを浮かべています。
その状態でヒジヤンさんが不満だった曲を次々とおさらいすることに。
どれを聴いても一枚も二枚も音のベールが剥がれ、これならバズケロさんの言う『HiFi化』に大納得です。
低音の方もSWオフで迫力が減るかと思いきや反対で、腰高だった低音が床まで沈み込み、むしろ迫力のある音に。音数も増えてそして何より音が自然です。これには一同びっくり。
genmiはSWの使用をギブアップした経験があるので分かるのですが、うまく使わないと例えカットオフで超最低域だけをSWで補強したとしても不思議なことにそれが中高域にまで影響を及ぼしてパッとしないマスキングされた音になってしまいます。
これを回避してメリットだけを引き出すことも可能だと思うのですが、それにはSWの置き場所やセッティングなどを相当に吟味しないといけないと思うわけです。
SWの助け?を借りずにハーベスだけが奏でる音は、まるでハーベス嬢が「なんで私を信じてくれないの? 私だけじゃダメ?」とバズケロ男爵に言っているかのようでした(笑)
「あのー、SW有りで聴いていた1時間を返してください」と皆で大笑い。平和になってよかった。
バズケロさん曰く、セッティング段階ではSWを切って調整を行っていたそうですが、調整が終わったら習慣のようにSWをオンにしていたとのこと。『オーディオあるある』ですよね。思い込みや習慣で失敗することはgenmiの場合は日常茶飯事なので改めて気をつけなきゃと肝に銘じました。
床への振動を完全遮断しているSPスタンド下の砂箱を無くして、ヒジヤン体感型ボディーソニックのように天然素材の床振動も味方につけて活用できるとすごい音になるでしょうね!
自分の家ではないですが夢が膨らみます(笑)
そんな話をしながらランチをして午後はJBL部屋に移動です。
それにしてもハーベス嬢が歌うボーカルは天下一品でgenmiも辛口ヒジヤンさんも完全にイチコロでした(笑)
文章書くのに疲れたのでJBL部屋は続編ということで!
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genmiさん
読んでてドキドキしました。笑
ハーベス嬢の以前のまったり系にはSWもハマっていたのですが、HiFi系に振った場合はSWが1個じゃ濁るのでしょう。
HiFiであればSWも2個ステレオで使わないとダメなのだと思います。
最近私も25cmウーファーのSW仕様をやめました。
SW的使用に際してのDSP処理に係る時間分だけタイムアライメントが遅れ方向にズレるので、どうしてももっさり感が出てしまっていました。
時間軸がしっかりした音の方が芯があって鋭く深い低音になる事を確認しました。
SWの本気オーディオでの運用はガチの理論を理解した上でのセッティングが必要ですし、SW自体の質がとても重要だと思います。
今の私では太刀打ち出来ないですが将来的にはリベンジしたい!
バズケロさんのハーベス嬢は最早普通のSWじゃ満足できないレベルの女王様になられたという事なのですね。
genmiさんは前半日記で疲れて今頃はハイボール飲んでふわふわしてるのでしょ?
そろそろ飲むのやめて今晩中に後半のJBL部屋の日記書いてやー笑
CENYAさん、こんばんは。
レスありがとうございます。
さすがCENYAさん、説得力があります!
3人のオフ会中も、以前の癒し系サウンドでは目立たなかった、もしくはプラスに働いてたSWがHiFi化を図ったことによってマイナス面が表面化してきたのでは、という話はしました。
おっしゃる通り、今のハーベス嬢には質の良いSWをステレオで二つ当てがわないといけないのでしょうね。
多分バズケロさんはフムフムと納得されていると思います。
>genmiさんは前半日記で疲れて今頃はハイボール飲んでふわふわしてるのでしょ?
そろそろ飲むのやめて今晩中に後半のJBL部屋の日記書いてやー笑
日記後編の執筆は一旦中断してハイボールを飲みながら冬休みの宿題のルムアコグッズ工作をしまーす(笑)
genmiさん、バズケロさん、ヒジヤンさん:
お三方とも相互訪問した仲ですので、興味深く拝見しておりました。
いつぞやの、「東海道中膝栗毛」に、私とgenmiさんが入れ替わった感じですね。
「2chの職人」と自称しておられるお三方のお部屋の写真を拝見しても、私にはどこが変わったのかさっぱりわかりません(汗)。同じSPだし、位置も同じに見えます(笑)。にもかかわらずお互いに「激変」とか言っておられるのですから、2chというのはよほどDeepな世界なんだろうなあと驚くばかりです! 拙宅なんか、お三方が来て以来、13台のSPのうち、7台が入れ替わり、さらにSWが二台加わり、かつ電源工事もしたのですが、「激変」というよりは、「微修正」と私は感じてますから(笑)。Auro-3DはAuro-3Dで、皆さんがお見えになった時と世界観は変わっていません、こちらは(笑)。マルチは変化に鈍感なシステムなのか、単に、私が鈍いだけなのか?(爆)
この、genmiさんの「バズケロ邸訪問記」には言及がないのですが(泣)、モノラル針によるモノラルレコードは聴かれました?私は今まで何十件とハイエンドシステムのあるお宅を訪問していますが、「自分の家にも欲しい」とまで思ったのは数台しかなく、そのうちの一つがこのバズケロ邸の「モノラルアナログレコードシステム」でしたねぇ。懐かしいなあ。まだ、健在でしょうか?私はあれをモノラル(シングル)スピーカーで鳴らしてみたいです(できれば良質のフルレンジで)。絶対的な定位感(当たりまえ!)に裏打ちされた、存在感抜群のボーカルが聴けるだろうなと夢想しています(笑)。
最後に、SWの使いこなしですが、CENYAさんがおっしゃった、「SWの本気オーディオでの運用はガチの理論を理解した上でのセッティングが必要ですし、SW自体の質がとても重要」というのは全く同意です。拙宅は、お三方がお見えになった時は、SWは「花瓶置き」でしたから(映画の時に、床を振動させる「機械」として使っていただけ=汗)。それを今は4台もIntegrateして使いこなせるようになったのは、ひとえに「ガチの理論を理解した上で」Dirac Liveという最先端のBass Managementの各種パラメーターを自分で調整できるようになってからです。
これを「手動」で「人間の耳だけで」やるのは、かなり難易度が高いと思いますが、バズケロさんならこなせるだろうと、genmiさんもヒジヤンさんもCENYAさんも、皆さんが思っているところが、またすごいところです!!!さすが皆さんに「大将」と言われるだけあるワ(笑)。個人的には、いずれまた、British SPによるモノラル針によるモノラルレコードを、聴きに行かせてください、大将!あの音は忘れられない(笑)。genmiさんとは、そのうち(Dirac Liveが実装されたら)東京の書斎ででも再会しましょうね(お近くですので)。ヒジヤンさんはAuro-3Dにご関心を持っていただいているので、そのうち伊豆の拙宅にお越しください。
お三方の益々のご活躍を!
Auro-3Dさん、おはようございます。
レスありがとうございます。
確かに前回のAuro-3Dさんがgenmiに入れ替わった感じですね(笑)
次回のゲストが誰になるか楽しみ楽しみ!
「2ch」ってすごく奥が深いんだと思います。
マルチチャンネルも奥が深いんだと思いますが、二本のスピーカーだけでマルチのような臨場感を出そうと様々なワザやモノを駆使してやらなきゃいけないわけです。
そりゃ「職人」にならざるを得ないのは必然ですね。
アナログの音もハーベス部屋で聴かせて頂きました。メチャクチャ良い音でした!
その中でもモノラル針によるモノラルレコードの実の詰まったまるでステレオ再生のような音にびっくりです。さらには、同じ盤をステレオ針で再生するとどうなるか?という比較もさせて頂きました。こちらは音がペラペラな貧弱な音で、どうしてこんなに違うのっていうぐらいの違いがありました。モノラルレコードはモノラル針でちゃんと聴かないと音源に対する評価ができないですね。
今やハイテク技術で武装したAuro-3Dさんの4台のIntegratedシステムも凄そうです!
バズケロさんの音に対する探究心とストイックさは本当に心から尊敬します。
一切妥協無しですから。それがバズケロサウンドに繋がっているのだと思います。
後半のJBL部屋へと話が続きますが、普通ならこの日記で訪問記が終わるのが、バズケロ邸はメインディッシュが二回出てくるような感じでもうお腹いっぱいです。
バズケロ邸はオフ会二回分以上の内容と価値があると思います。
genmiさんへ
こんにちは
気持ちよく記されているところ、、水を差すようで心苦しいですが、、
>その中でもモノラル針によるモノラルレコードの実の詰まったまるでステレオ再生のような音にびっくりです。・・
とはかなりの位相ズレで、左右のSPのスピードが異なっていると思われます。その上、ステレオ針ではペラペラな貧弱な音とはフォノイコが悪く、パワー不足も考えられます。
因みに僕はすべてステレオ針ですが、MONO盤は真ん中に前へ出る形でピシッと不動で定位します。
bb7さん、こんにちは。
レスありがとうございます。
すみません m(__)m
bb7さんのようにステレオ針でモノラルを上手に鳴らしてられる方はいらっしゃると思います。
これはあくまでもバズケロ邸でモノラル針とステレオ針を比較試聴した際のgenmiの個人的で率直な感想です。
また、比較環境がなければ比較対象がないので、ステレオ針でも満足するのだと思います。
アナログにはまったくもって疎いのでこれ以上のことは分かりません (^^;)
genmiさんへ
僕の言い方が悪かったみたいですのでもう一度、、MONO盤はCDにもあります。横に広がりstereoみたいな鳴り方はしません。アナログも同じです。横に広がったら位相ズレか、チャンセパを疑うのが真っ当ですので喜んでもらっては困ります。よろしく
bb7さん
了解しました。
先ほど述べた通り、genmiにはこれ以上分かりません (^^;)
genmiさん
早速の日記ありがとうございます。
ハーベス部屋は以前のふわりと響かせる独特の癒しサウンドから大変身してしまいました。
じわじわ変更をしてきたことも重なってSWのマスキングもあまり意識せずにいました。
以前測定した時のあの帯域とこの帯域程度ぐらいと思い込んでいたのですね。
さて、床ならしサウンドの検証を今日は砂箱まで解体していくつか実施を進めてみました。
今の所、砂箱は減衰しすぎの悪さはしていないということと、床ならしはユニット自身の発する力が大きく作用していると思えることが見えてきました。
スピーカー自身の発する振動が床に作用する効果はスタンド込みが前提のブックシェルフでは微々たるものではないでしょうか?
全てのアイテムを外して聴き込みましたが、低域の膨らみは増しますが若干高域の伸びや深みがボケてしまいますし、床はそれほど鳴きません。
少しずつ下地を入れていって変化の様子を見ましたが、結局これまで取り組んできた組み合わせが床の響き含めて現状のベストということで先程元通りになりました。
何事もやってみなはれ!ということですね。
思うようにはいきませんでした。
この正月休みにどれだけやれるかな?!と取り組んではみましたが、きっともっと強く比重の高いアピトンのような大きなベースボードクラスでないと手に負えないかな?!という考えが強くなりました。
現状でも音がダメというのではないので、この先のんびりとアイデアを温めることにしましょう。
いずれにせよ、サブウーハーの件は今の位置では無理なことは今日も色々やってみて間違い無いので、小音量でほんわか聞く時だけオンになるような使い方になりそうです。
色々感想も聞けて、本当によい勉強になりました!
おかげさまで今は安心してSW OFFのハーベス嬢の音楽を楽しめています!
有意義なオフ会は楽しいですね!
では、では
バズケロさん、こんにちは。
レスありがとうございます。
一昨日は大変お世話になりました。
年末最後のヒジヤン邸オフ会といい、年明け一番のバズケロ邸オフ会といい、最高の一年の締めくくりで最高のスタートを切る事ができました。本当に感謝です。
えっ? もう床の実験をされたんですか?
さすがバズケロ師匠です!
結果がイマイチだったようで、環境や条件で結果が変わってくるのはオーディオの難しいところでもあり楽しさでもありますね。
仰る通り、『ブックシェルフなら』という推測に深く納得しました。バズケロさんが考える次の一手が楽しみです!
SWの一件は「明日は我が身」のような出来事なので、こちらも良い気づきを与えて頂きました。オーナーはある意味自分の音に盲目なんですよね(汗)
Auro3Dさん
ご無沙汰しております。
ハーベス部屋のアナログシステム(モノラル専用)に良い印象を持っていただきありがとうございます。
当日もモノラル音源はモノラルレコードであればモノラル針で聴くのが一番美味しいというデモもしました。
ジャズの他にもモノラルで聴くクラシックレコードも、皆様聴く機会が少ないので回してみましたが、好評だったので嬉しかったです。
さてSWの件ですが、テクノロジーの力を借りないと無理ですよ(笑)
今回のケースはAuro3Dさん邸でも見事に響く「床の利用」についてわいわい盛り上がった訳で、SWについては無頓着に使用すると弊害が勝り逆に2chの音まで悪くするというのが主旨です。
今のハーベス部屋ではSWの設置位置に制限があるので、BGM以外で無理して使うつもりはありません。
Auro3Dの最新テクノロジーがどんどん裾野も広がり当たり前のようなシステムに進化するまでの道は長いかもしれませんが、テクノロジーの進化は夢があって楽しいですね!
これからも応援していますし、たまに体験させてくださいね!
では、では
バズケロさんへ
横レス失礼
>ハーベス部屋のアナログシステム(モノラル専用)に良い印象を持っていただきありがとうございます。
mono盤がステレオっぽく聴こえるとは裏技ですよね。今はこの手のフォノイコが出回っているのですか。mono盤もRVG録音など結構なお値段で取引されているのを不思議に思っていたのですが、。なるほどと感心しました。
bb7さん
genmiさんの日記内ですが初めまして。
>mono盤がステレオっぽく聴こえるとは裏技ですよね。今はこの手のフォノイコが出回っているのですか。
いえいえ、裏技ではないですよ。
種明かしは同じモノラル盤でも世代によって全て真ん中にギュッと集まる音源から奥行方向で広がりを持つ音源まで幅広くあります。
今回かけた盤は奥行方向で響き成分を多く含むモノラル盤(おそらく録音時期による流行りやマイクなどの進化が影響している)を選んで回したものです。
使用しているフォノイコは80年台のアキュですからなんの変哲もありません。
要するにモノラルでも時代時代で録音も再生表現も幅広くあって、全くつまらないものから、こりゃ凄いねと感動できるものまで色々です。
高額で取引されている盤は音質の良さや希少性とかストーリー(背景)性とかによるところも大きいと思いますよ。
いずれにせよオーディオは色々奥深くて面白くて楽しくてやめられませんね!
では、では
バズケロさん(横レスいただき、恐縮です。Genmiさん、失礼!)
そうですか、バズケロ邸のモノラルシステムが生き残っておられるとのこと、安心しました(人のシステムなのに=笑)。私が人のシステムを「お持ち帰りしたい!」とまで思うものは、自分のシステムとは「包含関係にない」ものばかりです。つまり、「陸続きではない孤島のような存在」、という観点で、あの「ナタで切るような」音は、2chステレオでは絶対に出せない音ですので、これからも大切に保守を続けてくださいね。
SWの件ですが、さすがに「大将」の腕をもってしても、難しいですよね、人力では。実は、今度拙宅にいらっしゃる機会があればお聴かせしますが、拙宅にはご存知のようにハーベス嬢の「恋人」のようなAmator IIIがあるのですが(笑)、実は今、あれをOctaveによる単独ドライブでなく、ISP MK2(Dirac Live)を介して4台のSWとintegrateして、「2.4ch」で再生する音に「ハマって」おりまして(Genmiさんにはのけぞられそうですが=笑)。普通、SWが4台も入ると聞くと、ボワボワの音を想像すると思うのですが、むしろ、Solidな音に変わるのです。客観的にも、K&KさんやMyuさんといった、チャンデバ系のすっきりとした音が好みの方にはとても評判がいいシステムとなっています。
で、これをISP MK2(Dirac Live)なしで、単に、Add-onでAmator IIIにSWを加えただけですと、「とても聴いてられない」(笑)。よほど、Amator III Onlyの方がいい音がします(今回のバズケロ邸と全く同じ結果です)。
つまり、SWの活用は「テクノロジーの力を借りないと無理」というのは、全面的に同意で、日々実感しています(汗)。
genmiさん、おはようございます。
ハーベス部屋の日記が早かったですね。
ハーベス部屋は事前の案内が、「今回の目玉」「フルオケ鳴らしちゃる!」「試聴タイムをじっくりとる」だったので真剣に聴きましたし、最初は辛口コメントになってしまったようです。極めつけはジャズのアナログ再生でしたね。30秒で無言で席を立ちgenmiさんに交代したと記憶しています。
自分の見たくない面なのですが、こうなってしまうから「来てください」と声をかけられても、初めてのお宅は慎重になってしまいます。
ですが、サブウーファーをOFFした後は見違えるようでした。
・クラシックの小編成オーケストラでは、サブウーファーONでは「スピーカー下端より下に音がなかった」のが、OFFすると「床面まで音が埋まりました」
・モノラルのジャズボーカルでは、サブウーファーONで「ベースが右から聞こえた」のが、OFFすると「ベースがセンターに位置しました」
・全般には、サブウーファーONで「緩くボケていた音」が、OFFすると「シャキッとしました」
最初のマイナス印象が強かったので、どうしてもそのような感想が際立ってしまいますが、サブウーファーOFF後のハーベスは、特にボーカルが素晴らしかったですね。genmiさんが持ち込んだ松山千春も、自分が持ち込んだ昭和歌謡曲なども、張りがあり、うっとりと聴かせてくれました。
そして、後半のJBL部屋では・・・
サービス精神旺盛なバズケロさんのきっちりやり込んでいる部分と、多少ボケたところでまた盛り上がる楽しくも学びの多いオフ会でした。「少しのことで、良くもなれば悪くもなる」きちりと追い込まれているからこうなるんですね。ベテランのバズケロさんでも、自宅の音のことになると気が付けない面もあるんですね。他人だからこそ気がつける、、オフ会の効用です。よくあることですが、自分も気をつけようと再度自戒しました。
さて、後半はJBL部屋ですね。続く感想日記も楽しみにしています。
ヒジヤンさん、こんにちは。
レスありがとうございます。
普通ハーベス部屋は航空会社のラウンジみたいにリラックスして寛ぐところを今回は最初から身構えて聴いてしまったということもヒジヤンさんが余計に辛口コメントになる一因でしたね。
>自分の見たくない面なのですが、こうなってしまうから「来てください」と声をかけられても、初めてのお宅は慎重になってしまいます。
今回の交流でもそのことを何度か話されていましたね。ウソ、お世辞は言えないということは凄いことだと思います。←褒めてます。その分、ご自身の音に対しても厳しくて真面目に向き合っている姿が印象的でした。本当に尊敬します。
後編は明日までには何とかまとめ上げたいと思っていますのでもう少しお待ちください(笑)
genmiさん こんにちは バズケロ邸 訪問記 前半 楽しく 読ませていただきました。
正面のカーテンが半分くらいに閉じてあるところが 微妙だなあ??と見えました。
マジ聴きなら これを完全に閉じたほうが 良かったのではとも思いますね。
しかし サブウーハーは 難しいですね。私も 散々 やりました。 2本の大型SPに 3つも サブウーハー付けた時もありましたが ハマる楽曲もあるのですが 全てには
いまいちでしたね。 さて バズケロさんは これからどうするんでしょうね??
ところで 床の 感触は いかがでしたか?
genmi邸 ヒジヤン邸 バズケロ邸 ハーベス部屋 JBL部屋 どん風に感じられたのでしょうか?? 床の響き具合で セッティングも変わるでしょうし,音楽の伝わり方も 変わるのかな?と 追っております。
JBL部屋 感想記 楽しみにしております。
x1おやじさん、こんにちは。
レスありがとうございます。
正面のカーテンについては何も話しませんでしたが、左側のカーテンについては開き具合がポイントだと聞きました。
その正面のピクチャーウインドウは、リスニング中ずっとそこから遠くの山並みを眺めて癒されていたので、例え音が良くなるとしてもgenmiはカーテン全閉めの反対運動を起こします!(笑)
x1おやじさんのあの広大なお部屋をもってしてもSWに苦労されたのですね。それではgenmiのウサギ小屋でなんて到底無理な話です。(全然もう諦めていますが)諦めがつきました(笑)
ハーベス部屋の床はいかにも天然木といった感じで素晴らしかったです。もう少し弾力があるのかなと思ったら結構頑丈でしっかりした床でした。
今回の3宅相互オフ会で感じたことは、床の響きの重要性はもちろんのこと、部屋全体をどう響かせるか、どう音を回すかといったスピーカーから音が出た後の『振動』の重要性です。
ヒジヤン邸もバズケロ邸もお部屋のコーナーでの音だまりが感じられませんでした。それは音を部屋全体に回しているからだそうです。x1おやじさんは承知の事だと思いますが、genmiにとっては目から鱗でした。多くのお宅の音を聴かせて頂くと本当に勉強になりますね。
genmiさん バズケロ邸 訪問記 ハーベス嬢 読ませていただきました!
鳴らせ方によって響きの塩梅やSWの設定など、自分が知らない奥深いディープな世界でしのぎを削る達人たちの集いという印象でしたが、オフ会の楽しい雰囲気も伝わってきました!
僕から見るとgenmiさんも相当にストイックに詰めていくタイプだと思っているので、バズケロさんやヒジヤンさんとの会話やノウハウなど 楽しく・実りあるオフ会だったんだろうな~
吸収できるところを見習って僕もやっていきたいと思いました!
ケニティーさん、こんにちは。
レスありがとうございます。
今回ものすごい達人のお二人と短期集中で身近にいれたことにより、なんか自分も達人になったような錯覚に陥りました。でも冬休みも終わり目が覚めました(笑)
このオフ会三昧で感じたのは、自分で苦労して得た知識や経験は裏切らないということ。これは本当に財産だなと思いました。これはオーディオに限らず人生でも同じですよね。
今年はケニティーさんともサウンド交流が出来たら嬉しいです!