新規会員登録の際、X(旧Twitter)のフォローやメッセージをご確認頂けず、登録保留の方もいらっしゃいますので、Xへログイン頂きご確認をお願いします。

ガルネリ&エレクタアマトール比較

日記・雑記
日記・雑記
Sponsored Link

公共の場ですのであらゆる機器の所有者がおり十人十色の考え方があると思います。私の正直な感想でひょっとすると不快に思われる方もいるかもしれませんが、一個人の考えと受け止めていただければ幸いに思います。

前回の投稿後、ガルネリメメントとエレクタアマトールをクラシック中心に今一度聞き比べをしてみました。

まずはスピーカーの足元の再確認です。

ガルネリは使用年数も長く足元を色々と試してきまして、かなり詰めてきましたので現状がベストと感じております。

今回アマトールの方を直置きと丸い木3点設置(何の木かは忘れました^^;)を試してみました。

直置きは完全に音が篭もりまして、ガルネリとの比較になりませんでした。

木材3点設置を試した所メリハリが出て聞きやすくはなりバイオリンのソロでしたら味のある響きを楽しめる曲も中にはありました。

それでも、篭った感じは脱ぐいきれませんでした。

次に現在所有している木製スパイク(山本音響)のみの設置、スパイクタイプという事もあり気になる篭もりは無くなりました。

ただもう少し中音と安定感を求めたいと思いスパイクの下に音極振(ゲル素材)を挟めまして、現状では納得の鳴り方と改めて再確認しました。

曲の聴き比べに入る前に、フランコセルブリンが制作されたスピーカーの共通点をお話しておきます。

ガルネリメメントとエレクタアマトールは音の傾向は違いますが、共通したたっぷりとした響きが心地よい音色を生み出しています。

これはキャビネット内の少な目な吸音材の量と配置、キャビネットの厚みから スピーカーは楽器とした考えでセルブリンが理想とする響き方がソナスファベールの大きな魅力となっています。

(何年も前の話になりますが、アマトールの中は吸音材が1枚だけネットワーク付近を囲ってあるだけとコメントしていたブログを読んだ事がありますが確実性のある情報源ではありません)

その為、フランコセルブリンの制作されているスピーカーは弦の鳴りに関して特筆すべき魅力があり、ガルネリオマージュに関してはヴァイオリンの聖地 クレモナにあるヴァイオリン博物館に展示されている程です。

次に私なりの簡単な比較感想になります。

初めは弦の室内楽を聴き比べてみました。

ガルネリの弦の繊細な響と中音がしっかりと乗った音色は一音毎に楽器の生々しさを感じます。

エレクタアマトールも響良く鳴っていますが、高域寄りの響でガルネリの聞いた後だと中域の情報量が少なく感じます。とは言ってもアマトールの音域の鳴りはきわめて平均的であり、ガルネリは全体的にとても濃厚な鳴りが特徴的です、評論家の中には「クレヨンの様だ」と表現される方もおります。ただアマトールの方はエッジが聞いているといいますか、一音毎の強調性は感じられます。

情報量に関して発売時期が20年と開いているので技術の差が出るのは仕方の無い事だと思います。

次にオーケストラを聞いてみました。

ガルネリは全体的に上品にまとまっており全帯域バランスよく楽器の細かいニュアンスもアマトールより感じられます。

ただ、音が柔らかいと言いますか、楽器ごとのメリハリを感じられず、品の良さばかりが際立ってしまい場面毎の状況の変化を感じられず、終始同じような場面が続いている様な印象です。

エレクタアマトールは

室内楽と同じ様に楽器個々の繊細なニュアンスはガルネリ程感じませんが、メリハリがあり楽器個々の音が聞き分けられる感じで、楽器の位置関係が見えやすくなります。

それに加えスピーカーがガルネリの外側という事も影響しておりますが、それを考えないにしてもガルネリより音場が広く感じられます。この辺はユニットの口径がガルネリより大きいというのも影響しているものと思います。

そして、ガルネリには感じ難かった会場のちょっとした観客席からの小さな声(雑音?)が聞き取れたり、会場の空気感が伝わってくるのもガルネリとの違いに感じます。

これはエレクタアマトールのシリーズを通したモニター的な音の傾向が編成ものの曲に大きく現れているのだと思います。

決して現代スピーカーの様な優秀さは挑めませんが、エレクタアマトール特有の響と温もりを持ったモニタースピーカーとして、クラシックは勿論ジャズから電子音中心のポップスまで 音場の迫力と木質の温もりを感じながらもキレのある高域が心地よく鳴らせるのがガルネリと共に持ち続けたい要因です。

とはいえ、私のエレクタアマトールのセッティングが中低音寄りな部分がありますので、セッティング次第でどうにでも変化するのがアマトールの面白いところです。逆にガルネリの個性は変えにくく感じました。

私の編成物のクラシックの感想はこんな感じですが、さてガルネリに切替、お得意の曲を鳴らした瞬間!

ガルネリの生々しい音色にここは天国かと思わされた、エレクタアマトールの魅力が吹っ飛んでしまう程に(°-°)!!まるで空間がガルネリ色に染まってしまった、そんな印象です。

⚫録音の善し悪し関係無く上質に聞かせてくれる、弦の響と美声の魅力は唯一無二 ガルネリメメント!

⚫メリハリある響と音場や空気感はガルネリ以上、弦や声楽の魅力は勿論、オールマイティに聞ける エレクタアマトール。

鳴りの傾向は違えど、どちらもたっぷりとした弦の響は他社を寄せ付けない程に心地よい!

以上が私の感想となります。

長々とお付き合いいただき有難うございました(ᴗᴗ)最初にも述べました様に私一個人の感想として受け止めていただければと思います。

下にガルネリ購入当初の評論家のコメントの誌面を載せておきます。

ご興味ありましたらご覧下さい。

ガルネリに限らず同系統にも言える事と思います。

オフ会も お日にちに余裕を持って随時行いますので是非お声がけ下さい。私としては楽しい交流の場と考えておりますので、こちらへの投稿自体も必ずしなければという考えはありません。オフ会を終始楽しく行えればと思っています。

お越しの際はコーヒーマイスター(私)が自慢のコーヒーを淹れさせていただきます(*^^*)

同時期に評判となった6機種の中で別の機種のコメントも読まれたい方は仰ってください。

コメント ※編集/削除は管理者のみ

タイトルとURLをコピーしました