PMD100+PCM1702×8ヶ使ったCDP用のDACもDENON DP-S1と同じで30年選手です。
DP-S1は2016年に動かなくなってDENONでピックアップの交換を行いました。
その時に数は不明ですが電解コンデンサーの交換も行って貰いました。
対してDACは30年間何もしていません。
内部の様子です。
基板自体は当時やっと市場に出回り始めたOSコンに全て交換しています。
電源部は、OSコンと容量・耐圧で無理だった物はブラックゲートを使用しています。
青丸【ベースが銅で赤いので青丸にしました】がブラックゲートの電解コンデンサーです。
長寿命なOSコン【電解の10倍?】は大丈夫だと思いますが、電解コンデンサーのブラックゲートは交換時期を過ぎています。
さすがに製造中止になって久しいブラックゲートは入手出来ません。
そこでAudio用の電解コンデンサーを調達しました。・・・一般品とどこが違うのか分かりませんが?
本当にAudio用の電解コンデンサーは種類が減りましたね。
OSコンを多用しているので電解コンデンサーは真空管アンプ並みの少なさです。
右下の小さなコンデンサーは出力保護回路用です。
交換後の内部の様子です。
ぴったりが無いので容量・耐圧共に大きくしているのにサイズは小さくなっています。
取り外したブラックゲートです。
30年間ご苦労様でした。
エージングをする事もなく試聴すると音が出た瞬間に”アレ音が違う!”と
低音は程よく締り 中高音の滑らかさがアップしています。
HDCDの高分解能が生かされて、優しくて立体的な中高音は魅力的です。
30年前はこんな音が出ていたのかな? ・・・ ブラックゲートと云えど30年の劣化は大きかったです。






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