ウーファーのボルトは魔法の杖!【低音の質感を変える】

日記・雑記
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先日、マイ○○さんのプロフィールを見ていたら、その方がやられているブログがあった。どんなのだろうと見て見ると、B&W N-802のウーファーのボルト緩みの記事が出ていました。ふ~ん、と思いウチのに6角レンチをあてて見ると、ゆるゆるじゃありませんか。

そう言えば、正月ごろに出ていた低音のビシッと感が出ないな~とスピーカーの位置をあれこれ動かしていたのです。

それじゃ、と言うことで増し締めしてみたところ。ビシッと出るではありませんか。あちゃ~!って感じでしたね。大音量でかけていたせいか、ウーファーのボルトが緩んでいたようです。この内容は、mixiに2度ほど書いたのですが多くの方から、ご意見をいただきました。ポイントをかいつまんで紹介しておきます。ちなみにその方の最適トルク値は、31cN・mでした。

①B&Wの締め付けは緩い。 レンチは手で緩む位。ユニットがパッキンに当たったらレンチを60度位締める程度。
②音を聴きながら締め付けるとわかりやすい。
③上がちょっときつくて下は上より緩めた状態がベストだった。
④緩いと音も甘くなるが、 締め過ぎるとビシッとする分押さえ付けた音になって不自然になる。

このようなことは、皆さん経験しているようで沢山のご意見をいただきました。多くの方がトルクドライバーで締め付けトルクを管理されているようでした。しかし、私はトルクドライバーなるものを持っていなかったので、その場は6角レンチで手感と聴感から調整しました。

その時印象とやり方は下記です。(mixiの日記からコピペしました。)

『それじゃ!ってことで今日やってみました。まだ手感です。 結論から言うと、これはかなりの変化がありますね。 緩めると、低音がかなり緩くなり量感はあるもののスピード感がなくなりました。締め上げると、かちっとしてスピード感が出るが、量感がなく響きを殺した感じでした。
丁度いい所を見つけるのに以下の手順でやってみました。
1、ゆるい方(締め付けが硬くなり始め)から試聴
2、次は硬い方(硬くなってから、更に硬くなるまで回した)を試聴
3、再度ゆるい方(先ほどより30°位回す)と硬い方(先ほどより30°位戻す)を交互に試聴
4、この辺りかな、と思うところで固定
5、少し聴き込む。もう少しと思うところを上下のウーファーでバランス調整。(私は、下を少しゆるめました。) 』

その日記を見て、今日出かけた時にテツがトルクドライバーを持ってきてくれました。調整範囲が5cN・m~60cN・mのものです。

このドライバーを使って、聴感で調整したトルク値を確かめて見ると、下のウーファーが約60cN・mで、上のウーファーはそれをかなり超えるものでした。締めすぎてたのかな~、と思いましたが一旦全部緩めてから再調整です。

10cN・mから10cN毎増して行って聴感で確認しながら増し締めしてみました。

10cN・mでは、低音がゆるゆるだけではなく響きすぎて、ずっと聴いていたら気持ち悪くなるそうなくらい響きが耳につきました。20cN・mでも同様な傾向でした。30cN・mでは、響きすぎはなくなりましたが、まだビシッとくるスピード感は出ません。40,50と増やしていく中でかなり出てきましたがまだ十分とは言えませんでした。ウチでは、f特上、低音がかなり持ち上がっているので、量感は不要でスピード感を上げた方が合うようです。最大値の60cN・mまで上げたところで、ようやく6角レンチで合わせていた時と同様の質感になったんです。今後は、自分用にもうひとつ調整範囲の高い20~120cN・mのものを買って更に調整を進めることにします。

このウーファーのボルト調整は、低音の量感と響きとスピード感のバランスが変えられるようです。意外と見落としがちですが、以前出ていた低音が出なくなった、とかもう少し量感を増やしたい、などの調整が可能なものだと思います。そして、これだけ変わるのであれば、魔法の杖と呼んでも良いかもしれません。

アドバイスいただいた皆様、トルクドライバーを貸してくれたテツに感謝感謝の至りです。

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