出川式電源+ルビジウムクロックの効果を聴いた

日記・雑記
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今日の出水電器の試聴会で『出川式電源+ルビジウムクロック』の効果を聴いた。
試聴は①ノーマルのCDP(MARANTZ) ②出川式電源の同一CDP ③出川式電源+ルビジウムクロックの別CDP(SONY)の比較試聴で行われた。

下段が①ノーマルのCDP(MARANTZ)で中段が②出川式電源のCDP。機種はまったく同じもの。


それと、SONYの古いCDPに③出川式電源+ルビジウムクロックの改造をしたもの。

左がCDPで、右側がルビジウムクロック。

この比較を、最近の西蒲田試聴室で使用されているSONYのPAスピーカーがALLIONのT-125svで鳴らされた。

今日はDEQXを使ったマルチアンプではなく、ネットワークを使ったシングルアンプだった。新型のパワーアンプのS-200も非常に好評で貸し出し中とのことだった。だが、今回の試聴は『出川式電源+ルビジウムクロック』の効果の試聴だったのでこれでいい。普通のシステムにどのような効果が出るのかが知りたかった。

<試聴結果>
結論から言うと素晴らしい効果を示すものだと思った。
以下に①のノーマルのCDPに対する、②出川式電源の同一CDP ③出川式電源+ルビジウムクロックの別CDPの試聴結果を示す。

<①ノーマルのCDP vs ②出川式電源の同一CDP>
最初に聴いたのは、チェンバロの曲。①を聴いた後に②を聞いたのだが、音が出た瞬間にわかる音色の違い。音に生気がこもっている感覚。音色につやもある。そして音場は広がる。

次に、ジャズを生録したような高音質のCD。ここでも、最初のチェンバロとほぼ同傾向の変化であり、音につやと伸びが出る。

クラシックのピアノとヴァイオリンの曲では、このスピーカーはヴァイオリンが不得意なようで、①では正直言ってキーキーとうるさく聴けなかった。だが②にするとうるささが、かなり抑えられる感覚で、とても滑らかになるのが良く分かる。

自分が持ち込んだ今井美樹のI Love a Pianoでは、②から聴いたのだが①にすると声がざらついて聴こえて非常に大きな差を感じた。バックのピアノも②の方がつやや、はりが出る。声もピアノも人間で言えば20代と40代くらいの差がある感じだった。

<②出川式電源のCDP vs ③出川式電源+ルビジウムクロックのCDP>
この効果は、①から②の効果とは違う効果だ。③にすることで、フォーカスがピタリと合ってくる。そして空間は広がり、立体感が出る。この効果は、DISKによって効果の差があるものの、ほぼ同様な効果を示した。基本的な音色の違いは、CDPが違うために気にせず試聴を進めた。

自分が持ち込んだ今井美樹のI Love a Pianoでは、ボーカルが②の状態では音像が大きくビッグマウス状態だったものが、③にするとフォーカスが合い、等身大の今井美樹が現れる。そして、ボーカルとバックのピアノの前後関係もはっきりとわかるようになる。試聴後に思わず出た言葉は「素晴らしい!」だった。

以上が、試聴結果であるがこの効果は、まず電源を整えた上でクロックで精度を上げるから実現するものだと思った。これまでルビジウムクロックは何度も聴いたことがあるが、これほど大きな効果を感じたことはない。音質向上にも必要な手順があるのだろうと感じた次第。

技術的なことも試聴会の中で出川さんから教えてもらった。

だが、そんなことはどうでもいい。聴いてみればその違いはすぐにわかるはずだ。情報は前回の日記に整理しておいた。その他にCPMという装置も逆起電力対策に効果を発揮していると言う。ALLIONには、出川式電源もCPMも標準装備だと聞いた。

ちなみにこの試聴会には、コミュのきみぞうさん・椀方さん、このコミュを良く見ていると言われる方も来られていた。何時ものように試聴会後は、懇親会があり島元さんや出川さん、好きで集まられた方々とも楽しい時間が過ごせた。

そして今回の試聴会へ参加した一番大きな意義は、次の一手が決まったことだ。まずはCDPの出川式電源化から始める。フル出川が理想なようだが、先立つものがないので徐々に仕立てることにしよう。来週早速、出川さんの仕事場に訪問させてもらうことにした。

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