道中膝栗毛レポ【第5話:Songbird邸 後編-2】

日記・雑記
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Songbird邸での実験は、まだまだ続きます。
昨日のケーブル実験の後は、もう一つ頼まれていたものの話です。

2)802Dのフェイシングプラグを持ってきて欲しい。
これは、Songbird邸ではB&WのN801をお使いだが、フェイシングプラグがプラスティック製だと言う。拙宅では802Dを使っているが、標準でアルミ製が付属しており、これを使っている。そこで、自宅のものとD用の標準アルミ品を試してみたいとのことだった。

早速、プラグを付けかえて試聴に移ろうとすると。

「○○子~、○○子~」と奥さまを呼ばれた。

どうやら、奥さまの方が耳がいいらしい。お琴などの楽器もたしなまれているので、変化を敏感に聞き分けられると聞いた。加えて一緒に聴いておくと、導入したいと思った時に説明が簡単らしい。実はN801もオーディオショップにスピーカーを見に行った時に、奥さまの「これ、買いましょ。」の一言で決まったとのことだ。

ソファーにお二人で座られて、何時も聴いている曲をスタート。Songbirdさんは曲が鳴った瞬間に「これの方がいい」と言われた。奥さまは少し聴き込んでから「こっちの方がいいみたい」と言われていた。どうやらマニアは音を聞いてしまう傾向があり、それを補完する意味でも奥様も一緒に聴かせているのかな~なんて感じました。(これは、まったくの邪推です。)良くは覚えていないがSongbirdさんは「音がクリアになる」的な感想。奥さまは「生き生きする」的な感想だったと思うが良く覚えてはいない。

昼食をご馳走になってから、シアターも見せていただいた。
DLPプロジェクターだそうだ。見たのは「ダークナイト」Songbirdさんお気に入りのソフトだとのこと。

感想は非常に解像度が高く、隅々まで細かく見える。あまりに細かく見えるので昔のCFを思い出した。「みえすぎちゃって○○○○~」マスプロアンテナのものだ。これは、徹底的にこだわった電源によるものだと聞いた。そしてリスニングポイントの左側にあるサブウーファーから、かなり低い音を真横から出ており、椅子を伝わり振動が背中を直撃するため非常に迫力があったことが記憶に残っている。なんだかんだと書きましたが、シアターは脅かすようなシーンを見せられるでもなく、適音で楽しく見せていただけたと思います。

そして、最後はお約束のテツ司会によるゲゲゲショウーが始まりました。
試したのは「フェラーリレッドの赤いヤツ=超結界」です。

この試聴は、ケーブルをインシュレーターから外した状態(バランスを低域よりにした状態)で効果の確認を行った。この時も、Songbirdさんは「○○子~、○○子~」と奥さまを呼ばれ一緒に聞かれた。試聴の結果、Songbirdさんはお気に入りのご様子。奥さまは戸惑っていたご様子だったと思う。自分は横から聞いていて、低域よりのバランスだったものが、超結界を置くと高域のバランスが強くなり音が舞い上がるようになると感じられ、低域と高域の両立を図るひとつの手段なのではないかと感じた次第。

ショータイムは終わり、HY邸に向かわなければならない時間が迫っていた。とても楽しい実験を交えたSongbird邸訪問だったが、膝栗毛の予定は組まれている。次は日本海側の舞鶴まで約2時間の移動なのだ。名残惜しかったのだが、Songbird邸を後にした。

沢山の楽しい実験や刺激を受けたので、車中の会話は当然盛り上がる。途中でSongbirdさんからTELが入った。どうやらテツは、ずっと感想をメモしていたメモ帳を忘れて来たらしい。「すみませ~ん、送ってください。」と言っていた。そうこうするうちに、カーナビを見ると高速を降りろと言う指示が出ている。こんな所で良かったかな~と言いながら高速を降りる。すると、また同じ高速に乗れとの指示が出た。おかしいと思い、HYさんにTELをした。「すいません。今、武生インターに来たんですけど、ここでいいですか。」するとHYさんは「そっちじゃない、逆、逆!」と叫んでいる。

どうやら、福井の方に走ってしまったらしい。「アッチャー」ってことで、しかたがなく、もう一度高速に乗り反対方向に戻った。これが、証拠の写真です(笑)

次回につづく

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