道中膝栗毛レポ【第34話:Kin-ya邸 後編-1】

日記・雑記
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防音と良い音響の両立を手に入れたKin-ya邸だった。
使用されている機器は、どうしてもこれを鳴らしたかったと言うPMCのMB1を中心に、駆動するパワーアンプがKRELL 350Mcx、プリがAyre K-3で、送り出すCDTとDACはAyre D-1、MSB DAC3だった。

この日は、モモンガ邸でのオフ会を終えて、Kin-yaさん、モモンガさん、テツと自分の4人でKin-ya邸に向かったため試聴用の椅子は3脚用意されていた。

早速試聴させていただいたのだが、出てきた音はお人柄通りの「やさしさの中にも芯の強さがある」ものだった。以前からの噂話やモモンガ邸での発言から想像すると怖い方だと思えるのだが、対面してみるとそうではなかった。

音の方も、ある面から見ると癒し系と言っても過言ではないかもしれない。豪快な、まるでサブウーファーを内蔵したかのような低域だ。だが、優しい。バランスやセッティングは決まっている。どんなDISKをかけても良いサウンドだった。音量も大きめではあるが、大きすぎることはない。最大音圧レベルは、ブロンボで114dBを示した。だが、抜ける低域で圧迫感はなかった。

細部にもこだわりが感じられるものだった。ケーブルの配索は、振動吸収材+木製のスタビライザーで浮かしてある。

もし難点を上げるとすれば、ウチでも散々言われた、音像位置が高いことと、やや腰高感があることであろうか。だが、十分まとまっているしバランスの良いサウンドを聴かせていただいた。

もちろん面白話もあり、モモンガさんが夜は用事があるので先に変えられると言うことで、持ち込みの高音質CDをかけていただいたところ「ダメだ、こりゃ」といい5秒で却下された。これから聴こうと耳を澄ましていたところでCDが出てきてしまったので、思わずモモンガさんと「あっ、終わっちゃった」と顔を見合せた記憶がある。この後、モモンガさんは家へ戻られ交代するように教授がやって来た。そしてここでKin-yaショーは始まった。

次回につづく

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・ヒジヤンさん

毎度のレポお疲れ様です。

Kin-yaショーって、ひょっとしてアレですか?
アレは、単なる余興で・・・。
軽く流して頂ければと・・・。(^_^;)

> この低域は、下まで伸びたサブウーファー内蔵型だと思いました。

トランスミッションラインですね。
個人的に、フッと出てくるような、このストレスの無い低域、好きなんです。
ウーファーが好き放題動いてるような感じ・・・。
トランスミッションラインは、よく低域が遅れてくるって言われますが、私の駄耳では分りません。
むしろ、ウィルソンのPUPPYの方が、バスレフくさい違和感のある低域に聴こえてしまいます。
実際、ウーファーの動きはかなり大きく、逆起電力もかなりありそうなので、パワーアンプはその辺を踏まえで駆動力のありそうなやつを選んだつもりです。

・Rayさん

> ケーブルを浮かしている所等はこだわりを感じます。

一応、オーマニの定石として浮かしてるだけで、格好つけてるだけです。お恥ずかしい・・・。
うちは床が柔らかいので、効果の程は??です。
ただ、固い木のインシュだけにしたら、音も固くなったので、柔らかいクッションを噛ましました。
まあ、かなりいい加減なので、決してティッシュ1枚で音が変わることはないでしょう。(^_^;)
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Kin-yaショーはあれです。私の脳裏には焼きついていますね。それも3本立てですから~(^^;私の目にどう写っていたのかお楽しみに~

低域の件は、遅れてくる感じはなかったです。本当に低い所が遅れて来たとしても、背圧が低く自由に動くウーファーのその上の帯域が早いのでその下が遅れても気に成らないのではないかと思いますね。長岡式バックロードホーンの低音が早いといわれるのと同じかもしれませんね。

Kin-yaサウンドはうまく調整されていて、ねんきを感じるものでした(^^;

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