Grandioso導入のベルウッド邸

日記・雑記
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長らくDENONの旧型CDプレーヤー使い仲間であったベルウッドさんが、ついに最新型のESOTERIC Grandioso K1を導入されたので、そのサウンド変化を聴いて来ました。以前はDENONのDCD-SA11を使われており、自分は同じDENONのSA1です。共に10年以上前の機器に、手を入れながら使用し続けて来ました。ですが、今回代替されたと聞いて、音の変化への興味と多少のショックを受けての訪問でした。

まだサウンド調整中とのことで、オフ会の主旨は「Grandioso導入の成果確認と共に全体的なバランスチェックや細部の問題点などの洗い出し」とのことでしたが、やはり最新の高級機はよいですね。三段跳びの進化を感じました。

まずは1段目のジャンプです。
「女性ボーカルが生々しい!」

クラシックが中心のベルウッド邸です。これまでは空間の広がり重視で、ボーカルの実在感がやや薄いように感じていたのですが、今回は濃く、実在感たっぷりの歌声です。しかも歌声がぶれないので、まるで目の前で歌っているかの如くでした。

そして2段目のジャンプ。
「SACDの進化が目覚ましい!」

上の写真にある小澤さん指揮のショスタコーヴィチのチェロ協奏曲がかかった時に思わず耳が惹きつけられました。なぜ惹かれたのか、どこがどのようにいいかと問われても上手く説明が出来ません。自然と耳が惹かれたのです。ハイレゾ~CD~SACDと聴き進んできていたので、この新たな変化のし方の発見はSACDでの変化が大きいのではないかとの話になりました。そこで以前にフォーマット違いでのサウンド比較をしたことがある“五嶋みどり ヴァイオリン愛奏曲集”で聴き比べをすることにします。

以前に比較した印象とかなり違います。SACDは音が濃いです。そして、音の芯がはっきりしてぶれないです。この違いにはオーナーも自分も思わず唸ってしまいました。以前はロングトーンのボーイングの音がどれだけ長く聞こえるのか?と言うような比較をしていました。ですが、今回は音のクウォリティ差が一聴して感じられます。

最後に3段目のジャンプです。
「オーケストラのスケール感が増した!」

こちらも以前に聴いた曲から、初めての曲まで数曲聴かせてもらったのですが、どのDiscを聴いても以前との違いは明瞭です。実在感に富んだ音が前に出てくる感覚でした。以前の状態でも、スピーカーから後方に展開される広い空間と沈み込む低音で小型スピーカーとは思えないような再生だと感じていました。ですが、今回は力感もあります。コンサートホールの前方席で聴くことが好きな自分にも十分な力感を伴うスケール感を感じさせてくれました。

ホップ・ステップ・ジャンプと三段跳びの進化を感じました。まだ導入したてとのことで、細かいことを言えば未成熟な部分はあります。ですが、そんなことを気にして何になる!と思わせる説得力がありました。以前のベルウッドさんは、かなり細部にこだわる繊細な方だと感じて来ましたが、今回は違います。細かな指摘は気にされないような寛容さを感じたのです。

以前からのオーディオ仲間の最新機材への代替は刺激的でした。改良のたびに聴き合ってきた間柄ですが、今回は一気に三段跳びの進化です。楽しく音楽を聴かせてもらい、仲間の進化をうれしく思うと共に、もう一方では悩ましさも残るオフ会だったです。

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ついにベルウッドさん邸Grandioso K1導入の公式発表?ですね。
サウンドも三段跳びとは、その甲斐が大いにあった様ですね。

デジタル機器の進化を感じ取られ、ヒジヤンさんにとっては悩ましいことになった様ですが・・・同じ音源を聴いてより感動できるなら、こういう機器更新ダイブもありですよね?と囁いてみます(笑)

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いよいよお披露目ですね。
ベルウッドさんが以前これをショップで試聴し感銘を受けたご様子で「欲しいけれど値段が・・」という話を聞き、「ベルウッドさん、旅行をちょっと我慢すればすぐ買えてしまいますよ」と冗談話をしました。
しかし、その後こういった機材を入手しながらも変わらず海外旅行三昧の日記を拝見すると、杞憂であったなと今となっては思います(笑)

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はじめまして。ベルウッド邸の導入記ありがとうございます。
実は私のDAC選定のための試聴にお付き合い頂き、その際に参考品として聴いたK1がこうなってしまいました。CD再生に加えてUSB接続のDACとしての音も聴きましたが、DAC専用機を凌駕していました。
ベルウッドさんは、試聴後に「漸進的改善では超えられないものがあるのかなあ」と色々考えを巡らせておられましたが...

次回は是非、自分の耳で確認したいものです。

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総合交流の記事、さっそくのアップ痛み入ります。私の訪問のほうが先だったのに申し訳ありません。話題に追われてしまってなかなか執筆できていませんが、できるだけ早く書き上げるつもりです。

当方の成果として音が実に濃密になったことは自分でも感激しています。一方、仰るように細部でいろいろ気になるところがあってまだなかなか詰め切れていません。寛容であって欲しいというのはオーナーである小生の気持ちであって、本当のところはハラハラドキドキでしたが大所を評価していただいてほっとしております。

前日の夜になって、プリアンプに問題あることがわかって当日の朝にドタバタで調整しました。おかげで何とか厳しいお耳にも耐える音が出ていたと思います。今日さらに追い込んでみたところ、かなり自分の思う音になりました。長年使い込んできた自作金田アンプの安定度にちょっと過信していました。金田アンプはもともと音質優先のあまりちょっと不安定で危険なところがありますが、そのことを今回まざまざと再認識させられました。こういう気づきも上流の格段のレベルアップのせいなのだと思います。

加えて弱点と気にしていた電源部についても、ようやく見つけたパーツが昨日になって届いたので補修しました。これも効果が認められました。このパーツ確保を機に、以前からの構想を実行に移すことにしました。夏明けにはその成果を報告出来そうです。

ソニーHDDのリッピング音源再生とオリジナルHDCDディスク再生との差ですが、今日、改めて聴いてみて仰る通りだと思いました。24ビットに展開したものがなぜ16ビットに劣るのか?ファイル再生の根幹にかかわる問題かもしれませんので、これは今後の検証が必要です。近々、MFさんが来られるのでいろいろ具体的な検証も試みながらご意見を伺ってみたいと思います。

肝心のグランディオーソですが、そろそろその導入記を構想しています。いずれ記事にしてアップしたいと思っています。まあ、苦心惨憺というところですが(笑)

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ベルウッドさん邸Grandioso K1導入の記事拝見させていただきました。
同じメーカーのCDPを使う間柄だったと言う複雑なお気持ち良く分かります。

私もキリン師匠がCDPを買い替えた時に
まさか、DENONからマランツとは……
と思ったものです。

いつか同じDENONのCDPユーザーのよしみで交流出来たらと思っておりますが、私はヒジヤンさんに納得していただくまでまだまだ腕を上げなければなりませんね〜(爆)

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ベルウッド邸の進化の内容は、機材の持てる力を引き出す改善とは異なり新たな機材を手中に収めつつあることによる別の高みへの跳躍と感じられ、だからこそヒジヤン様も3段跳びと今の距離感を表現されたのだと思います。
でも、ベルウッド様におかれても未だに導入記を未発表ということですから、新しい機材にリプレイスするということに大変な思いをされているであろうことがうかがわれます。
であるなら、このままではらしくないです、闘いの炎を燃やしましょう。明けない夜はないのですから。
お二人の間でしかわからないある種の緊張関係に羨望の念と諦念を抱きながら影響を受けている者として、次なる闘いの幕がどのように切って落とされるのか、息をつめて見ています。

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ベルウッドさん宅のレポートありがとうございます。
新機器導入で大きく底上げされたようですね。
以前聴かせていただいた時との違いが気になります。

ベルウッドさん自身の導入記はこれからのようですから、それも楽しみですけれども(笑)

私個人としては「最新機器だから良い」ではなく、「選択したデバイスを十全に生かすだけの技術と物量を投入したから良い」のだと思っております。

…古い機器を使用している僻みとも言いますけれども(汗)

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ベルウッドさんとのご交流、お盛んなご様子でいいですね。

半年ほど前でしか、X1おやじさんに写真でその存在をすっぱ抜かれてから、ベルウッドさんもようやくその存在を御開帳できたのですね。(笑)。あれだけエソテリックのCDPの音が好きでないと言っていた手前、お心の準備も必要だったのかもしれませんね。(^^;)

ともあれかなりの進化のようですね。AK4497のDACチップとMuseの新しいオペアンプで良くできていると思いますので、ベルウッドさんならうまく使いこなせると信じておりました。

そのうちまた、私もご訪問させていただきたいと考えております。

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KYLYNさん、悩ましくなりました。

KILYN邸オフ会の時に論議したことの結果は….三段跳びの躍進でした。やっぱりデジタル系の最新機器の進歩は目覚ましいものがありますね。「機械なんて….」と高を括り、「壊れるまで使う」と先送りにして来た機器の代替ですが、まじめに考える必要性を感じています。KYLYNさんが同価格帯の新旧フラッグシップへ代替されたことも理解できるようになりました。

使い続けるべきか、代替するべきか、それが問題だ!と言う感じです(笑)

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にらさん、レスありがとうございます。

ベルウッドさんも、導入にあたってはかなり悩まれたようですね。そして、買ってからも使いこなしでの悩みがあったようです。だから、苦心惨憺の導入記なんですね。

>こういった機材を入手しながらも変わらず海外旅行三昧…..

本当にそうですね。人生を謳歌されていますね。
自分もその時に向けて蓄えておくのか?、それとも今を楽しむのか?ありを選ぶのか?キリギリスになるのか?それも問題です(笑)

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ベルウッドさんは お茶の間オーディオから 完全に 脱却されましたね。

これから どこへ 向かっていくんでしょうね。

情報量が 増えれば 増えるほど コントロールは 難しくなると

思います。

楽しいでしょうけどね。

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のびーさん、初めまして。

そうなんですね、DAC選定の付き合いから発展したGrandioso導入だったのですね。

>「漸進的改善では超えられないものがあるのかなあ」と色々考えを巡らせておられましたが...

直感的に感じるものがあったのでしょうね。でも、このCDPは導入されて正解だったと感じました。小型スピーカーでは超えきれないと思われた壁を超えたのかなぁって。。。

この時点では、まだもう一つご納得されていなかった様子でしたが、夏以降には大々的なお披露目会が催される気配ですね。是非、ご自身の耳でお確かめ下さいませ。

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ベルウッドさん、話題がたくさんあって素晴らしいです!

音のほうは本当に濃密になりましたね。以前聴いたDiscなら一聴して感じるレベルだと思いました。そして、音像がぶれない点がとてもよいと感じました。

>前日の夜になって、プリアンプに問題あることがわかって…..こういう気づきも上流の格段のレベルアップのせいなのだと思います。

本当にそうですね。何かのレベルを上げてゆくと、別の粗が目立ったりすることはよくあることです。だから果てしないともいえますよね。あっ、更なるレベルアップの構想もすでに出来上がっておられるのですね。

拙宅での感想も、グランディオーソ導入の苦心惨憺記も楽しみにしています。

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ニッキーさん、そうなんですよ。

今まで古い機材を少しづつ改良しあってきた仲間が、急に最新鋭の高級機に乗り換えるなんて。。。えー、みたいな感じでした。でも、この代替は大成功だと思います。投資の規模も大きいですけどね。SACDの進化度合いは目覚しいものを感じました。

>…..まだまだ腕を上げなければなりませんね〜(爆)

そうですよ。オーディオのサウンド作りは一朝一夕ではいきませんし、お金をかければよいというものでもありません。まずは自分を磨かなくては人を感動させるようなサウンドは出せないものだと感じています。頑張って下さいね。

来る日を楽しみにしています。

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楽しそう〜

遂にお披露目いただけたようですね。
そして、デジタル機器の10年以上の世代差の冷酷さも垣間みたかな?!

いつか自分もという思いは有りますが、まだまだです(笑

X1オヤジさんも言われている様に、S/Nにせよ、解像度にせよ、改善して得られた情報量が多ければ多い程、次の調整が大変難しく成る。
バズケロも環境改善で得れる進化が大きければ大きい程、苦労しているのでとても共感出来ます。

今も悩みが多いバズケロですが、また皆で相互交流で楽しく盛り上がりたいですね。

では、では

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そねさん、おはようございます。

本当に機材の更新は、大きな躍進もあるけれど、そこにたどり着くまでの苦労も多いと言うことですね。ここまで持ってくるのに大変な苦労があったとのことです。

>お二人の間でしかわからないある種の緊張関係に羨望の念と諦念を抱きながら…..

えー、そんな感じに見えますか。この日はとても和やかなオフ会でした。ただ、議論になるとお互い引かない面があるのは事実ですね。

>次なる闘いの幕がどのように切って落とされるのか、息をつめて見ています。

実は今回も相互交流したんです。ベルウッドさんのコメントにもありますが、日記の話題が多くてまだ書いてもらえていない状態なんです。自分の方は相変わらずのことでしたが。。。

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fukuさん、おはようございます。

徳島への訪問記を楽しませていただきました。
オーディオ交流をあいていると、この前回からの変化の確認がとても楽しみになります。

>私個人としては「最新機器だから良い」ではなく、…古い機器を使用している僻みとも言いますけれども

そうですね。両面同感です。新しい機器を入れればよいというものではないですね。そして、大きく変わる機器ならば、導入後のサウンド調整も大変になりますよね。こちらからも、僻み合わせてのコメントでした。

fukuさんも是非再訪されてみて下さい。

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Harubaruさん、レスありがとうございます。

相互交流を長く続けていますので、これまでのサウンド変遷の大筋は把握しているんですね。その中でも、今回のサウンド変化は特に大きく感じました。伝達手段として三段跳びと称していますが、「音が濃くぶれない」キーはこれだったかと思います。ここまで持ってくるのに大変な苦労をされたとのことでした。

Harubaruさんのところも、ずいぶん進化を果たされているようですね。仲間内で進化度合いを確認し合いながら進んでいくのは、刺激的であり、楽しいですね。

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X1おやじさん、レスありがとうございます。

ベルウッド邸の進化は目覚ましいものがありました。次のタイミングに是非確認してみてください。小型スピーカーが鳴らす音の壁を越えてきた感触でした。

>情報量が 増えれば 増えるほど コントロールは 難しくなると思います。

自分も最初はこの濃いサウンドを聴いて、情報量が増大したのかと思いましたが、今は考え直しています。44.1KHz/16bitの情報がCDP違いによる情報量の差でこれほどの音の変化を生むはずはなく、下記の3要素の影響と分析しています。

1、情報量の増加
2、ノイズによるマスキングの低減
3、クロック精度向上による音のにじみ防止

その中でも、2、ノイズによるマスキングの低減の効果が大きいのではないかと推測しています。理由は、HDDプレーヤーから送り出すPCMハイレゾの音がよくなかったからです。ノイズによるマスキング影響を強く感じました。ただ、DSDデータの時はノイズによるマスキング影響をあまり感じなかったのが不思議です。このあたりにデータ再生のキーポイントがあるような気がしました。

難しいからこそ面白い!….同じ水域に生息する生物同士、楽しみ続けましょう。

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genmiさん、精力的に活動されていますね。

ベルウッドさんは本当に熱心ですよね。このCDP導入までも、導入後も思案し苦労を重ねて来られたそうです。結果が実を結んでいるのが素晴らしいと思いました。

>ベルウッドさんはお金をなるべくかけずに知恵と工夫で音を良くしていくタイプの方だと思っていました。…..そこまで心を揺さぶる何かがあったのは容易に想像できます。

そうなんですよね。そうして共に活動して来たのに、一転して最新型の高級機に向かわれたのが少々ショックでもあったのですが、実際にサウンド変化を聴かせてもらってその心が理解が出来ました。ですが、またここを新たなスタートとして、長い旅が始まることでしょう。是非新たなスタートポイントを聴いて確かめてみてください。

話は変わりますが、ご紹介した今井美樹のアルバムいいでしょ。最初は鑑賞用に、変化をさせた時にはチェック用に活用できます。今まで聴いてきた音との変化に要着目です。

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バズケロさん、楽しんでいますよ~

相互交流は楽しいですね。自分のことのように楽しめると共に、課題もいただいてまいりました。この課題は、どう料理しようかと….またお楽しみが増えましたよ。

>デジタル機器の10年以上の世代差の冷酷さも垣間みたかな?!

確かに!でも、バズケロさんだけはその道に進まないと信じていますよ。旧式で頑張り続けましょう(笑)

先日の箱根越えの時には予定が合わなくて残念でした。ちょうど、ベルウッド邸訪問と重なってしまいました。ですが、今後も相互交流は続けていきましょうね。切磋琢磨、刺激をお楽しみを旧友しながら、相乗効果で何倍にも楽しんでまいりましょう♪

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