ステンレスたわしアースの使いこなし – 防振対策など5

日記・雑記
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アース本体の仕様を決めたので、防振対策などの効果確認を実施したのでまとめました。防振も効きますね。


アースに対する基本的な考え方(個人的に)
・オーディオにおける外部アースの機能は2種類ある
A;電位基準の安定化・・・シャシアースの金属隗の増加
B;アース電流の除電・・・不要な電気を外部へ逃がす

・上記の2種類は音への影響が異なる
A;電位基準の安定化⇒音の力強さを上げる
B;アース電流の除電⇒ノイズを減らす

その前提で、
1、ステンレスたわしのケース下にアルミ板設置
⇒シャシアースの金属隗の増加のためにケースの下に5mmのアルミ板を敷いている。これにより、低域の力感が向上する。

2、ケース周りに金属たわしの設置
⇒これはアース電流の除電を補助するためのもの。余った金属たわしを試しにケースのまわりに設置したらスッキリ感が増した。さらに、使う材料によっても音が変わるのが面白い。アースにより音が締まり過ぎたと感じたときには、このステンレス+銅のたわしを接触させると膨らみが出るようだ。

3、防振
拙宅でのアースケースの置き場所は、硬いボード上と柔らかいカーペット上の両方がある。置けるところに置いたからだ。ここに防振処置をやってみた。

防振グッズは様々あるが、今回はケースの揺れ防止と内部のたわしに振動が伝わりにくくすることを主眼に材料を選んだ。
イ:コルクシート
ロ:100均の硬めで薄いゲルシート

何も無し、イを追加、ロを追加、それぞれを比較して仕様を決めた。場所により適した防振仕様が異なるので試してみるしかないと思った。

・アルミケース下(硬いボード上に設置)・・・アルミ板の下に100均の硬めで薄いゲルシート
・マグカップ下(硬いボード上の設置)・・・アルミ板の下にコルクシート
・マグカップ下(柔らかいカーペット上の設置)・・・アルミ板の下にコルクシート

防振の効果
・音のにじみが減る
・低音楽器の定位も安定する

カリヨン/幸田浩子の1曲目アヴェマリア:右後方に配置されたコントラバスのピッチカート⇒弦を弾く位置が動かないのみならず、弦が揺れる様子まで感じられるようになった。

これで手持のカードは全部切ったと思うので、今回のお試しは一旦終了して、また何か思いついたら取り組むことにしようと思います。

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防振仕様と効果について、なぜこうなったかを考えてみました。

ステンレスマグカップ
考え方
二重構造なので、微振動の伝達遮断よりもマグカップ全体が動かないことの方が大事
仕様
コルクシートの方が効果が高かった

アルミケース
考え方
箱構造のため、全体の動きよりも微振動遮断が大事
仕様
ゲルシートの効果が高かった

こんなふうに考えると納得出来ます。

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