二度目の初心から – 金属たわしのアース8

日記・雑記
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使い、組み合わせる材質に敏感に反応する金属たわしのアース。
様々な方の実験結果が報告がされているが結果はまちまちだ。どうやら、環境や使用機器と聴く音楽やそれぞれの好みにより判断が異なっているように思えた。ならばカスタムで実験しているのだから、自分好みに合う仕様を模索するのが得策だろう。だが、これで二度目の初心帰りだ。ここは慎重に見極めをしていきたい。

一番迷っているのは、メイン素材である金属たわしをどうするかだ。前回の磁性ショックの日記の時点では、気持ちは銅たわしにしようと傾いていた。だが、非磁性のステンレス(以下18-8ステンレス)を試していないことに気づかされたので、これを確認しないわけにはいかない。ステンレスたわしの力強さはとても魅力的だ。

3日ほど通電してから、同じ条件で比較試聴を実施した。最初は大人しいと感じた18-8ステンレスたわしも徐々にモリモリとして来た。

左から、A:銅たわし、B:18-8ステンレスたわし、C:銅たわしと18-8ステンレスたわしの混合

A:銅たわし:見通しがよく、繊細でやさしい音色。力強さは18-8ステンレスに劣る。
B:18-8ステンレスたわし:力強いがやや粗さを感じる。色付けは18-0ステンレスと比べて気にならない。

銅と18-8ステンレスを何度も比較しながら聴いてみたが、どちらの良さも捨てきれない。この時点で、どちらかを選べと言われたら18-8ステンレスだった。どちらの仕様も、サテライト単独よりも直列に大地アースに繋いだ方が効果は上がる。そこで、両方の良さを出せないかと思い、銅仕様と18-8ステンレスの混合を試した。

C: 銅たわしと18-8ステンレスたわしの混合
想像通りに銅たわしと18-8ステンレスたわしの中間の音になるが、いいとこ取りにはならなかった。銅の品位とステンレスの力強さを兼ね合わせて欲しかったのだ。もっと言うと、ステンレスに銅を少しでも混合させると銅の傾向に引っ張られる。銅の電気抵抗が低いために銅たわしの方に多くの電流が流れてしまうためだろうか。

だから、銅たわし仕様と18-8ステンレスたわし仕様は別個体として機器に繋ぐのがよさそうだと思った。ケースはガラスがよかったというせんべいさんからの提言もある。さらに、機器ごとのサテライトや、大地アースへの接続。またせんべい式のマザーアースへの接続も試してみなくては。先は長い。と言うか、当分遊べる。

だが、この金属たわしの実験を始める前から、SACDの読み取り不良が出ていた。実験を進める中で症状が進行して来て、CDでも読み取りしにくいDISCが出てきた。これはまずい状況だ。年末年始はゆったりと好きな音楽を楽しみたいので、実験より先にピックアップ交換の修理に出すことにした。この実験は少しの間お休みだ。しばし、皆さんの実験結果を拝見させてもらうことにしようと思う。

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真鍮たわしですが、一番最初の100均で買ったステンレス+銅たわしは、磁性ステンレス+真鍮だと思います。音は響きが強調されるような印象を受けました。多分、ステンレスよりも真鍮に電流が流れたと想像できますので、真鍮たわしは響きが強調された音になると想定しますが、どうなりますか?試されたら結果を教えて下さい。

こちらは、CDプレーヤーの修理が終わったら、ガラス瓶を試してみようと思っていました。ですが、先ほど修理先からの連絡で、ピックアップではなく、サーボ基盤がダメとのこと。すでに部品がなくて修理不能と言われました。もうショックで泣き泣きです。

でもDACは活きていますし、送り出しはPCがあるので実験は続けようと思っています。

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金属たわしの初期エージングですが、材質によりかかる時間が異なるというのが私の実験結果です。

磁性のステンレスと銅たわしを比較したときには、3週間ほど通電した磁性のステンレスと新品の銅たわしを比較しても、はっとするほどに銅たわしの品位が高かったです。

一方で、非磁性のステンレスは最初は銅たわしと比較してもおとなしく感じたものが徐々にモリモリして来ました。ですので、上記の比較は3日間の通電後の比較です。

同じステンレスでも、磁性の18-0ステンレスは聴きながら見る見るうちに変化しましたし、非磁性の18-8はゆっくりとした変化でした。

音がまずまず落ち着くスピードは下記でした。
銅たわし>磁性ステンレスたわし>非磁性ステンレスたわし
材料で時間もかなり変わります。

音質も比較することで、違いがよくわかります。やはり銅たわしと非磁性のステンレスを比べると、ステンレスは音が粗いです。それでも、力強さは魅力ありますね。

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