JOGOスピーカーふたたび

日記・雑記
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A10の試聴機を返却して、自分用が完成するまで少し時間があります。そこで、以前にこんなスピーカーが・・・と感銘を受けたJOGOスピーカーを再度鳴らし込んでみる事にしました。

アンプは、X11出川式電源機が不調なので、バックアップ用として確保しておいた同じサンスイのAU-D707出川式電源機です。以前はX11で鳴らしたのですが、このスピーカーとの相性はD707の方が合うのではないかと思えるほどよく鳴ります。

JOGOスピーカーはリーズナブルな機器やケーブルとの組合せでも音楽をうっとり聴かせる力があるので、活きた使用方法を見出したいものです。鳴らし方の肝は下記かと思います。

1)スピーカー位置とリスニングポイント
・スピーカーから出る音は部屋いっぱいに広がります。しかしながら、ある程度の距離をおいて聴かないとスピーカーから出る音が直接聞こえてきます。リスニングポイントを2m以上離す必要があります。
・スピーカー位置を追い込むと、楽器の配置は802Dで定位していた位置と同じになります。

2)サウンド調整
・両サイドに向いたスピーカーの高域拡散用に左右のディフューザーが設けられています。このディフューザーに更に音を拡散させるものを貼り付けることでサウンド調整が可能です。
・拙宅ではセンターパネルがあるので、標準状態では音がセンターに引っ張られます。写真のように拡散用の小木片を付けることでサウンドステージは左右いっぱいまで広がります。

また、この拡散小片で聴感上の帯域バランスも変化させることが出来ました。面白いですね。

3)スピーカーケーブル
・安い普通の電源コードで充分です。以前は手元にあった3mの極あたり2本使い品をつかったのですが、今回1.5mとして極あたり1本使いとしたとしたところ抜け感が増しました。
・更に向上できないかと思い、ベルデンの8460を繋いでみたのですが、シャキシャキした音になり聴き疲れする感じになったので、電源コードに戻しました。

4)たわしスピーカー仮想アース

・これは効きますね。音がほぐれて品位が何倍にもあがったような感覚です。オリジナルのままですと、音量を上げると高域がうるさく感じてくるのですが、たわしの仮想アースを付けることで音量を上げてもうるささを感じることはなくなりました。
・仕様は1Lのガラスポットに真鍮たわしを絶縁4層にして設置。1層あたり130gの真鍮たわしなので、約500gのたわし使用としています。

このスピーカーで大編成曲の再生は難しいですが、ボーカル、ジャズ、小編成クラシックなどをうっとりするサウンドで聴かせてくれます。そんなサウンドが省スペースかつリーズナブルに手に入れることが出来るので活路を見出したくなります。

音楽ファンに是非聴いてもらいたいスピーカーだと思いました。自分もA10が完成するまでは、このスピーカーで聴いていようと思います。

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