konadeの効果 と 持ち込み品との違い

日記・雑記
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tonakatsuさんが持ち込んだkonadeに興味を持ったので、自分用に仕入れて試した話のつづきです。自分が購入したものと持ち込み品の効果が違う原因はなぜだろうと考えていました。そうした経過から振り返ってみます。

 

<振り返り>

キット品をこねてから8時間経ったブツを、オフ会の時と同じ条件での比較から始めました。音への効果はどんなものか?どこに設置するのが効果があるのか?を確認したかったのです。

 

試聴用の音源は、1)かないまる氏がピアノが上方定位すると言われていた音源で、2)Lotusrootsさんをお招きした時に「冒頭のピアノの音が一部私の耳にはビンビンくる」と言われた、ソフィー・ミルマンの”Take Love Easy”の13曲目を選びました。ノイズ低減効果の把握は、自宅ではこのソフトが一番適していると思ったからです。

 

①konade1個をCDPのRCA端子に接続(オフ会時に試した位置と同じ場所)

・接続は、ねじ固定式のRCA用ケーブル端子のマイナス側にkonadeのアースケーブルを接続した

<試聴結果>

雑味が取れて歌声がクリアになるが、持ち込み品の方が効果が高いと感じる

・”Take Love Easy”のピアノは、キツさがマイルドになる印象

・”Take Love Easy”のピアノが定位する位置が少し下がった

 

<tonkatsuさんの持ち込み品の方が効果が高いと感じる原因の推定>

・アース線接続用の端子が、Zonotoneのアース専用端子だったからなのか?と思い浮かびました。

接続用端子の問題なら、ダイレクトにアース端子に繋げてみようと思いました。

 

②konade1個をCDPのアース端子に裸線のまま接続

<試聴結果>

・①のRCA端子接続と同傾向だが、②のアース端子接続の方がしっかり感があると感じた

 

◇上記から、CDPにはアース端子への接続がよいと判断した

 

一旦、CDPからkonadeを外して、AMP側の効果を試してみました。ここまでの確認で、アース端子へのダイレクト接続が良さそうなので、AMPへは最初からアース端子に繋ぐことにしました。

 

③konade1個をAMPのアース端子に裸線のまま接続

<試聴結果>

背景音はクリアになるが、声が薄くなり肉厚感が減少する印象

・”Take Love Easy”のピアノは、キツさはややマイルドになる印象

・”Take Love Easy”のピアノが定位する位置もほんの少し下がった

 

◇CDPの方が効果が高く、AMPへの設置はマイナスがあると感じた

 

機器単体での効果確認が出来たので、2個のkonadeの組み合わせでの効果確認にコマを進めた。

 

④konade1個をCDPのアース端子に接続し、もう一つをCDPのRCA端子に接続した

<試聴結果>

歌声のクリアさは①よりも増したように感じたが変化の度合いは小さい、持ち込み品1個の方が効果が高いと感じる

・”Take Love Easy”のピアノは、更にキツさがマイルドになる印象

・”Take Love Easy”のピアノが定位する位置が更に下がった

 

◇この結果から、聴感上の話はさておき、”Take Love Easy”のピアノの定位は、konadeを増すごとに下がることに気付いた

 

きっとこれは、高周波ノイズの吸収により起こる現象だと思い、興奮してきた。あの仕様やこの仕様と、ピアノの定位する位置を主体に試聴を続けた。すると、konadeは機器に接続しなくても、機器の近くに置くだけでピアノの定位する位置が下がることに気付いた。

 

⑤konade1個をCDPのアース端子に接続し、もう一つはCDPのそばに置くだけ

<試聴結果>

歌声のクリアさは④よりも減少したように感じたが変化の度合いは小さい持ち込み品1個の方が効果が高いと感じる

・”Take Love Easy”のピアノの音のキツさは②と④の中間となる

・”Take Love Easy”のピアノが定位する位置は②と④の中間となる

 

◇konadeは機器の近くに置くだけで効果が出ることを確信した (高周波ノイズの飛び付き)

 

その後もあれこれ試したのだが、”Take Love Easy”のピアノが定位する位置が一番下がる仕様が、一番ノイズ低減効果が高いと想定し、下記の仕様に決めました。

 

⑥konade1個をCDPのアース端子に接続し、もう一つをAMPのアース端子に接続する仕様

<試聴結果>

・”Take Love Easy”のピアノの定位する位置が一番低い

歌声のクリアさは④と同等だが、持ち込み品1個の方が効果が高いと感じる

・各種ソフトで、背景の静けさが増し、空間の広がりが大きくなったと感じる

・ただし、歌声の肉厚感が減少するマイナス面も感じた

 

ノイズ低減効果が一番高いと思われる状態で聴いていたのだが、歌声の肉厚感の減少が許容出来なかったので、AMPへの設置は中止し、CDPのアース端子に2個のkonadeを並列に接続することにした。

 

⑦konade2個をCDPのアース端子に接続

<試聴結果>

”Take Love Easy”のピアノの柔らかさ、定位する位置は⑥よりやや上がる

・歌声のクリアさは④と同等だが、持ち込み品1個の方が効果が高いと感じる

各種ソフトで、背景の静けさが増し、空間の広がりが大きくなったと感じる

歌声の肉厚感は戻るも以前(konageをつけない状態)より薄く感じた

 

ここまでが、前回日記の振り返りとなります。

おかしい、tonkatsuさんの持ち込み品はもっと魅力的だった、と思い再度小林さんにメールをしました。

——————————

<メール内容>

キットを製作して効果の確認をしているのですが、tonkatsuさんの持ち込み品より効果が少ないと感じています。今は、CDPのアース端子に2個つないだ状態でバーンインを進めている状況です。

 

質問

 ・konadeにエージング効果はありますか?

 

回答

・説明書にありますように、電池のため、電力が一定化するまで、水を入れてから一週間かかります。

 – 線を挿している中まで、水が浸透しているかどうか、一度割ってみて覗いてください。

 -浸透していない部分がありましたら、少量の水を追加し、よくもんでください。

 

その後も沢山のメールをいただきましたが、主な内容は「金属たわし仮想アース」との相性がよくないと思えるので外して確認して欲しいとのことでした。

・アースの付けすぎといいますか、方式の異なるアースは効果の取り合いで悪化しますので、自作のものを一旦外してKonadeをお付けになってみてください。

Konade02Sはシステムに2個がMAXで、それ以上付けると高域がカサカサすると申し上げました。

—————————–

 

いろいろと意見はあるかと思いましたが、ここは慌てずにじっと待つのが得策と判断しました。

 

すると、1日1日と聴感上の効果は上がって来ました。

「歌声のクリアさは増し、すべての音のしっかり感が徐々に増して来ました」

1週間後の音の変化は、追ってレポートします。

 

一方で、”Take Love Easy”のピアノが定位する位置は初日と変化しません。

 

◇きっとこれが、計測上のノイズ低減効果と聴感上の効果の違いだと思いました。

「聴いてみなければわからないオーディオ」

これだから、オーディオは楽しいですね。

 

 

 

【おまけピアノの定位が上下する理由(推定)

・konadeを装着する、又はCDPに近づけると ソフィー・ミルマンの”Take Love Easy”のピアノの定位が下がる

・原理的な推定から、高周波ノイズをkonadeが吸収するためDA変換した後の高域ノイズ成分が減るためと推定する

アナログ信号の8KHzは音像を上方定位させる効果があることが、NHK放送研究所で論文とされている ※

以上から、

konadeが吸収したノイズ成分が、8KHzのノイズを減じたためピアノの定位が下がったと推定した

 

◇したがって、ピアノの定位が下がるほど、データ的な「高周波ノイズの吸収効果は高い」と想定できる

しかるに、聴感上の良し悪しは上記のノイズ吸収効果とはイコールとはならなかった

ノイズ低減効果と聴感の効果は比例関係にはなく、別の要素があると言えそうだ

 

<参考>:聴覚におけるメカニズム – 音像の上下方向の制御 (NHK放送研究所論文より)

※Tomyさんから教えてもらったものです

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. ヒジヤンさん
    おはようございます。

    konadeのアースはとても変わりますね。
    我が家のシステムでは、CDプレーヤーにも効きますが、プリアンプに付けても効いているようです。

    ヒジヤンさん邸では、アンプにはそれ程効果ないようですが、我が家では、たわしのアース等はほとんどやっていないので、煮詰めていない分、アースの効果が高いのかなと感じました。

    うちのkonadeは、作成後、約1ヶ月経っております。
    作りたてより、ある程度時間経った方が効果は高そうですね。

    konadeはこてもコスパが高いので、色々と実験できる要素も多く、とても面白いアイテムですね!

    • tonkatsuさん、konadeは面白いですね。

      日に日によくなっています。ウチは2個使いですが、tonkatsuさんの持ち込み品を越えたかな?という感じです。

      特に高域のSNに効きますね。

      そう言えば、諸々試して思うのですが、
      ソフィー・ミルマンの”Take Love Easy”の13曲目の冒頭のピアノは、システム全体の高域のSNチェックに使えるなあと。

      ボーカルとピアノの相対的な定位する高さの違いで判断できそうです。
      ウチの場合
      <オリジナル>
      ボーカル高さ約120cm
      ピアノ:音の芯の高さ約100cm
      ◆相対位置で約20cmピアノが下でした。

      <konade1個をCDPに取り付けると>
      ボーカル高さ約120cm
      ピアノ:音の芯の高さ約80cm
      ◆相対位置で約40cmピアノが下となりました。

      <konade2個をCDPに取り付けると>
      ボーカル高さ約120cm
      ピアノ:音の芯の高さ約70cm
      ◆相対位置で約50cmピアノが下となりました。

      ※ピアノだけが下がって、ボーカルとの相対位置が広がります。

      よかったら試してみて下さい。

      • ヒジヤンさん
        こんばんは。
        konadeですが、早速2個目注文しました。私のシステムでも、2個を色々なパターンで、試して聞いてみたいと思います。

        我が家では、CDPのみに接続すると、低域が、強調され気味になりましたね。プリアンプ単体での接続の方がとてもバランスがよく感じました。

        2個使いですと、1個プリアンプ、1個CDP、これでどういう効果があるか実験してみたいと思います。
        その上で、たわしアースで調整するのもいいかもしれませんね。

        ソフィーミルマンのCDも注文しました。色々と貴重な情報ありがとうございます。

        • tonkatsuさん、2個目を注文されましたか。

          konade面白いですよね。
          tonkatsu邸では、拙宅の10倍効果が出ますので試し甲斐があると思います。ですが、飛び道具よりも大地アースの追い込みが最初かな。金属たわしは最後の調整用でOKと思います。

          一連のお試しが終わったら、自宅でのアース20年の歴史を振り返りつつ、最新のkonadeを入れてまとめ直してみようと考えています。

          ソフィーミルマンのCDも仕入れをしたのですね。こちらは冒頭がピアノなので、tonkatsu邸ではある面、試練になるかもしれませんが「何でも鳴らす一歩」ですね。

          情報交換しながら磨き込んで参りましょう!

  2. ヒジヤンさん、こんばんは。

    連投恒例の「へっぽこ」ですが、ここのところ、仕事の忙しさにオーディオに手を付けられていません。

    実は私も、スピーカー下のKaNaDeと一緒にKoNaDe(Ver’up版)も購入しましたが、少々の工作に手を付けられていない理由もありますが、Kojoアースを使用しているので、疑似アース併用はあまり良くないとの事で未だ手を付けていません。

    疑似アースですが、中級廉価機で、基板アース設計がイマイチな機材には結構な効果がある様に感じます。

    基板アース設計がイマイチな機材は、主要基板アースポイントのネジを緩めるとノイズが乗ったりするので、疑似アースが効果的な事があります。

    KoNaDe開発者曰く、ノイズの影響を受け易い端子類がひしめき合っているリアパネル周辺よりも、フロントパネル側にアースを繋いだ方が良い結果が出やすいとの事でした。

    • へっぽこハム太郎さん、おはようございます。

      最近、またお見掛けしませんでしたので仕事が忙しいのか?、体調が思わしくないのか?と思っていました。仕事が忙しいとのことで何よりです。

      ハム太郎さんもKaNaDeインシュレーターとkonade仮想アースを購入されたのですね。

      >Kojoアースを使用しているので、疑似アース併用はあまり良くないとの事で未だ手を付けていません。

      これですが、自宅でも他宅でも実験をしてみたのですが、正反対の結果ですね。メーカーが発信することは、都市伝説につながる危険性をはらんでいると感じます。「アースループ」しかりです。

      >疑似アースですが、中級廉価機で、基板アース設計がイマイチな機材には結構な効果がある様に感じます。

      このご意見は、不思議に思っていたことの解決の糸口になるかもしれないと思いました。ただし、「中級廉価機で」の話ではなく、「上級高価機でも」同様かもです。機器のアース設計により大きく変化すると理解すれば納得がいきます。だから、「アースは難しい」「アースは面白い」などの意見が出るのかもしれないと・・・

      >KoNaDe開発者曰く、ノイズの影響を受け易い端子類がひしめき合っているリアパネル周辺よりも、フロントパネル側にアースを繋いだ方が良い結果が出やすいとの事でした。

      この話は私も聞きましたが、「機器のフロント側の見えるところに」konadeを置こうと言う気にはならないですね。アース線の長さが足りないこともあり、試してはいませんが「見栄えか」ら却下です。

      ハム太郎さんもkonadeをお持ちでしたら、是非「どの機器でどんな効果があるのか?」「設置方法はどのような接続がよかったのか?」「ソフト毎の音質変化は?」など情報交換しませんか。少なくとも、自宅とtonkatsu邸では変化の仕方が大きく違うので、「効果は一概に言えない」=「使いこなしが必要」と言うことだけははっきりしました。

      • ヒジヤンさん、こんばんは。

        コメントありがとうございます。

        >メーカーが発信することは、都市伝説につながる危険性をはらんでいると感じます。「アースループ」しかりです

        KoNadeの開発者の話を全面的に信じたというよりも、過去の日記にも書きましたが、Kojoアースの効果がかなりあったので、Kojoアースのオマージュ版を先にやってみたいという理由もあります。
        既に部品を買い揃えているのですが、それも手付かずでして・・・・

        >「中級廉価機で」の話ではなく、「上級高価機でも」同様かもです。

        何処のメーカーとは言いませんが、高級機でも基板パターンを眺めていると、アースの取り回しが???というケースもありますしね。

        KoNaDeを捏ねる水ですが、精製水とかはダメみたいですね。
        不純物が多い方が良いとかで・・・・・
        多分、イオン交換とかがし難くなるのかも。

        湧き水とかでやってみようかとも思いましたが、水道水などの塩素が入ってた方が腐敗しし難くなりそうです。
        腐ったら、多分、音質も悪くなるかもですね。

        湧き水(硬水)を使って、「スパクリーン」とか入れても良さそうですがw

        • へっぽこハム太郎さん、おはようございます。

          誤解があるといけないので念のために付け加えておきます。
          私はメーカーの言うことを信用していないわけではないのですね。自社製品のことは誰よりも一番検討し、確認していると思い信用しています。

          ですが、他社製品のことは仮に比較などを実施していたとしても、その言葉にはバイアスがかかっていると思った方がいいと感じています。ウソを言っているわけではないのでしょうが、人間の根源的なものとしてそうした特性を持っているからです。

          加えて、某社などは、あからさまに他社を否定し、自社を持ち上げようとしていることを強く感じます。

          ですから、①自己評価も自宅でだけでなく、可能な限り多くのお宅で複数人で試してみる、②他者の評価にも冷静に耳を傾ける、ことが必要と感じています。

          その面から、
          >湧き水(硬水)を使って、「スパクリーン」とか入れても良さそうですが

          是非、ハム太郎さんが試してみて結果を教えて欲しいです。

  3. ヒジヤンさん、こんばんは

    記事拝読して、何年か前に8kHzのイコライジングでミルマンの声が上方定位する記事を書いたことを思い出しました(https://philm-community.com/tomy/user/diary/2021/08/27/9157/)。ご紹介の論文は、声やピアノそのものの周波数特性について8kHzを上昇させることによって、上方定位することを述べています。声やピアノ以外のもの、例えばノイズを8kHz付近に加えることとは、根本的に違うので、konadeの効果は8kHzの話とは違うのではないかと思いました。

    ところで、以前1Fのシステムで聞いて、声もピアノも上昇しなかったので(娘は少し上昇して聞こえるようでした)、先ほど2Fのロケットシアターでも聞いてみました。やはり同じでした、汗、笑。8kHzをQ=5で+6dBイコライズすると、50㎝程上昇しましたけど。

    • Tomyさん、おはようございます。
      反論は論議を深めることが出来ますので、ありがたいです。私からも、Tomyさんに反論があります。

      さて、ソフィー・ミルマンのピアノの定位の件です。
      ・以前にTomyさんが、8KHzのイコライジングで上方定位した話はお伺いしました。
      ・ですが、この事象は1例でしかないと捉えています。
      ・なぜならば、8KHzの音が上方定位すると感じるならば、8KHzを中心周波数に持つシンバルは上方定位するはずですが、(少なくとも私には)普通にドラムセットの位置から聴こえます。
      ・上記が、「8KHzの信号=上方定位する」ことへの反証です。
      ・NHK放送研究所論文にも、1/3オクターブ帯域「雑音」が上方定位を感じやすいとあります。
      ・次に、ソフィー・ミルマンの13曲目のピアノの定位ですが、かないまるさんが上方定位すると述べられ、他の人も上方定位すると言った事実があります。
      ・しかるに自宅も、他のオーディオマニア邸でも上方定位しませんでした。
      ・この差は何でしょうか?・・・後にSNの違いではないかと推測しました。
      ・そして、konadeを繋ぐとピアノの定位だけが更に下がる事実があります。
      ・ここで、音像定位が上下する要素を考えると、「反射音などに聴感が引っ張られる室内音響的な要素」そして、NHK放送研究所論文にある8KHzの影響です。(これしか思い浮かびませんでした)
      ・konade実験では、室内音響の要素に変化はないので、「8KHzの影響」と想定しました。
      ・CDPにkonadeを付けることによって、高周波ノイズが減じられる。
      ・デジタル領域の高周波ノイズが、DA変換によって、可聴域の8KHzのアナログ信号に置換された(推測)
      ・この8KHzのノイズが音像を引き上げていた。
      ・だから、一般的な環境ではソフィー・ミルマンの13曲目のピアノが上方定位した、との推論です。
      ・逆に言えば、ノイズまみれの環境では「ピアノが上方定位する」と言うことになります。
      少し視点を変えると、
      ・高周波ノイズがDA変換で8KHzのノイズを生成したとして、ソフィー・ミルマンのピアノは上下しましたが、歌声は上下しませんでした。
      ・これも不思議です。
      ・推論としては、下記が浮かびます。
      1,上方定位しやすい音がある。
      2,DA変換時に、ノイズが音楽信号に混ざり込むが、音楽信号によりノイズ影響が受けやすいものと受けにくいものがある
      他にもあるかもしれません。

      このようにまだまだ疑問は尽きないので、アース研究のお楽しみは続いています。よかったら、Tomyさんも一緒にやりませんか。

  4. ヒジヤンさん、

    コメントへの反論有難うございます(笑)。
    今はあまり時間がありませんので、最初の部分だけコメントさせてください。

    >・なぜならば、8KHzの音が上方定位すると感じるならば、8KHzを中心周波数に持つシ>ンバルは上方定位するはずですが、(少なくとも私には)普通にドラムセットの位置>から聴こえます。
    >・上記が、「8KHzの信号=上方定位する」ことへの反証です。

    これは以前もご説明したと思いますが、論文が述べていることは、音そのものに8kHz付近の音が沢山含まれているかどうかではありません。何時も聞いている(脳が記憶している)シンバルの音に対して、8kHz付近が強調されているか否かなんです。記憶にあるシンバルや女性ボーカルの音色と今聞いている音の音色を比較して、その差が8kHz付近を強調したものであれば、音が上からきていると(脳は)判断するということだと思います。

    その他はまた後で!

    • Tomyさん、コメントありがとうございます。

      どうも意見が食い違うと思ったら、原因がわかりました。
      この先の話を進めるためには、前提を一致させておかないと、すれ違いのままと思われますので、先に前提の話を整合させてください。

      Tomyさんの提示
      ・論文が述べていることは、音そのものに8kHz付近の音が沢山含まれているかどうかではありません。何時も聞いている(脳が記憶している)シンバルの音に対して、8kHz付近が強調されているか否かなんです。記憶にあるシンバルや女性ボーカルの音色と今聞いている音の音色を比較して、その差が8kHz付近を強調したものであれば、音が上からきていると(脳は)判断するということだと思います。

      私の理解
      ・NHK放送研究所論文が示していることは、音の変化により脳の感じ方が変化するでは無く、ソフト制作などをするときに絶対値として、ステレオ再生において定位を作り込むための研究だと捉えました。
      ・ですから、先に聴いた音に対して「8KHzを持ち上げると、前に聴いた記憶との違いにより、上から音が来ていると誤認する」ではないと思います。
      ・ステレオで2か所からのみ音を出したときにも、3次元空間に音を定位させる研究だと思います。

      ◇この認識を一致させないと、先に論議が進みませんので、この点を先に整合させましょう。

  5. ヒジヤンさん、

    まずは、直近のご質問に対するお答えです。

    >・NHK放送研究所論文が示していることは、音の変化により脳の感じ方が変化するでは無く、ソフト制作などをするときに絶対値として、ステレオ再生において定位を作り込むための研究だと捉えました。
    >・ですから、先に聴いた音に対して「8KHzを持ち上げると、前に聴いた記憶との違いにより、上から音が来ていると誤認する」ではないと思います。
    ・ステレオで2か所からのみ音を出したときにも、3次元空間に音を定位させる研究だと思います。

    論文の内容は2chとマルチチャンネルにおける定位に関するものですが、4.2章には上下方向の定位に関する記述があります。以下そのままを転載します。

    *********************
    4.2 音像 の上下 方向 の制 御
    音像の上下方向感は両耳における音響信号のスペクトルに大きく依存している.図2に 示 したように,8kHz付 近 の音 は上 方 に定 位 しや す い ので,この付近のレベルを大きくするようなイコライジングで音像を上方に定位させることはある程度は可能である.ただし,聴取者によって聞こえ方に違いもあり,水平方向のようには制御ができていないのが現状である.
    *********************

    文中の図2(論文をご覧ください)はホワイトノイズのようなものの一部の周波数を切り出して視聴すると、8kHz付近だけ切り出した場合、上方に定位することを示しています。これは、ホワイトノイズの8kHz付近をイコライズした場合とほぼ同等なので、著者は、「8kHz付近の音は上方に定位しやすいので,この付近のレベルを大きくするようなイコライジングで音像を上方に定位させることはある程度は可能である」、と述べているのだと思います。

    それで、これを試してみようと、ソフィーミルマンの曲をイコライジングして聞いてみると、やはり上方定位したということをレポートした次第です。私の述べたこと(述べたいこと)は、これ以上でも以下でもありません。

    >・以前にTomyさんが、8KHzのイコライジングで上方定位した話はお伺いしました。
    ・ですが、この事象は1例でしかないと捉えています。

    拙宅では1Fに2chと5.1ch、2Fにロケットシアターがありますが、全てのSPで同じ現象が生じることを確認しました。音源はミルマンの曲以外でも同様でした。論より証拠、foobar2000やROONなど大抵の音楽再生ソフトはPEQ機能を持っていますので、一度お試しください。中心周波数8kHz、Q=~5、+6から12dBのPEQを付加すると、途端に上方定位します。

    >先に聴いた音に対して「8KHzを持ち上げると、前に聴いた記憶との違いにより、上から音が来ていると誤認する」

    私が言いたかったことは、上記の論文の内容から、「普通に録音した音は上方定位しないが、8kHz付近をイコライズすると上方定位する・・」ということは、人間の脳は過去の経験で知っている音色と比較してこれを判断しているのだろう」という私の理解を申し上げたかったということです。分かり難くて申し訳ない!

    以下は、二つ前のコメントに対して、お答えしていない部分です。

    >・なぜならば、8KHzの音が上方定位すると感じるならば、8KHzを中心周波数に持つシンバルは上方定位するはずですが、(少なくとも私には)普通にドラムセットの位置から聴こえます。

    これは、論文の著者が述べているように
    「8kHz付近の音は上方に定位しやすいので,この付近のレベルを大きくするようなイコライジングで音像を上方に定位させることはある程度は可能である」
    =「イコライジングしなければ上方定位しない・・」と解釈すれば理解できますよね。

    >・次に、ソフィー・ミルマンの13曲目のピアノの定位ですが、かないまるさんが上方定位すると述べられ、他の人も上方定位すると言った事実があります。
    >・しかるに自宅も、他のオーディオマニア邸でも上方定位しませんでした。
    >・この差は何でしょうか?・・・後にSNの違いではないかと推測しました。

    私の思うには、ソフィーミルマンの曲は、(雰囲気を醸し出すために)僅かに8kHz付近をイコライズしているのではないでしょうか。そうすると、再生側の周波数特性に寄りますが、比較的8kHz付近の特性が高めであると、上方定位し易いでしょうし、また、論文の著者が述べているように、感じ方は個人差があるので、高域に敏感な方が8kHz付近が高めの周波数特性を持つ再生装置で試聴すると上方定位するのではないかと思っています。実際、拙宅でも(ミルマンの曲について)私は上方に聞こえませんでしたが、若い人は私よりも上方に聞こえていたようです。かないまるさんの聴覚は高音まで良く聞こえていたのではないかと思います。流石!

    >・そして、konadeを繋ぐとピアノの定位だけが更に下がる事実があります。
    >・ここで、音像定位が上下する要素を考えると、「反射音などに聴感が引っ張られる室内音響的な要素」そして、NHK放送研究所論文にある8KHzの影響です。(これしか思い浮かびませんでした)
    >・konade実験では、室内音響の要素に変化はないので、「8KHzの影響」と想定しました。

    これらのコメントおよびそれ以降コメントに対しては、論文の内容とは大きく離れたことなので、難しいです。8kHz付近がイコライズされたか、もしくはその成分のみをもったノイズは上方定位するはずですが、それがあると、他の音も引きずられるように上方定位するかどうかは、論文では一切述べられていません。特に、言及されているノイズレベルは非常に小さいですから(お使いの機器はとても高級な製品ですので、S/N比はー100dB 以下でしょう)、論文の内容とは異なるものではないかと申し上げました。

    >このようにまだまだ疑問は尽きないので、アース研究のお楽しみは続いています。よかったら、Tomyさんも一緒にやりませんか。

    アースの効果については、多くのオーディオファンの方々が試されているので、興味はありますが、DSPで補正をしていると、僅かな周波数特性の差でもっと大きな変化が生じると思っています。ボーカルやピアノの音色は補正の仕方にとても敏感です。そちらの方に手一杯なので、今は遠慮しておきます。記事は拝見させて頂きますので、頑張ってください。

    • Tomyさん、解説ありがとうございます。

      論文の解釈は相違がありますが、本日記の主旨ではありませんし、続けても「NHK放送研究所に聞いてみなければわからない」とループしそうなので止めておきます。

      ですが、論文とは別の話として気付かされたことがありましたので、よかったと思いました。

      この日記の主題はkonadeの効果ですが、tonkatsu邸の試聴であまりの変化の大きさに目を回していました。ですが、これは下記による効果のデフォルメであると気付きました。

      『比較評価をすると、直近に聴いた音との差から脳が大きく反応する』
      だから、
      ・konadeの有無で、歌声の定位が1mも変わって聞こえた
      ・オリジナルとkonadeと金属たわしで、音色が著しく変化して聞こえた

      donguri邸で、サラウンドからAuro-3Dに切り替えて聴いたときに、Auro-3Dの音像が大きく上がって聞こえたのもこのためとすると合点がいきます。

      その他にも、比較評価していると「激変」と感じたものが、翌日や数日経つと「普通」に感じられるのもこのためかと想像しました。

      ですがまだ合点がいかないのが、自宅でソフィー・ミルマンをkonadeの有無で比較すると、ボーカルはそのままなのに、ピアノだけが下がって聞こえる点です。(tonkatsu邸では全体に上がったり下がったりして聞こえました)

      この点は、追々確認していきたいと思います。

      問題は評価方法ですね。同じ曲の比較評価には落とし穴が潜んでいると思ったほうがよいと思いました。この点も追々検討していきます。

      ありがとうございました。