先日実施したKaNaDe6ESの設置の件、「ポン置きでも充分な効果が得られる」としていましたが、チョンボをしていたことに気づきました。モノの問題ではなくて、自分のセッティングミスです。
最終的に4点支持でガタもなく、音的にも満足し、「どの音楽ジャンルにも効果的でしたが、特にジャズへの効果大です」としていたのですが・・・
新たに追加したものは、これでよかったのか?と気になるものです。そんなことを考えていて気付きました。
「メカニカルアースが浮いてしまっている」
内部振動用のメカニカルアースは、機器の内部振動が起こる部分の底面にステンレスボールを当てて外部に振動をアースする構造です。
今回は、A10の底面にKaNaDeを追加する形で設置しました。当然オリジナルの足に比べて、KaNaDe6ESの二段積みは厚みがあります。
・・・ということは、メカニカルアースのボールは機器の底面に当たらずに浮いてしまっていることになります(ショック)
そこで早速修正作業にかかりました。メカニカルアースの高さ調整をして、底面へ接触させます。当たり具合は、以前に散々試していますので「圧縮寸法合わせ」で実施しました。アースポイントは機器の重心狙いであり、トランスの真下です。
ところが、実質的に5点支持となったA10にはガタが出ます。インシュレーター位置の微修正など試みましたがガタは取れませんでした。
最終的に、KaNaDe3点+メカニカルアースとすることですべての要件が成立しました。
音の変化は、前回感想から変わりました。
①音像がしまる
②音が明瞭になり鮮度が上がる
に加えて、
③音がほぐれる
④音が広がる
これにより、前回は特にジャズへの効果大としましたが撤回します。
「すべての音楽ジャンルに効果的大で、クラシックを聴くのが楽しくて仕方がないです」
標準の足に対しては大幅な向上でした。
KaNaDe6ESが化けました。理由は何にせよホクホクとしています。
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