赤いきつねと緑のたぬきならぬ、赤いkonadeと緑のkonadeを試してみました。これを試してみることにした経過は、OTOTENに行ったときのKaNaDeの小林さんとの会話からです。
コバ:「ヴァイオリンとピアノの日記を書いていましたよね。最新のP&G konadeを試してみてはどうですか?」
ヒジ:「いや~(内心:ウチではノイズ対策はこれでもかというくらいに実施しているので、あまり効きそうにない・・・)」
コバ:「記念に差し上げますので試してみてください」
自分はモニターかと思って受け取ったのですが、その後のメールのやり取りで、「モニターはサポーターの方々と実施済」とのことでした。・・・ということは、対面した時はかなりの辛口で会話をしていますので、「これでどうだ!」という挑戦状だったのかな?と思いました。
そう言えば、開発の段階ではピアノkonadeとヴァイオリンkonadeとお聞きしていたのですが、製品化にあたりピアノkonadeとギターkonadeにされたようです。ヴァイオリンよりギターの方がニーズが高いということでしょうか?効果は弦楽器全般に有効とのことでした。
konadeを練ってからすぐに試すと正規な効果が出ないのは以前に経験済です。ですから、練ってから1週間以上時間を置き、安定させてから試してみました。
最初に効果確認したのは、以前の日記に書いたヴァイオリンソナタです。
Beethoven Violin Sonatas 9 & 10 / クレーメル&アルゲリッチ盤 DG CD
問題はどこに置くかとアース線の取り付け方法でした。配置は、機器周りがいっぱいで置く場所が限られてしまいます。アース線の取り付け方も悩ましいのです。そこで、ファーストインプレでは一般的な機器の外側に置き、アース端子にアース線をつないで聴いてみることにしました。小林さんお勧めの機器の下に入れるやり方は、箱が大きくて入りませんでした。
①P konade(ピアノkonade)
・低弦の「ガーン」と力強く響く音は大きな変化は感じなかったのですが、ピアノのメロディラインが鳴り出すと一音一音がはっきりと聴こえ、今までの音が滲んでいたと感じます。
・滑らかな音の流れにうっとりしました。
入れ替えての確認です。
②G konade(弦楽器konade)
・強奏部分の音量を上げるとうるさく感じた部分が、まったくきつさを感じなくなったのには驚きました。
・うるさくならないだけではなく、弦の伸びる音と弓でこすれる音が分離して、生演奏を近くで聞く音に近づきました。
・ちょっと聞きでは、ない方がインパクトがあるという人がいるかもしれないですが、長く聴くならこの効果はいい感じです。
二つ合わせたらどうなのか?
③P&G konade(ピアノ&弦楽器konade)
・疑心暗鬼で試してみましたが、「いいとこどり」します。
・①のピアノの明瞭さと②のヴァイオリンの本物の音が両立しました。
・さらには、①と②の相乗効果も感じます。
・注意深く聴くと、①ピアノkonadeもヴァイオリンの音への影響も感じます、②弦楽器konadeもピアノの音への影響も感じます。
・両方足して効果倍増、セット売りにしている理由がわかったような気がしました。
それぞれの効果をイメージで表すと下記です。それぞれが受け持つ周波数帯が異なるように感じました。
上記はまったくのイメージですが、赤の方が低い周波数に効果が大きく、緑の方が相対的に高い周波に効果が大きいのは間違えないと思います。
ファーストインプレはここまでです。挑戦を受けたのですから、マイナス面も洗い出さなくては辛口ヒジの沽券にかかわりますので、今後は「置き方」「アース線のつなぎ方」「各種音源での確認」などをしながら、マイナス面の洗い出しにも尽力していきたいと思います。
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