Unicorn Customが来て丸一年、SD05で鳴らし始めました

日記・雑記
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昨年の12月9日、拙宅にUnicorn Customがやって来てからはや1年が経ちました。

一角獣の名の通り、極めて軽いチタン製のコーンから360度に放射される、German Physiks製DDDドライバーユニットを、銘木のバックロードホーンを内蔵するキャビネットに取りつけた、現代の芸術品といえるUnicorn Custom。

それは、この新たな伴侶に相応しい音楽再生を目指す道程の始まりでした。

当初はインフィニテイRS-2.5の重いウーファユニットを軽々と駆動してきた、FASTの200ボルト駆動のセパレートアンプを使用してきましたが、DDDドライバーを駆動するのに、4Ω負荷時に570Wのパワーをもってしても空回りするようで、思うような低音域が再生できませんでした。
FASTアンプが悪いわけではありませんが、どんなに重くて鳴らないSPでも軽々と駆動するアンプは、どうも軽いユニットは苦手のようでした。

それから四季が巡り、この11月に同じUnicorn Customを東和電子のオーディオブランド、オラソニックNANO-D1をプリに、NANO-A1をモノラルアンプとして2台使用で鳴らされて、驚きの再生をされている、浜松のDr.Pooh氏の御宅を訪ねました

NANOCOMPOシリーズは、CDジャケットサイズという極めて小型ながら、特注のトロイダルトランス電源を得て素晴らしい音楽を聴かせてくれたので、小生もこのパワーアンプを導入するか悩みました。
と言うのは、小生が送り出し機器に使うSONYのHDDプレーヤーHAP-Z1ESは、CD音源であろうと全てDSDにアップコンバート後にアナログ変換する為、出力がアナログのみ、その他にもFM放送を楽しむにはアナログ入力も欲しいとなると、NANO-D1をプリに使うわけにはいきません。

さて、どうしようかと悩んでいたところ、SONYのS-Master技術を使ったフルデジタルアンプTA-DR1の開発者が、退職後にSound Design社を立ち上げて、製作したフルデジタルアンプSD05を、GRFさんの計らいで、シリアルナンバー055の機器を自宅で聴く機会を得ました。
このSD05なら、入力部が拙宅の機器を全て受け容れてくれますし、何よりもGRFさんの御宅で、初めて聴いたSD05とタンノイGRFが聴かせてくれた素晴らしい音楽が印象的なアンプです。
しかも、Unicorn同様にこのSD05も、聴かされた当時では、既に入手不可能だと思っていたものですから、ひょっとすると、SD05ファンクラブの仲間入りするかもしれません。

FASTのセパレートアンプが抜けた後に、SD05と同時に試聴することになったSONYのHDDプレーヤーNAC-HD1をセットしました。
これも、拙宅で長年使用しているYAMAHAのCDR-HD1500との聞き比べです。

SD05の再生音は、透明な清水のような潤いと輝きを持つもので、とても自然な音がします。
S/Nやチャンネルセパレーションが高水準なので、微細な音も、フルオケの強奏部の大音量も破綻がありません。
これだけのアンプの基幹部品が今では入手不可能だと聞き、ため息が出ます。

Dr,Pooh氏のSP配置を参考に、今はこのように部屋の中ほどまで縦型配置を迫り出しています。
この配置だと、SPの周囲に球面のように音楽が満ちて聴こえます。

低音域も出てくるようになって、以前感じていたような不足感は感じなくなりました。
何より嬉しいのは、デジタル入力とアナログ入力が同等水準で再生されることです。

今宵はどの演奏を聴こうかと、毎晩帰宅が楽しみな毎日です。
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