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大人フェスタ@ミューザ川崎

日記・雑記
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開催案内が来た時に、大人フェスタとはどんなイベントだろう?と想像が難しかったのですが、プログラムを見るとコンサートホールのお祭りのような内容でした。フェスタ サマー ミューザが音楽のお祭りとするなら、大人フェスタはホールのお祭りです。

ちょっと迷ったのですが、どんなものかと思って行ってきました。

 

開場になると参加者は1/2階席の思い思いの席に座ります。その後プログラムについての説明があり、前半「シンフォニーホール探索」のスタートでした。各自思い思いに見たい場所、やりたい場所に向かいます。

・バックステージ見学

・照明・音響調整室の見学

・パイプオルガンの見学と写真撮影

・指揮台に乗っての写真撮影

・特売品の販売

・ドリンクコーナーでゆったりと など

 

2階席に座っていましたので、最初に向かったのはパイプオルガンの演奏場所です。記念写真も撮りました。

 

バックステージをぐるっと回って、ステージ上で指揮者の真似をしながら写真撮影をします。ステージ中央に設置されたオルガンはなんだろう?と思ったら、遠隔操作でのパイプオルガンの操作機だと理解したのは、パイプオルガン ミニコンサートが始まってからでした。

ステージ上で「ミューザのホールはどのくらい響くか」を確認したくて、ホールの先端に立って発声したところ「ホールの響きも感じられますが、何よりも自分に返ってくる音がとてもよく聞こえます」。これが演奏家から高く評価されている所以だということが実感できました。多分、1階席の比較的小さな円形状に囲まれた壁から反射した音が返ってくるので、演奏者にもよく聞こえるのだろうと思いました。何事も試してみるものですね。

 

ひと通り回った後は、ロビーのドリンクコーナーで休息タイムをしてから、後半のパイプオルガン ミニコンサートです。普段のコンサートと違い、パイプオルガン演奏がステージの中央部で行われました。

最初に、代表的なバッハのトッカータとフーガが演奏されましたが、普段の1/5ほどの観客数だったためか、オルガンの音が大きく全身を包むように感じられます。面白かったのは、パイプオルガンを鳴らす音作りのデモでした。

・メロディライン/伴奏/リズムを別々に音決めしていく

・ひとつひとつの旋律は、同じ音程を、音色が異なる音(パイプの材質や形状違い)を重ね合わせながら作っていく

・音の重ね合わせは、鍵盤のサイドに配置されたストップを操作して、連鳴させるパイプ群を決める

最初は一つのパイプから出る音を聞き、求めたい音の方向に他のパイプの音を重ね合わせていくと音が変化します。もう少し華やかに、もう少し深みを持たせて・・・など、演奏の大木さんの解説を受けながら音を聴くと、魔法のように音が変わっていく様子がわかりました。

繰り返しとなりますが、同じ音高の音です。パイプの材質や形状によって、同じ基音であっても倍音の出方が異なることにより、これほどまでに音が変わること実感します。この変化を目の前にして「これだからスピーカーづくりは難しいのだな」などの思いが巡ってきました。

 

最後はお楽しみ抽選会タイムでしたが、自分は当たりませんでした。ですが帰り際には、全員にミューザ川崎20周年記念のどら焼きが配られます。ミューザ川崎の響きをステージ上で確認し、パイプオルガンの音の作りのレクチャーを受けることもできて、大変勉強になったホールのお祭りでした。

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