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パグ太郎邸訪問記 – そこには音楽への完璧な奉仕者が…

日記・雑記
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パグ太郎さんのお宅を訪問する機会を得ましたので記録に残しておこうと思います。

パグ太郎さんとメールでコンタクトさせていただいたのは確か2月の初めだったでしょうか、この日が訪れるのを首を長くして待っていました。
荻窪駅で待ち合わせして定番の荻窪ラーメンで腹ごしらえしてパグ太郎邸へ。
窓の木のサッシがおしゃれな瀟洒なお宅。
オーディオ・ルームは2階でリビングを兼ねていますが、しっかりした構造のツー・バイ・フォーで階段を登っただけでその剛性が感じられます。
床は2枚貼りの補強構造の上に無垢板貼りのフローリング。お聞きするのを忘れましたが、床板はたぶんウレタン塗装ではなく、オイル仕上げと思われるカントリー風。
壁、天井は珪藻土仕上げ。天井は2階の利点を生かして傾斜がつけてあり、高さがあります。

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話声の響きから判断すると高音の残響はやや多め、響きの質は拙宅のシナ合板オイル仕上げのしっとり系とは異なり少しドライで硬質な響きのように思いますが、爽やかな心地よさが感じられます。
この響きの気持ち良さには床材の貢献も大きいのかもしれません。

使ってらっしゃる機材は横浜のVafanさんのレポートに詳しいのでそちらをご参照ください。(リンクでご覧ください。手抜きでスミマセン。)
genmiさんがお使いの機器にかなり近いのですが、スピーカー、アンプ、CDプレーヤーはそれぞれちょっとづつ違います。
外観上ではSignature805の独特の美しい木目が印象的。

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シンプルな構成でパグ太郎さんのプロフィールにオーディオは手段と書かれていますが、電源関係機器や太いスピーカーケーブルからはやはりベテラン・マニアのこだわりを感じます。

アルゲリッチとプレトニョフのピアノ・デュオのシンデレラから始まって様々なCDを聴かせていただいたのですが…

パグ太郎さんのオーディオはまさに音楽への奉仕者という感じ。
もうこれに尽きるのですが、あえてオーディオ的な表現をすると奥行き感が深く自然な音場の広がりが感じられるというのが、第一印象。
そしてバランスの良さ。
ピアノの特にスタインウェイの高音のちょっと冷たい感じ、キラキラというかシャラシャラというか独特の音が気持ちよく聴こえますし、それでいてヴァイオリンがヒステリックになることもないし、ヴォーカルも自然。
その結果、オーディオの存在が全く気にならずに音楽そのものに没入してしまうのです。
B&Wのこのシリーズは環境や周辺機材に敏感に反応するので、扱いが難しいとよく聞きますし、私もショップでややヒステリックな音を出している例を経験していますが、パグ太郎さんのところではそんな神経質さはみじんも感じないのがちょっと不思議です。

聴かせていただいたCDで印象的だったものを挙げると…

プレスラーの沈める寺、ビックリです。
あのゆったりとしたテンポで音楽の流れが自然に聴こえるし、確かにフォルテなどの最大音では若いピアニストのようにはいかないものの一音一音はきれいに響く音が出ていてその音に浸ることができました。
ピアノの演奏の奥深さを感じました。

ツィマーマンの新譜のシューベルトD960はやっぱり魅力的。比較のために私が持ってきた原田英代さんのSACDも聴かせていただいたのですが、原田さんのはもう少しゆっくりのテンポでこちらも心地よく感じられました。
(原田さんのCDは私の愛聴盤なのですが、こればかりは比較相手が悪すぎると心配でした。でもそれは杞憂…原田さんに失礼だったかも)
さらにゆっくりなのがありますということでパグ太郎さんが出されたのが、アファナシエフの演奏。
これはかなりゆっくりなテンポ。この比較は面白かったです。
結局、この長いソナタの第一楽章を全部聴いてしまいました。あ、もちろん全員の演奏ではありませんが…(笑)

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メルニコフの作曲家毎にピアノを換えて演奏しているCDも面白かったです。
パグ太郎さんがコメントされているように全部スタインウェイやベーゼンで弾いても構わないというのは全くその通り。
でも、それぞれの作曲家がこんな音を聴きながら作曲したのかなぁと思うとちょっと感慨深い。

カティア・ラベック、最近あまり名前を耳にしていなかったので、ちょっと懐かしく…サティのグノシェンヌ、ゆったりとしたテンポで心地よい演奏。

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もう、オーディオのことはほとんど忘れて音楽を聴くことに没頭してしまいました。

私が持ち込んだCDを原田さん以外にも何枚か聴かせていただきました。ここはちょっとオーディオ的聴き方です。
グレース・マーヤのモナリザは音場感、ヴォーカル、ギターの奥行き感がいい感じ。
パーヴォ・ヤルヴィのプロコフィエフ、キージェ中尉のグランカッサを聴くとかなりの低音までしっかり出ていることがわかります。

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私が拙宅で録音した歌曲のCDではやはり奥行き感と自然さを感じます。

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この音源はご愛嬌ですが生がわかっているのとワンポイント・ステレオ録音なので音のバランスや音場感がわかりやすいため時々使わせてもらってます。私がオフ会でこれを持ち出すとHaruaruさんからよくからかわれるので恥ずかしいのですが…(笑)

時間の経つのがとても速く感じられました。
私の欲しい音源リストが増えて悩ましいです。特にプレスラー、ツィマーマン、アルゲリッチなどグラモフォンが多く、日本でのその音楽ファイルの高価なことを考えると悩みはさらに深くなります。(笑)

この後は駅近くの和食のお店で反省会。
音楽を聴き始めたきっかけ、オーディオについての遍歴等色々なお話ができてここでも楽しい時間を持ちました。

パグ太郎さん、ありがとうございました。
奥様や大歓迎してくれたパグちゃんたちにも大変感謝しております。

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