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森下唯 山田剛史 デュオリサイタル

日記・雑記
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ちょっと珍しいデュオ・ピアノのコンサートが近場であるということで行ってきました。

海老名市文化会館の小ホールで行われたコンサートでピアニスト、プログラムは以下の通り。

[:image1:]

ピアニストはお二人とも東京藝大出身です。

連弾は今までも聴く機会があったのですが生でデュオ・ピアノを聴いた記憶はありませんのでたぶん今回が初めて。

2台同じピアノを用意するのはなかなか難しいだろうと思ったのですが、やはり使われたのはスタインウェイのコンサート・グランドとヤマハのCFⅢかそれ以前のタイプ(私には判別不能。CFXでないことだけはわかりましたが…)の組み合わせでした。左奥にスタインウェイ、右手前に反射板を外したヤマハ。

途中お二人の解説などもあり、非常に雰囲気の良い楽しい演奏会でした。
シューベルトとアルカンは1台4手の連弾なのでその時にはヤマハを舞台の右端に移動させてスタインウェイを使用。

ハイライトは最後の2曲でアルカンとラヴェルのラ・ヴァルスで迫力十分の演奏でした。
ラ・ヴァルスの曲の解説でこれは空の上から俯瞰した地上が最初は雲(霧?)で見えなかったのが、だんだん視界が開けてきて地上でワルツを踊っている人たちの姿が見えてくる…というお話がありました。
冒頭のあの不思議な低音のドロドロはそういう意味だったのを初めて知りました。
(^^;)
この曲はオーケストラで聴くことが多いのですが、オーケストラだとコントラバスのボウイングで低く静かに始まるので音程もわかりにくいし、ノイズみたいで生でないといつ始まったかもよくわからないような出だしですが、ピアノの場合は静かに始まるとはいえ打鍵なのでもっとはっきりしたドロドロ。ちょっと印象が異なります。
最後は迫力のフィナーレで万雷の拍手。

アンコールはフォーレのドリー組曲の最初の曲を連弾で、静かな余韻を残してお開きとなりました。

この海老名の小ホールは300人ちょっとの収容人員でピアノの演奏会には手ごろな大きさです。内部の仕上げは木が多く使われて視覚的な雰囲気はなかなかいいのですが…

[:image2:]

今まで聴いた演奏会での響きの印象はどうもあまり良くありません。今回は前から3列目で音量は十分で、楽しめる音ではありましたが、もう少しガンガン響いてもいいかなぁという感じ。残響時間がやや短いせいなのかもしれません。

今回は異なるピアノの組み合わせだったのですが、その音色の違いが全く気にならなかったかというと…やはり多少気になりました。(笑)
中音部の温度感がちょっと違う感じ。スタインウェイがやや冷たくシャープに響くのに対し、ヤマハはやや緩い感じか…。

まあ、めったにないデュオ・ピアノのためにスタインウェイを2台持っておくことは首都圏とはいえ地方の自治体では不可能ですし、この演奏会のために外部から持ち込むことも難しいでしょうから無理もありません。
それでもなんとかひどい違和感を感じないまでに調整してくださった調律師の方に感謝すべきかもしれません。

ところでこのラ・ヴァルス、ピアノ版は持っていないと思っていましたが、帰ってから調べてみたらアルゲリッチとラビノヴィチの「魔法使いの弟子」のCDに含まれていたことに気がつきました。
(^^;)
すっかり忘れていました。
改めて聴いてみましたら…これまた超絶技巧の演奏。
恐れ入りました。(笑)

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