ケニティーさんが現在スピーカーの下にお使いのWellfloatのユニットをフルコンメカに換装するということでお手伝いも兼ねて訪問いたしました。
ケニティーさんはこの換装に関してだいぶ悩んでおられたようなのですが、かなり近い構成の機材を使われていて既にこの換装を実施されたgenmiさんからの情報もあって、ついに決断されたようです。
Harubaruさんの新車に乗せてもらって二人で一路ケニティー邸へ。
快適な旅になりました。
私は2年ぶりの訪問になります。
主要機材は前回とほぼ同じですが、スピーカーの下にはWellfloat Ringが3個づつ置かれ、スピーカーの向きは内ぶりからほぼ平行法になっています。
スピーカーケーブルはラダーケーブルのバイワイヤリング。
部屋の調音用のグッズも少し変化しています。
[:image1:]
まず現状の音を聴かせていただきましたが、印象は以前と同様楽しい音です。
一通りヴォーカルなどを聴かせていただいた後でWellfloatのユニット交換になるのですが…
ケニティーさんは805SD底板とクライナのスタンドの天板の間に2本の長いスクリューを使っていてそれで底板と天板間に挟まったWellfloatに軽く圧を加えているという方法をとっています。まずこのスクリューを外して音を確認してみようということになりました。
Wellfloatのみの場合に低音がやや過剰に感じられたためこのようなやり方にしたとのことなのですが…
スクリューを外した状態では確かに低音がゆったりした感じになりますが、私にはない方が響きに開放感があって好ましく感じられます。
Harubaruさんもない方が好ましいという意見でした。
昼食を済ませてからいよいよフルコンメカへのユニット交換作業。
Harubaruさんは手慣れたものです。
そして、その交換後の音は…
低域がしっかり安定したのと805SDとサンスイAU-X1111 MOS Vintage アンプのおいしいところが解放されて活き活き、のびのび唄っている感じになりました。
ケニティーさんが聴きなれているヴォーカルなどを片っ端から聴かせていただきました。
ケニティーさんも交換直後からこの音なので驚いたようです。
これならもう固定用のスクリューもいらないでしょう。
途中からブルーレイ・ディスクで映像付きのライブ音源もいくつか聴かせていただきました。
感動したのはコレ。
[:image4:]
つま恋ライブ。
吉田拓郎の「言葉」に続けて中島みゆきが加わった「永遠の嘘をついてくれ」、最高でした。
クラシックも私が持ち込んだピアノとヴァイオリンのソナタをかけると…
[:image2:]
ピアノがいいとヴァイオリンがきつく聴こえたり、ヴァイオリンが聴きやすいとピアノが甘く感じられることがあるのですが、バランスがいいのでどちらも気持ちよく聴けます。
低域が豊かなので以下のオーケストラ音源も十分楽しめるバランスになっていたと思います。
[:image3:]
サンスイのMOS FETアンプを愛用している私としてはやはりあの独特な「解像度はあるのにふわっと柔らかい、そしてちょっぴり華やかな香り」が感じられてうれしく思いました。
Harubaruさん曰く、Wellfloatが馴染むとどんどん良くなる。
これはウチでも感じられたことなのでこれからも音の変化が楽しめると思います。
ケニティーさんの音楽が楽しく聴ける音は今回さらにパワーアップ。
立ち会った私までうれしくなりました。
ケニティーさん、ありがとうございました。いろいろな音源、楽しく聴かせていただきました。
Harubaruさん、運転ありがとうございました。
最新のディーゼル車の乗り心地の良さにビックリしました。
コメント ※編集/削除は管理者のみ