ささやかにDolby Atmos対応

日記・雑記
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YAMAHAのプリアンプCX-5200を導入したことでシアター系の最新の音声フォーマットに対応できるようになったのでやはりDolby Atmosを試してみたくなりました。

それで最低限の投資で試してみることにしました。
元よりスピーカーの数を増やすのには抵抗がありました。
スピーカーを増やすほど位相の乱れの可能性が増すからです。
ピュアオーディオのマルチchでは4本のスピーカーはほぼ同じ構成。
全ユニットは正相接続です。
こうすることで音場感が確実に向上してきたので映画といえどもせっかくの位相整合を乱したくない。

でも、天井近くに設置するスピーカーを同じものにすることは現実的ではないので次善の策としてフルレンジのスピーカーを使うことを考えました。
位相整合最優先の選択です。

でも、ローコストで高品質、設置性がよいことなどの条件を満たすものはそうはない。
困り果てていたところふと思い出したのが、昔ビートルに乗っていたころにリアに設置したBOSEの101RD。
捨てられなくて置物状態で保存していたのです。
たまにアンプ改造時などにテスト用として使うことがありましたが、その時に感じたのはHiFiではないけれどボーカルなどのバランスの良さ。
これだと固定用のネジ穴もあるし設置はしやすいかも…

設置方法を検討した結果、こうなりました。

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天井からステンレスワイヤーで吊るしているのはWellFloatへのリスペクトということもありますが、全スピーカー吊り構造という統一を狙ったもの。
駆動するパワーアンプには予備役のSANSUI AU-α607 MOS Premiumをあてがいました。左側のフロントスピーカー奥に少し見えていますが、スペースの関係で側面を底にしたタテ置きです。

BOSE 101RDはFront Presence Speakers という位置付けです。
YAMAHAのYPAOというスピーカー自動設定機能はスピーカの見開き角度や高さ測定もできるのが特徴。
前に使っていたオンキョーのAudysseyでは補正カーブすら表示されなかったのが不満でした。このほうが安心感があります。

このスピーカーの位置はATMOSの推奨とは異なりますがYAMAHAはYPAOでの測定情報をもとにファントム合成するようです。
Dolby Atmosの公式ページにテストトーンがありますが、例えば天井の右スピーカーからの音はウチの場合右上のFront Presenceスピーカーと右側サラウンドスピーカーの両方から音を出して合成しています。

Dolby Atmosのトレーラーは別のページにもっと高音質のものがありますのでダウンロードして見てみました。
音に包まれる感じはなかなか気持ちいいです。
不自然な感じがないのでまずはこれでOKといったところでしょうか。

前の日記で書いたALITAを視聴しましたが、Atmosで圧倒的な違いが出たかというと実は私にはよくわからない…(^^;)
映像付きで見るとどうしてもストーリーに引き込まれてしまうからかも。
ただ音に包まれる感じは気持ちいいし、臨場感は素晴らしい。スピーカーの存在感は消えて単にその場にいる感覚。
それでいいような気がします。
私が目指したのは自然な音場感なのですから。

しばらくこの状態で楽しむことにします。

ところで私のAmazon.comの買い物カゴには次のUHDディスクがずっと入ったままです。

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どうもUSからの輸出は再開されたようなのですが、送料がかなり上がったみたい。
どうしたものか…

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