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女性ヴォーカルの聖地 - CENYA邸訪問記

日記・雑記
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お誘いいただいてCENYA邸を訪問する機会を得ました。

COVID-19問題でオフ会からはしばらく遠ざかっていましたが、やっと…
この自粛期間中もCENYAさんの活動は活発でアンプの更なる有効利用化やMOSFETスイッチの使用に関してメッセージを交換してはいたのですが、実際にお会いすることができないもどかしさを感じていました。

CENYAさんのところに最後にうかがったのは2年ちょっと前。
あれからすごく変わってます。
ウーファの”DODAI”の制作、導入、スピーカーの位置は部屋の長手方向へ移動、DACの自作、サブ・ウーファは専用のDACを使った急峻なデジタル・フィルターを使用。
Diretta導入やアンプの有効活用化による片側4組のBTL駆動は最近のCENYA日記を参照いただくのがいいと思います。
まだあると思いますが多すぎて書けません。(笑)

最初の方で女性ヴォーカルをいくつか聴かせていただきましたが…
確か、サラ・オレインの君の名はからの曲とダイアナ・クラールの No moon at all と手嶌葵のテルーの唄など…

以前にうかがった時にも女性ヴォーカルの音場感や解像度が強く印象に残っているのですが、今回は音像の小ささとくっきり感にビックリ。

最後の方で聴いたエヴァ・キャシディのライブではそれらとは違うフワッとした雰囲気感のある音像だったように思いますが、あとから考えるとこれは録音方法の違いなのではないかという気がします。
最初のヴォーカルでは録音時ヴォーカルを1本のマイクで録っているのに対し、エヴァ・キャシディはライブなので、ヴォーカルマイクの音とアンビエントのステレオ・マイクのミックスで音を作ったのではないかと想像します。

この録音の差をここまではっきりと表現するシステムは今まで聴いたことがありません。
ウチもヴォーカルの音像は小さい方だと思ってましたが、ここまで録音の差をはっきりと表現することができるとは…

いろいろ考えると、ここまでの表現ができる要因は…

1. 基本的に2Wayがベースになっていること
2. タイムアライメントがきっちりなされていること
3. ニア・フィールド・リスニングであること
4. チャンネル・ディバイダが6db/octでウーファとトゥイータが理想的な位相のつなぎ方になっていること
5. DACからスピーカ出力まで完全にバランス接続でアースラインによるLR干渉がないこと
6. アンプが左右完全独立で電源などによるLR干渉がないこと
7. CENYA(上部スピーカーキャビネット)のワイヤー吊り
8. 部屋の音響対策

まだ、あると思います。(笑)
CENYAさんによれば、スピーカケーブルに使っているオーグラインの単線も効いているとのこと。

システムの全容はこのシステム構成図をご参照ください。
(CENYAさんのプロフィールに貼ってある図のリンクです。)

このシステム構成図は特にマルチアンプシステムを構築されている方が見るとそのすごさがお分かりになるのではないかと思います。
チャンデバの後にヴォリュームコントロール付きのアンプがあるのです。
普通はヴォリュームコントロールの後にチャンデバを置いてチャンデバとパワーアンプを直結にすることが多いのですが、その場合、アクティブ型だと特にS/Nがやや悪化するデメリットがあります。
でも、私も含めて普通の人は多連のアッテネーターが使えないので上記のような構成になってしまうのです。
CENYAシステムではAVアンプの多ch用ヴォリュームコントロールが使えるメリットが十分生かされているのです。
BTLであることから片側8連ヴォリューム。LR合わせて16連。リモコンで2台のアンプを同時コントロールできるので、16個のヴォリュームを同時に動かして音量調整。笑っちゃうくらいすごい構成。

システム正面
[:image1:]

左側スピーカーとサブ・ウーファ
[:image2:]

右側スピーカーとサブ・ウーファ
[:image3:]

真ん中にデータ収納とLAN経由での送り出し用PC、上段左に自作DAC、上段右にDiretta Target PC。下段の左右にモノラル使用しているSONY TA-DA5800ES(改)
DAC、Direttaには吊り構造台座使用
[:image4:]

Direttaとその電源など
[:image5:]

上部スピーカーCENYAは下の’DODAI’の上に吊り構造機構を介して乗っている。
[:image6:]

サブ・ウーファ用DAC、miniDSP。これも吊り機構あり。
[:image7:]

高域は相変わらずあのリングトゥイータが効いているようでヴォーカルですごく耳あたりがいいのにピアノの高音のちょっと冷たい響き(いい意味でのです)まで気持ちよく聴くことができました。
Stefania Tallini カルテットの冒頭のピアノの音が印象に残っています。

[:image8:]

明らかにスタインウェイの音。
JAZZの録音でこんなにピアノの響きを大切に録っているのは少ないように思うのですけれど…CENYAシステムもそれを見事に再現しています。

私にはCENYA邸は女性ヴォーカルの聖地のように感じられました。
(男性ヴォーカルもよかったんですけど…笑)、
女性ヴォーカル好きの方にはぜひこの聖地に巡礼されることをお勧めします。

今回は懇親会付き。最後まで楽しい時間を持つことができました。

CENYAさん、ありがとうございました。

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