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ビットパーフェクトでも音が変わるの?

日記・雑記
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 初めて投稿させて頂きます。

 解析ソフトで色々調べてみると、デジタル領域では、通常、ビットパーフェクトにデジタル情報の伝送・記録ができることが分かります。

 しかし、ビットパーフェクトで同じデジタル情報でも、これをアナログに変換すると、音質に違いが生じるという意見?もあるようです。

 例えば、機器や記録状態に起因して、デジタル情報が読み出される際、又は光若しくは同軸で伝送(SPDIF)で伝送される際に、違いが生じるから、

アナログに変換すると音質に違いが生じるという見解です。

 上のオシロスコープの画像は、左が同軸で伝送した信号を見た場合、右が光ケーブルをDD変換器で同軸に変換した信号を見た場合で、再生機器は同じです。

これを見ると、随分と波形が違っており、この事を指して、「違いがある」といっているのかと思います。

 しかし、見ての通り信号自体は飛び飛びではなくアナログですから、変化が生じ得ますが、これがSPDIFレシーバーに入力されると、正しいデジタル信号になります。

つまり、2つの信号はアナログとしては違いがあっても、デジタル情報は正確に再現することができます。ですから、ビットパーフェクトの場合に、

音質に違いあるという議論は、SPDIFの信号を直接アナログ的に処理して、オーディオ信号に変換するプロセスを経る、特殊な場合であって、アナログ領域の議論であり、

デジタル領域の議論とはいえないと思います。

 最初から偉そうなことを書きましたが、理解しやすい話と思いましたので、投稿しました。

 

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. こんにちは。

    下記の記事はS/PDIFにおける音質劣化を論じたものですが、どう思われますか?
    ビットパーフェクトでも音が変わる例だと思いますが。

    オーディオ品質とクロックジッター
    https://edn.itmedia.co.jp/edn/articles/0709/01/news016.html

  2. 私見ですが、波形の違い・矩形波からの変形度はジッターだと思います。

    音楽再生はストリーミング形式でのデータのやり取りとなりますので、ジッターが同じでないとビットパーフェクトでも音が変わります。通信速度や時間当たりのデータ量でもジッターは刻々と変化し、それがDACのD/A変換動作に影響する。このようにデジタルとアナログを分けることはできないと思います。

    現状でビットエラーが出るようなデジタルオーディオはないと思います。ネットオーディオでイーサネットの通信速度を変えても音質変化しますので、ジッターの影響は大きいと思っています。

  3. ミネルヴァさん、早速、貴重な情報を頂き、ありがとうございます。
     勉強させて頂きます。
     ざっとみた感じでは、アナログ領域でのジッターの影響を論じているように思いました。
     記事では、例えば、クロックジッターが「A社DIRのジッター実測値は、同軸接続では240ps」で大きい値だと記載されていますが、私の画像のスケールは100ns(ジッターの400倍)ですから、これくらい信号の時間軸がズレたところで、ハイとローが逆に検出されることはなく、ビットパーフェクトで伝送されていること自体が、デジタル領域でジッターの影響がないと考えるべき根拠だと思います。
     インターフェース後のアナログ領域ではジッターの影響はあるはずですが、これをデジタル領域の議論と混同すべきでないと考えます。どこまでをデジタル領域として扱うべきかは議論が分かれるかもしれませんが、このように考えた方が、物事がシンプルになると思います。
     これ以上のことは私も良く分かりません。

    • オーディオ再生クロックのジッターが、DACの生成するアナログ波形に直接変形を与える、ということです。

      ビットパーフェクトなのでDACの生成するアナログ波形は正確だが、ジッターがその正確なアナログ波形を乱す、のではありません。

  4. こんばんは(^^ 

    先ず・・・・

    『これを見ると、随分と波形が違っており、この事を指して、「違いがある」といっているのかと思います。』と書かれていますが、世間の多くの人々はデジタル信号をオシロで観察してはいません。 よって、その推察の精度は高くないと思われます。

    皆さんは? 純粋に、スピーカーからの? 出音で判断しているものかと。。。

    ミネルヴァさんとMacEinFanさんが書いてくれましたが、
    デジタルオーディオにおいて
    データが同じで音が違うのか? その回答の一つが 「ジッター」 でして、
    その「ジッター」を アナログ変換された音声信号でもって観察する方法が
    15年くらい前に stereophileだったかな? から提唱されて、
    それ以後は Fidelixの中川さんを始め 家庭でも割と安価に ジッターの大小が
    比較できる~♪っと 二次報告も続々?でてきて、重宝されている感じです。

    ビットパーフェクトは議論の前の大前提で、データが変わってしまうという事であれば、それはもう問題外。 繰り返しになりますが、一に聴感、二に測定でもってジッターの影響を観るようになって10年以上経過・・・が『現在』今という認識でおります。

    DACのアナログ段の出来不出来を除外するという前提条件を加えれば、
    音質に違いがあるという議論が「アナログ領域の議論」だという意見に同意です。

    最後に?
    波形を掲載する場合には測定の様子(測定点は何処か)や諸条件も提示されると、もっと良いです。同軸デジタルと光デジタルの違いというように紹介されていますが・・・実際には、同軸デジタル側はパルストランスの二次側を測定していて、光デジタル→DD変換の出力にはパルストランスが実装されていなくて電子受けしていたんじゃないのかな?と波形を見て思いました。(パルストランスの有無を見ている疑い。左側の波形だけ方が右下がり(低周波の伝送が苦手)なので。)

    .
    .

    参照:ジッター測定の原典?となる論文
    https://web.archive.org/web/20110531154831/http://www.msbtech.com/support/JitterPaper.pdf

    • nightwish_daisuki さん、貴重な情報を教えて頂き、ありがとうございます。
       これまでの議論の経緯を殆ど存じあげていませんので、雑な投稿になってしまい、申し分けないと思っています。
       また、測定結果については、このような信号であっても、デジタル情報が再生できることを伝えたかっただけでしたので、簡易な条件のみ記載してしました。今後は、測定条件なども詳細に記載した上で、投稿したいと思います。
       今後とも宜しくお願いします。

      • 売れない物書きさん コメント返信ありがとうございます

        詳細に記載とか、そこまでかしこまらなくてOKです。
        学会誌への投稿とかでなく此処は日記なので
        何をしたのか分かる程度でOK(^^;
        お気楽に、、、。

        ちなみにコメントは後から削除も修正は出来ませんが、日記はその限りではありません。
        だからといって中身を別物にすげ替えるのはヤリ過ぎですが、日記の修正は
        常識の範囲内では良くある事です。間違いを書くことは誰でもあるので。

        audiodesignさんのブログ記事を1つ紹介します。
        https://audiodesign.co.jp/blog/?p=299
        日記公開後の追記や、諸元の記載の参考になればと思います。
        追記のやり方は人それぞれ。

        私なんかは良く考えずに仕事の休憩で日記を投稿して、
        後から追記・肉付けして行くパターンも少くありません。あんまり良くないかもですが。
        https://philm-community.com/nightwish-daisuki/user/diary/2023/04/21/18059/

        以上、日記に追記も可能ですというお話でした。。。
        .

        • 皆様
           コメントを色々とありがとうございます。
           本日は、時間がとれないため、明日以降、頂いた情報を勉強させて頂きます。

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