Diretta TargetとAlbum Playerの最適化:クラシック向け設定、メモリ再生とDirect Input

日記・雑記
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Diretta Target 2_104_2とAlbum Playerのクラシック向け設定とメモリ再生の紹介です。機材と接続 マイルーム にあります。

オイゲン・ヨッフム指揮 コンセルトヘボウ管弦楽団「ベートーヴェン:交響曲全集」です。わずかにヒスノイズがありますが、1967~1969年のステレオ録音で時代的には高音質です。

Diretta Target 2_104_2では、LAN_LEDやUSBのオンオフが可能になりました。Target Cofiguratorから入ります。私はTarget本体の電源と動作ランプは基板からケーブルを外し、常時消したままです。

私はクラシック向けに以下の設定を「無効 disable」にしています。HostPCのBIOS設定と同じ考え方です。(5月15日更新}

 LAN_LED(LAN端子のランプ点滅)
 使わないUSB(使用するのはUSB2.0固定)
 PCM32bit、24bit(16bit音源が99.9%だから)
 DoPauto(DSD over PCMは使わないため)

AlsaLatency:20 に上げて音を柔らかくしてみました。(下写真は更新前)

これで透明感が増します。特にUSBは2ライン同時接続すると途端にノイズが増加して歪みっぽくなりますので、1ラインにする効果があります。2台のDACを使い分けるにはDDC経由にするか、LAN経路から別系統にすることをお勧めします。

Album PlayerにはPlayback modeの一つとして Full Memory >Full preloading メモリ再生があります。

以下マニュアルから翻訳:
フルメモリーモードでは再生中のファイルがデコードされ、完全にメモリーに読み込まれます。オーディオフォーマットのデコード処理が完了すると、メモリーからアンロードされます。このモードでは再生中のディスクアクセスは一切ありませんのでページファイルが無効になっている場合、より効果的です。

私の環境で常用のDirect Inputと比較すると、メモリ再生は鮮度が落ち音場が狭くホールトーンが薄くなる感じです。これは他のプレイヤーTuneBrowserやfoobar2000の RAMDecode でも同じ印象です。(追記:音源は非圧縮WAVファイルです。)
その理由ですが、メモリは8GBあたり3ワット程度の消費電力があり、CPUの極近傍でGHzの高速で動作しますので、そのノイズの影響は外付HDより桁違いに大きいと思われます。(追記:音源WAVファイルのある外付HDとHostPCマザーボードを、eSATA-SATAケーブル100cmで直結しています。音源WAVファイルのある外付HDはSi電源ですが、ノイズフィルタとバルクキャパシタで対策しています。)

以下マニュアルから翻訳:

ダイレクトインプットモードではプレーヤーのバッファーを使用せず、デコードされたデータを直接ドライバーのバッファに読み込んで再生します。これでデータ操作の回数を最小限に抑えることができます。(追記:外付音源HDからのデータをデコードし直接Diretta ASIOドライバーに渡すと解釈できます。HDのタグ付WAVファイルをAPlayerが生のPCMに変換しASIOドライバーのバッファに送信、Diretta設定に従いASIO形式でTargetに向けてLAN出力する。)

標準モードは調整可能なプリロード・バッファを採用し、オプションの「ギャップレス・モード」をサポートしています。各アルバムのファイルをシームレス(一時停止なし)に再生することができます。ギャップレスモードを無効にすると、光ディスクやネットワークからファイルを再生するときにプレーヤーの動作の安定性を向上させることができます。

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