PCオーディオで有効なGamingマザーボード

日記・雑記
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昨晩から自宅のPCのメンテナンスをしていました。
久しぶりに箱の中を開けると新しい発見があります。

それは・・・
安物のパソコンとゲーミング(オーバークロック)PCとの違い。
一般にパソコンを購入する際に気にするのはCPU性能であったり
メモリーだと思いますが、PCオーディオではマザーと電源が命?かもしれません。PCオーディオにはゲーミング(オーバークロック)可能なPCを
オススメしています。

ただし、私はパソコン1台で音を出す、いわゆるマニアの人から見ると
そんなの「PCオーディオじゃない!!」を怒られそうなものです。
パソコンの使い道も「音だけ再生」ではなくてDVDもblu-rayもYoutubeも見ます。
見た目、パソコンに再生ソフト入れてはいオシマイですから・・・
マニアの人からは反感を買いかねません。
まぁそれはそれとして話を進めます。

私のPCオーディオはネットで遊びつつ
DVDも見つつテレビも見るよ?的なマルチな使い方をする環境です。
オーディオに特化はしません。音だけではツマラナイのと、
使い勝手が悪いのは嫌なので。

とりあえず私が好きなのは、
オーバークロック向けとか最高のゲームパフォーマンスとか
そういう高めなマザーボード。そういうのが安定しています。
特にASUS社製のROGシリーズが入手しやすくて数万円とお手頃です。
[:image6:]
マザーボードは何が良いか?と聞かれたらASUS社製のROGシリーズの
高い奴と答えます。音もなんかノートPCより良いのです。
※電源はNipron製を採用しています

冒頭で述べた新しい発見は・・・
ちょっと安物のマザーを購入して気付いたものです。
メインPCの傍ら、余ったパーツで1台用意しようと思ったものです。
購入した安物のマザーはB75M-Plusというものです。一応、ASUS社製。
比較するのはROG Z390 Gamingマザーです。

では比較を早速!!

分かりますか?CPUソケットを囲むコンデンサーの数が違います。
[:image1:]
それに、よーく見るとB75Mではチップコンデンサーが減らされています。
涙ぐましいコストダウンですよねぇ・・・。使う気が失せます。
最低限度、動きゃいいだろ?ってな感じで、チップコンデンサーがところどころ在りません。
6個ほど・・・コンデンサーが省略されています。
※省略個所に黄色い枠を付けてみました
[:image3:]
普段見られる事のない 『裏面』 は、もっと衝撃的です。
もはや何というか・・・・不安しかありません(爆)
[:image2:]
左:安物,右:ゲーミング

これにはちょっと気持ちが凹みました。いくら安物でも、コンデンサーが無さ過ぎます。
もう20年前になりますがMatrox G400という画質をウリにしたグラフィックカードがありましたが、それも廉価版では写真と同じようにプロセッサー裏側のチップコンデンサーが減らされていました。ここまで酷くないですが。(マニアはG400にチップコンデンサーを追加していたように記憶しています。画質マニアおそるべし。)
しかしこれはひどい。最低限の定格周波数で動きさえすればそれ以上の品質は不要ということなのでしょうねぇぇぇ。
見た目から、完全にGamingマザーの方が電流の安定度やノイズ量の面で有利です。
オーバークロックなど規定外の高速動作をさせると、ノイズや電源電流のリプルなどが増加するのが常で、
自分自身が発生させたノイズでエラーレートが増加→性能ダウンという事が
『起きないように!!』厳重に対策されているようです。
それは、通常使用時の安定度とノイズの少なさ、ひいては音質に直結します。
(USBターミネーターなどのアクセサリーは焼け石にお湯です)
こういった現実をみると、CPU動作は低クロックの方が音が良いという人が居ても、それはコンデンサー容量不足で?仕方がないことのように思えてきます。

ちなみに
安物のマザーは1万円程度から数千円,Gamingマザーは3万円程度です。
ここをケチると後戻りできないので2万円くらいは余分に払って十分な価値があるだろうと私は考えています。

コストダウンはまだ続きます。
CPUソケット近くのEXT12V電源が・・・安物は4PIN、Gamingは2倍の8PINです。GND線も見ての通り2倍なので、やはり余裕度が違います。
[:image4:]

安物のマザーはLANのPHYチップもローコストなものです。
大抵がRealtek、通称「蟹さんマーク」です。むかしは蟹さんが回線をチョッキンチョッキンと切ると揶揄されていましたが最近は普通に使えるようです。
しかしGamingマザーのようにPHYチップがIntelと比べると、通信の処理を自分でやってくれるIntel君に対してRealtekは仕事をCPUにお願いします。なので、ゲームやオーディオ的には余計な割り込み?がCPUに入るので、あんまり良くないと思われています。※Realtekにも自分で仕事するオフロードがありますが安定度がいまいちらしくて、Realtekの場合オフロードはOFF=CPUに処理をお願いが常です。
[:image5:]
それにGamingマザーのLANに使われているPulseトランスは一般のものよりも上等なものです。伝送波形が綺麗だとされています。ですので、高価なDELAのHubを購入された人ならば、パソコンの方の入り口/出口も高品質なものにしないと片手落ちです。

[:image8:]
左:一般的なPulseトランス構造,右:高品質Pulseトランス(TDK?)

ASUSホームページより引用ここから ~
R.O.G.シリーズはLANポートもASUSオリジナルです。「LANGuard」という名称のこのLANポートは、一般的なLANポートが1ステージしか搭載していない静電気保護回路を3ステージも搭載しています。これにより、LANGuardは最大30,000Vの静電気に耐えることができます。通常のLANポートが耐えることができる電圧は8,000V程度までが一般的であり、強いものでも15,000V程度が上限となります。また、LANGuardでは内部に使用しているコイルなどの部品にも低ESRの高性能なものを使用しており、優れた信号特性を実現しています。R.O.G.シリーズでは、こうした積み重ねがネットワークゲームの快適さにつながっています。
 ~ 引用ここまで

[:image9:]

なんだか安物を使う気が失せてきましたが・・・
音質を追求するPCでも性能を求めるPCでもないので
なんとか気を振り絞って余ったパーツでもう1台・・・
続行しようと思います。

参考までに私のメインパソコンは↓こんなのです。
[:image7:]
下段に電源ユニット(Nipron製)が隠れていて、その上にハードディスクが2台、ミラーリング構成で乗っかっています。RAID1ですね(^^
音楽試聴時には、ハードディスクの回転が停止した状態にしておきます。私は1分で停止。
参照:Windows 10で「すぐにHDDの電源が切れる」のをなんとかしたい
ビデオカードはGeforce GTX 1060。
C U D A を使って H.265 へのエンコーディングしたりもします。
動画のエンコード支援機能はYoutube動画の投稿時など時間の節約にもなります。
H.265は圧縮率が凄くよいです。

<宣伝>
http://www.asus-event.com/pdf/event/mb/mb_event_9/rog.html
[:image10:]

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