柱上トランスからコンセントまで L1/E/L2

日記・雑記
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中部電力さんの架空配電に関するホームページから「柱上変圧器のしくみ」です
https://www.chuden.co.jp/energy/ene_about/electric/kids_denki/home/hom_kaku/
[:image1:]

今日は受電盤から各部屋にどう配線が繋がっているか・・・
自分用の日記を書いてみます。

拙宅のブレーカーはこれです。Nationalの年式モノですね・・・
[:image2:]ブレーカーの近くは何やら黒く煤けています。カバーとの隙間を空気が対流?した結果でしょうかね。それにしてもブレーカーの形がクッキリです。

配線はこんな感じです。
「赤」がL1、「白」が接地、「黒」がL2です。
しかし、子ブレーカーは全て「白」「黒」です。これは一体どうしたことか?
テスターで導通を測定してみると、L1とL2が交互に配置されていました。
[:image3:]一般に2段構成のブレーカーの場合は、上段がL1になっているそうです。
拙宅は1段なので交互なのかな??? ルールがあるのかどうかは知りません。
ブレーカーを全て切り、1個1個電源投入していきます。
地味な作業です。

三菱地所さんのおすすめの間取りのページから図を少し拝借して・・・
https://www.resiclub.com/column/buy/new_mansion/floor_plan/001
落書きしてしまいました。三菱地所さんゴメンナサイ m(_ _)m
これが拙宅のコンセント配置です。
[:image4:]私は右下の洋間に居ることが多いです。アンプもここです。
必然的にオーディオは全て、L1から給電している事になります。
パソコンだけは完全に大地アースしています。
オーディオは、基本、大地アースしていません。(ルールを定めていません。)

拙宅のエアコンは100Vです。L1系統に1個、L2系統に1個です。
ノイズカットトランスが唸る話題があったので・・・・
————————–
・L1だけエアコン稼働
・L2だけエアコン稼働
・L1とL2両方エアコン稼働
・L1とL2両方エアコン非稼働
————————–
4パターン試しましたが・・・まったく変化なし。
どうやら、L1とL2の電力不均衡は、トランスの唸りとは無関係のようでした。
ふ~んそんなものか。心配していただけに少し安心しました。

ついでに7年ほど前に、エアコン(DAIKIN製)の稼働が100V電源に及ぼす影響とノイズを観察したことがありました。
当時の100V波形はこんな感じ。エアコンの稼働・非稼働で見た目が変わることはありませんでした。
[:image5:]次にノイズですが・・・なんとエアコン稼働中の方がノーマルモードノイズは少なく観測されました。これは意外でもありますが、納得できるところもあります。ノイズは電気の流れ易いところに流れていくからです。このときはきっと消費電流がバカ高いエアコンの方に流れて行き易かったのだと想像しています。
これがそのときの様子。AC100V正弦波波形の拡大どアップです。
[:image6:]右上(第1象限)がエアコン非稼働,左下(第3象限)がエアコン稼働中。変化の一瞬を捉えた画像です。

上図、一見、何も変わらないように見えるかもしれませんが、
明らかに右上(第1象限)の方がギザギザの間隔が短くて左下(第3象限)よりも高めの周波数を含んでいる事が伺えます。

話は変わりますが、一般に一つのオーディオシステムで
L1とL2は混在しない方が良いというのは今では通説です。
私の情報源は、かないまる氏のページです。
『待望の高音質銅素材PC Triple C サエク AC-6000/AC-7000を使った 自作電源コードの作り方』
http://kanaimaru.com/NWA840/015.htm

とはいえ、<<ノイズカットトランス TM>>を使用して
オーディオシステムをコンセント側とアイソレーションするならば
その常識に捕らわれる必要はありません。
アイソレーションされていれば、接地されたN極は存在しなくなるので、
L1またはL2のどちらかのトランスの配線をひっくり返せば全て位相は揃います。
トランスには位相の表現?として、「減極性」「加極性」という表現があります。日本の標準は「減極性」ですが<<ノイズカットトランスTM>>は「加極性」です。当たり前ですが、「減極性」「加極性」では位相が180°異なります。
Yohoo知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1334456698 より
[:image7:]とりあえず、自宅に関してはスッキリしました(^ー^

■2021/04/21追記:AC100Vからアンプの内部も
図:サンバレーの真空管キット JB-300B Ver.3の回路図より抜粋 (3Pのアース端子はオープン)
[:image8:]このキットに限りませんが3Pのアースを接続しないオーディオ機器は多いです。ESOTERICもその一つです(電話で聞けば分かります)。
それと余程の事がない限り、アンプの電源トランスは1次巻き線と2次巻き線が分けられて 『絶縁』 されています。銅線で繋がっていないので、テスター当てても導通しません。ここでアースの縁が切れています ⇒ 内部回路は隔離された別世界です。
追記ここまで

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