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Thomann(トーマン)アンプのファイナルが変更された!!

日記・雑記
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プ〇ケーブルさんで有名な Thomann (トーマン) の アンプ。
S-75MK2 S-150MK2 というのが ありますが、これらのアンプの出力段(ファイナル)のトランジスタが数十年ぶり?に変更されました。

S-75MK2の登場は2000年1月でしたが、その先代のS-75の時代から
出力段は(見た目から)TOSHIBA製 2SC5200/2SA1943 の定番のコンプリメンタリで構成されていました。
[:image6:]図:2SC5200(秋月電子通商より)
[:image4:]図:先代の S-75(HIFI-FORUM.DEより)
[:image5:]図:2021年前期のS-75MK2(この時まだ TOSHIBA 2SC5200/2SA1943)

Thomannは2021年の後期頃からEUを離脱したイギリスへ製品を輸出するためにUKCA認証マークを製品に付与してきたように見えます。
[:image9:]出力段(ファイナル)の変更は、そのタイミングと殆ど同じなので外箱のUKCA認証マークから、トランジスタが変更されているか推測することが可能です。ただし、UKCA認証マークが付いていても旧来のTOSHIBA 2SC5200/2SA1943ペアのアンプも発見(S-150MK2にて)されているので、UKCA認証マークはあくまで目安とされて下さい。いま現在、ドイツから最新ロットを取り寄せすれば・・・ほぼ100%で、トランジスタ変更後でしょう。

S-75 と S-75MK2(後期型)の 大きな違いは、ノイズフィルターや省電力機能のほか 実装部品の形状にあります。
[:image1:]図:リード部品(ティーユーエレクトロニクス様より)[:image2:]図:表面実装部品(ティーユーエレクトロニクス様より)
実は、リード部品として紹介しました脚の生えた部品は
凄い勢いで絶滅してきました。 代わりに、脚の無い 表面実装部品に
置き換わってきたのがこの20~30年くらいでしょうか。

そのうち、出力段(ファイナル)まで表面実装になるか、
あるいはアンプ作りに使えるトランジスタが廃版になってアナログアンプが絶滅なんて・・・可能性も0%ではありません。

↓これが、最新の Thomann S-75MK2 の 出力段です。
[:image8:]図:DYN1521/DYP1521

↓参考までに、2021年前期の Thomann S-75MK2 の 出力段です。
[:image7:]図:TOSHIBA 2SC5200/2SA1943

とはいえ、日本で流通している S-75MK2 は まだ UKCA認証マークが無いものが多いと思うのですぐに慌てる必要はありません。
[:image9:]図:UKCA認証マークの付いた最新 S-75MK2

※2SC5200/2SA1943はディスコン(製造中止)かと思っていましたが現役でした。新モデル 2SC5200N/2SA1943N も 登場しています。ディスコンではないのにどうして変更を? 昨今の半導体不足の影響でしょうか?
↑のリンク先を見るに・・・形状 は DYN1521/DYP1521 に瓜二つです。
いや逆ですね。DYN1521/DYP1521 が 2SC5200N/2SA1943N に 瓜二つなのです。願わくば特性も 2SC5200N/2SA1943N であって欲しい。セカンドソースじゃあないか、、、ジェネリック医薬品とか、OEMみたいに???
この変更が 一時的なものなのか 永続的なものなのか? 現時点では不明です。

閑話休題? 製品の中の中核デバイスが変更になる事は・・・ 珍しい事でもありません。
↓これは拙宅の主力機 Parasound A23の前期モデルですが・・・幻の2SK389だけでなく2SJ109のコンプリメンタリが前段に鎮座しています。
[:image3:]図:2SK389/2SJ109
↓後期モデルになると幻のDual FETが入手不能になったのか2SK170-BL/2SJ-103の選別ペアに変更されています。とても手間のかかるお仕事です。(紫と赤のマーキングの部品がそれ)
[:image10:]図:2SK170-BL/2SJ103-BL(

注:ペルケ式で有名なこの2SK170すらも既にディスコンで絶滅種です。
このような ローノイズ・高利得 の オーディオ向けの素子は殆ど全てディスコンになってしまったといいます。。。

前期と後期で、サウンドキャラクターはParasound(というかJohn Curl?)ですが、音質は『同じモデルなのか?』 という 程に 異なるので・・・こういう変更は困りものなのでした(^^;。 工業製品で ‘同じ音のもの’ を 製造販売するのは とても難しい。 というか無理。
ちなみにParasound A23は近年モデルチェンジされて A23+ になっていますが・・・現状A23で不満は無いので劣化コンデンサーの交換などメンテナンスしつつ現役で働いてもらっています。
https://parasound.com/a23.php
https://parasound.com/a23+.php
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