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メインスピーカ製作

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 3ウェイのスピーカーシステムを製作しました。(片チャネル初期費用12万程度)

 大きさは巾920mm、奥行き710mm、高さ970mm、足250mm。密閉型で容量は500リットル。板厚24mm。重さ50Kg。(見た目はボザークのB-300に少し似ています)
 使用ユニットは、低域(~560Hz)がJBL 2215A、中域(370Hz~5.4kHz)がJBL LE85+コーラルAH500、高域(5.4kHz~)がFostex T925です。ドライブは自作チャネルデバイダに依るマルチアンプ方式です。(現アンプは全てラックスA501)

 寸法は、

 板取は、

 

 上記の詳細(PDF)

 尚、各ユニットは回折/干渉低減の為、センターを外して取り付けています。
又、足はバッフル効果の低減を意図したもので接着され外れません。

 外観は、

 Fostex T925は確りと専用金具でバッフルに取り付けました。
(後継機のT925Aは専用金具は提供されませんでした)

 低域のチャンデバ経由周波数特性(JBL 2215A)は、


 ターンオーバ40Hzレベル8dBのローブーストで補正した周波数特性は、

 となり20Hz以下まで再生できたので、サブウーファは不要です。

 中域のチャンデバ経由周波数特性(JBL LE85+コーラルAH500)は、
 高域のチャンデバ経由周波数特性(Fostex T925)は、

 所でクロスオーバは370Hzと5.4kHzですが、2215Aの素特性は帯域が、

 と400Hz止まりなので、2215Aのハイカットを560Hzに延ばし500Hz辺りのディップを成るべく低減しました。(以上マイク距離20cm)

 本スピーカーシステムの総合周波数特性(マイク距離60cm)は、

 (大雑把な作りの図体に似合わず)音質は、ホーンならではの、繊細で、且つ、真空中に目の前に本物の楽器が浮かぶの如くの透明感のある音が得られました。又、低音に関しては、大型密閉とした事で、(スピーカが鳴っていない様に聞こえる程、)誇張感が全くなく自然で、それが共鳴を利用して低音感を生成する一般のシステムとの決定的な音質の違いとなりました。
 尚、ローマの松のオルガンも聞こえ、ツァラトゥストラの基音も(超低音故聞こえないですが)再生出来ました。

 但し、前記の如く、大口径ウーファ故に生じるそれの高域の問題は残り、その対策は検討継続中であり、又、500リットルと言う大きさですが、単に理論計算上必要な容積(に未だ足りませんが)に単にそれに従った丈なのですが、生活に多大な支障を与えるのが大きな難点….。

 因みに、学生時代に製作した、

 が当初のシステム構成で、箱は同じですが、ユニットは異なり パイオニアPWA38、オンキョウHM500、松下5HH17Gで、ATTはトランスタップ式でした。 残念ながら、このシステムは、ウーファの高域共振のキンキン音が強烈で耐えられない程酷く、実用には至りませんでした。(尚、よく機械的共振をグライコ/DSPで低減させる事がありますが、共振自体は無くなりませんので、それに依る音色(固有音)を消す事は難しいです)

 所で、ダイレクトラジエータシステムは、メーカ毎、機種毎、音色が異なる事が普通ですが(従って、殆どが原音を再生していないことを示唆…。反して(水準以上の)ホーンシステムは、どのメーカ/ユニットでも殆ど同傾向の音色(従って、原音を再生している可能性が高い事を示唆…)となる事を、今回自作した事で気付く事が出来ました。
 但し、この件に関してメーカからは、ホーンシステムはどうしても同じ音質になり易いので(同じ価格にしなくてはならず)商売に支障を生じるとは聞いた事があります。

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