アイキャッチ画像がスピーカー横の壁に使っている拡散パネルですが、当初はこの一角しかNBR貼付け化するつもりはありませんでした。
なので、前々回の日記でNBR貼り付け完了宣言をしたのですが、残っていたNBRシートがあったので、スピーカー後ろの壁コーナー付近取り付けていた拡散パネルに貼り付けてみたのですが、これが激変効果でした↓
私は割と大音量派で、パワーアンプのメーターが-10dB超えは当たり前で、-5dBを超える事もよくあります↓
私のコンテナ・オーディオルームの壁は、1枚辺り鉛防音シート込みで43㎏、これが壁全面で22枚で946㎏という重量級ですが、壁に触ってみると、それでも低域の音圧で振動しているのがよく分かります(ちなみに、床板の重量は1146㎏、天井板は354㎏)。
別に狙った訳ではないのですが、NBRシート貼り付けで、壁の振動を抑制したのか、低域の濁りが解消、と同時に重い低音に変化。
中高域にも変化は表れて、キレがあるのにコクがある(ビールの飲レポみたいですがw)という感じに変化しました。
キツくならずにキレが出るのは私が追い求めている音質で、偶然の産物ですが、これが得られた事は大きな収穫でした。
スピーカーサイドの壁のNBR化時点で、行きつけのホームセンターで5mのNBRシートを購入してきましたが、そこで販売終了になったため、追加納品を頼んでいました。
今回のスピーカー後ろの壁4枚で5m全部を使い果たしたのですが、あまりもの効果にもっと貼り付けをやりたくなり、注文した物の納品が待てなくて、車で1時間の大きめなホームセンターへ行って追加分を購入。
ほとんどビョーキですw
これで、あと4枚の拡散パネルの未貼り付け状態まで行きました。
面白いのが、NBRで共振を抑えるのを増やしていくと、どんどん低音がクリアーになり、重くなっていきます。
中高域もヴェールが剝がれたようにクリアーになり、和音が明確化、分離も良くなって、あたかも目の前で演奏しているかのようになりました。
今考えると、拡散パネルの裏面コーキング状態だけでは、壁もパネルも相当に共振が起こり、音に乗っていたと思われます。
アマゾンで注文したポリエステル繊維板が到着し、1枚だけ拡散パネルに仮設置しましたが、2㎜厚NBRシートのように壁と一体化感、または振動ダンプ効果は現れなかったため、拡散パネル共着としての使用は中止、単独で使用しています(←壁の状況で条件は変わると思いますが)。
クリプトンの音響パネルの吸音材と入れ替えて使ってみましたが、位置が低いせいか、特に違いは分かりませんでした。
悪さはしていないようですが。
しかし、私が持っているポリエステル繊維板の中で今回のモノが一番硬度が硬いですね。
左から硬い順番ですが、真ん中のメーカー(←既出の吸音しない吸音材)はサイズ違いでも硬さは変わりません(多分メーカー毎に製造時の配合かなんかで変わる・・・と思われる)。
ちなみに、体積比コストですが、一番左の300×300t90㎜が一番コスト高です(真ん中の450×450㎜の2.5倍コスト)。
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へっぽこハム太郎さん、こんにちは。
もう後日談なのですか。
自分の方はひと段落しましたが、研究は続けていきます。
日記に書いた通り、下記を視点に進めてみようかと考えています。
・各種音源での聴き込みによる気になる点の洗い出し
・当初狙いの指標「左右アンバランスの解消」確認
・今年のテーマの「感動再生」に向けた調整
ハム太郎邸で激変したのは、壁の振動を抑えたというよりは、ペラペラパネルが振動していた悪さが抑えられた感覚の方が確度が高そうだと思いました。
tonkatsuさんもこれからなので、いろいろな切り口があると面白いですね。
ヒジヤンさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
後日談というのは、「今回の話は古く、今は違いますよ」という意味で書きました。
とはいえ、細かい検討はありそうですが、今のところ不満点はほぼ解消されたので、今後の大きな発展は無いと思います。グレードアップは考えるかも?ですが。
仰る通り、ペラペラパネルの共振を抑えた事は大きい理由であるのは何度も書いているので間違いはないですが、NBRを壁に貼り付けて同化させた事によって、低域の音圧による壁の振動も明らかに小さくなりました。
壁の高さが260㎝もある1枚板なので、重量が40㎏もあっても振動するのでしょうね。
今度はポリエステル繊維板を何に使うか考えます(笑)