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スピーカー側面パネルの割れ修復と再クリア塗装

日記・雑記
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昨日、今日と晴天なので、湿度の観点から午前中にスピーカーサイドのパネル塗装作業に入りました。

ちなみに私は、20数年前に自動車板金塗装の仕事をしていた時期があったので、全くの素人作業ではない事を言っておきます。

前回までに木工パテを埋め込み、サンディングで仕上げたパネルの2液ウレタンクリア塗装を行いました。

経験者なので、業務用ガン、コンプレッサーを持っていますが、2液の作業はかなり面倒なので、最近は缶スプレーでする事が多いです。

使用缶スプレーは以下の通り。

2液ウレタンは、乾燥硬度が高くなり、硬化後にポリッシャーをするのは結構大変ですが、このウレタンはそれほどガチガチに硬化する訳ではないので、ポリッシャーがやり易くて重宝しています。

とはいえ、やはり2液ウレタンなので、油性ラッカー系よりも塗装硬度は高くなります。

早速、スピーカーサイドの上側パネルを塗ってみました↓

所詮はiPhoneのカメラなので、艶加減はあまり巧く撮れませんでしたが、鬼艶ですw

吸湿膨張と思われるヒビ割れ部分は、根気よく仕上げたせいか、ほとんど分からなくなりました↓

ただ、45度面取り小口部分は塗り肌がちょっと出てしまっています↓

これは、板表面の塗装を優先すると、小口部分は塗り肌(塗装肌)が如何しても出てしまいます。

しかも、ガン塗装のようにノズル調整が出来る訳ではなく、2液ウレタンは硬化時間が短い理由もあります。

まあ、気になるならポリッシャーで研磨すればこの程度はすぐに消えて鏡面になるので、後で研磨するかもしれません。

最悪は研磨で行けるので、今回の缶スプレーを選んだという理由もあります。

誤解のないように言っておきますが、目止めで導管を塞ぐ場合、不完全な塗装で高温多湿環境に置くと、今回話したような吸湿膨張による板のひび割れや亀裂が起こる場合があります。

なので、不完全に導管を埋めるくらいなら、自然塗料で導管を埋めず、板の呼吸を止めないままにしておいた方が安全とも言えます。

ただ、これだと、板によっては乾燥期と雨季で最大4~5㎜くらいの誤差が生まれる可能性がありますが。

エンクロジャーの構造だと、建付けに問題が出てくる可能性もありますね。

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