ちょっと前の機材を末永く使う注意点 その2

日記・雑記
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折角なので、今まで調べてきたことを書いていきます。

300万円とかする高級オーディオ機材で、10年やそこらで色々不具合になっていくのはおかしい

と考える事もあるでしょうが、残念ながら、これは日本人的感性といえます。

前回、「ハイグロス‗クリアー_白濁_割れ」が起こった某有名メーカーに、この現象をどう対処するか?を質問した事がありました(日本代理店)。

板材割れは、スピーカーの重量的にも倒壊の危険がありますし。

Q1、キャビネットを新調できるか?

A1、生産ラインが終わっている場合は一切不可能なので対応できない

Q2、在庫はあるか?

A2、キャビネットの在庫は持たない

Q3、現物修復は可能か?

A3、修復技術を持たないので対応不可

Q4、本国にメールで問い合わせた回答

A4、日本の高温多湿環境に置かれることは想定していないので、一切対応しない

以上。

なお、塗装面の劣化ですが、白濁、黄変、吸湿によるベタ付きが主な症状です。

以下、イギリスの某メーカー(日本代理店)に問い合わせた内容です。

Q1、変質した塗装を自家塗装でやり直しても良いか?

A1、塗装だけでなく、ユニット外し、部品取替え、何処かを外したり改変したりした形跡が認められた時点で、今後一切の修理作業の拒否

 

ちなみに、リコールは車業界では頻繁に行われていますが、オーディオ業界ではほとんど見た事がありません。

家電でたまに見かけるくらいですね。

余談ですが、某、イギリスのスピーカーメーカーは、ユニット独自生産を謳っています。

独自生産は聞こえは良いですが、言い換えれば代替品が全く無いという事。

この独自生産が厄介で、例えばシリーズ生産が終了した場合、使われているユニットの生産も終了、在庫も持たないので、シリーズ終了したら修理もお断りというパターンがほとんどです

海外製はこういうリスクが多いので、それを承知で購入した方が良いかもしれません。

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