部屋の片隅で埃被っていたヘッドフォンです↓
元々は?sonyのMDR-CD3000という機種ですが、一部のマニア?ではプレミア扱いされていて、状態の良いモノは高額取引されていました(もう状態の良いのが無いので過去形)。
実はコレ、発売当初は肝心のドライバーユニットに欠陥があって、次第に音が歪んでしまう症状を持っています。
私も発売当初に購入したので、バッチリこの初期不良に当たってしまい、保証期間に2回ドライバーユニットの全交換をしました。
3度目の正直となる筈が3度目も音が歪んだので、保証期間外でお金払って修理するくらいならと、これの一つ上の機種であるMDR-R10↓
のドライバーユニットを購入(当時、左右で5万円位)して換装しています。
PL法が施行される前なので、普通にサービスセンターで注文出来ました。
そこまで手を入れたので勿体なく思い、ヘッドバンドとイヤーパッドが傷んでいるので交換します。
残念ながら純正部品はとっくに手に入らず、また、例え手に入っても初期のPUレザーが加水分解で例え未使用保管部品でもベタベタボロボロになります。
先日、ネット徘徊していたらR10と同じシープレザー仕様で作っている会社を発見したので購入しました。
日本の職人が作っているのだそう。現行のMDR-Z1Rと同じ会社かな?(←結構その筋じゃ有名な会社)
ただ残念な事に、ヘッドアームとヘッドバンドが発売されていないので、ここは牛革の生地を購入して自分で裁縫して作る事にします。
30㎝×30㎝(0.6t)もあれば足りるので、4000円くらいで買えます。
購入したイヤーパッドですが、耳の当たる部分はシープレザーですが、ドライバー引っ掛け部がPUレザーなので、以前より耐久性は上がったとはいえ所詮フェイクはフェイク。
なので、そのうち0.6t牛革でイヤーパッドも作成予定です。
それと最後に、せっかくのR10ドライバーなので、当時主流の片出しコードは廃止し、現在のトレンドの両出しコードでリケーブルもします。ついでにバランス駆動化も。
リケーブルはKimberをオマージュして8本編み構造で。
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