中高域用に使っているパワーアンプですが、低域側のアンプと比べると世代が一つ前なので、6mm、8mmYラグが使えません。
現行のスピーカーゲーブルの端子が8mmYラグなので、現行は無理やり強く締めて挟んでいます↓
Yラグの先端だけ締めている状態で、強く締めないと梃子の原理とケーブルの重みで抜けてしまう事があるので、このアンプのスピーカー端子に適合するYラグ端子を作成する事になりました↓
Y部分はφ13mmになります(市販ではまず存在しない)。
本当は一体型で作成したかったのですが、金属加工会社が歩止まりの割合を設定しているので、パーツ分割を余儀なくされ、角柱部分とYプレート端子とでネジ止めです。
ネジの規格と金属加工会社の加工制限、さらに純銅(OFC)から作成するので、ネジ穴強度を考えてかなり太めになりました。
製品名は公開しませんが、市販でも純?銅製を謳っているコネクターや端子があり、芯線にネジ止めの際にちょっとでも強いトルクを掛けるとネジを舐めてしまい、二度と脱着出来なくなるものが出回っています。
ネジ舐め防止に、Yプレートラグと角柱の取り付けにリン青銅ネジ↓
ケーブル芯線の圧着に、真鍮製イモネジを使用します↓
先日のパワーアンプ用シャーシのメッキ会社に法人登録されたので、今回のYラグ端子もメッキ処理します。
WireWorld社のハイエンド・ケーブルの端子にも使われている「シルバークラッドOFCのYラグ」となります(いわゆるOFC銅純銀メッキ仕様Yラグ)。
総部品規格がクリアし、加工会社の了承も得たので既にパーツ注文しました。






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